【鬼武者Way of the Sword】百穢の斧を受け流して崩す|序盤で間合いを覚える戦い方【鬼武者WS】

【鬼武者Way of the Sword】百穢の斧を受け流して崩す|序盤で間合いを覚える戦い方【鬼武者WS】

清水坂を歩いていると、空気が急に重くなる。瘴気を吐く植物を斬った瞬間、頭上の獄窓が開いて白い巨体が落ちてくる。全身を護符で覆い、巨大な斧を片手で振り回す幻魔。名前は百穢。声は低く、言葉というより唸りに近い。

序盤で初めて「巨体」と真正面からぶつかる相手だ。佐々木巌流のような剣士でも、羅掌願のような技巧寄りでもない。振りは遅く見えるのに、一発が重い。ここで受け流しと弾きの間合いを身体に入れられるかどうかで、この先のボス戦の楽さが変わる。

この記事では、百穢が何者か、どこで戦うか、初戦と二戦目以降の違い、攻撃の予兆と対処、力動の削り方、篝火の使い方まで、実際に何度か斬り合ったうえでまとめる。

鬼武者 Way of the Swordと百穢という相手

『鬼武者 Way of the Sword』は2026年9月4日にカプコンから出た、シリーズ20年ぶりの完全新作だ。舞台は瘴気に蝕まれた江戸時代初期の京都。主人公は鬼の籠手を授かった宮本武蔵。幻魔を斬り、魂を吸い、剣の道を探していく。

戦闘の核は刀だ。ガードで凌ぐより、タイミングよく受け流し、弾いて力動を削り、崩れたところに崩し一閃を入れる。一閃そのものも健在で、敵の攻撃が届く寸前にこちらから斬り込むと、あのバッサリ感が返ってくる。黄魂は体力、青魂は鬼ノ武具、赤魂は強化。この三色を拾いながら進むのが基本になる。

『鬼武者 Way of the Sword』まず押さえる全体像
『鬼武者 Way of the Sword』まず押さえる全体像

その序盤の京都で、清水寺周辺から清水坂へ降りたあたりに百穢がいる。公式の紹介では「圧倒的な破壊力で武蔵を追い詰める」とある通り、見た目の圧が先に来る。全身の白い護符、巨大な斧、破壊そのものを目的にした動き。獄窓から現世へ這い出してきた幻魔の典型で、中ボス扱いではあるが、初見で雑に殴ると普通に沈む。

声は小野寺悠貴。言葉を交わす相手ではない。斧を振り、突進し、地面を叩き、護符の髪で掴みにかかる。武蔵側は「斬る」だけでなく「いなす」ことをここで強制される。

百穢はどこで出てくるか

初戦の場所ははっきりしている。清水坂で獄窓を封じながら進み、二つ目の獄窓の近くにある瘴気の植物を斬ると出現する。植物を切った先に先へ進むルートがあるので、避けて通るつもりでもほぼ必ずぶつかる。

倒したあとは頭上の獄窓を封じる。周辺の瘴気が薄まり、集落側へ戻れるようになる。報酬らしい報酬は出ない。ここは素材集めの場というより、剣戟の基礎を身体に入れる場だ。

【鬼武者Way of the Sword】百穢はどこで出てくるか
【鬼武者Way of the Sword】百穢はどこで出てくるか

二戦目は二条城。落とし穴に落ちた先で再び対峙する。体力ゲージは相変わらず一本だが、魂強化が乗る。攻撃の種類そのものは大きく増えないのに、掴みが追加され、一発の痛さが上がる。

その後も中洲周辺など、獄窓を封じる流れで再登場することがある。パターンを覚えていれば、初戦ほど時間はかからない。逆に言えば、初戦で間合いを雑に済ませると、二戦目で同じ斧にまた沈む。

鍛錬の間でも再戦できるので、本編で詰まらなくても、弾きの練習台として何度か呼べる相手だ。

初戦で意識すること

百穢は体力ゲージが一本の中ボスだ。本編の大ボスのように形態が何段階も変わるわけではない。だから「削り切るまで耐える」より、「力動を先に落とす」ほうが早い。

初戦の方針は単純でいい。

  • 斧の軌道が見える攻撃は受け流し、もしくは弾き
  • 体術寄りの突進と肩当たりは横へ回避
  • 青い光を纏った髪の叩きつけは、当たる直前に掴み返し
  • 無理に一閃を狙わず、崩し一閃が出せるまで力動を削る
  • 体力が減ったら離れて黄魂を吸う。殴り合いを続けない

攻撃は比較的読みやすい。その代わり、一発のダメージが大きい。ガードで受け続けると力動が一気に削られる。ガードは最後の手段で、基本は受け流しだ。

斧を振りかぶっている最中は、弾きが通る。振り終わったあとの隙間で横に回り、片手攻撃で繋ぐ。両手攻撃は力動を大きく削れるが、隙も大きい。百穢の斧が戻ってくる前に打ち切れるかだけ見て使う。

篝火がある場所なら、受け流しで相手を火のほうへ誘導できる。燃えるダメージは大きくないが、初戦で体力が心もとないときの保険になる。火に寄せすぎて自分も炎に入らないこと。

半減前後で斧に瘴気が乗り始めることがある。地面を叩いたあとに溜まりが残るので、着弾直前に跳ぶ。溜まりの上で受け流しを狙うと、成功しても足元で削られる。位置取りを一段外すだけで事故が減る。

攻撃の予兆と対処

全部を暗記する必要はない。予兆が長い攻撃から先に覚える。

突進

構えを解いて姿勢を低くしたら突進が来る。密着していても使うので、近距離だから安全、という考えは捨てたほうがいい。当たると吹き飛び、ダウンする。受け流しでも回避でもいいが、弾きにくいので横へ逃げるのが安定する。突進後は一瞬止まる。そこで両手を一回入れる。

振り下ろし

飛び上がって一回転したら、斧の振り下ろし。火力が高め。ガードすると力動が大きく減る。モーションは長いので、焦らず受け流す。着地の衝撃で周囲にも判定が残ることがあるので、成功したあとにすぐ踏み込みすぎない。

通常の斧振り

左右、斜め、連続で振る。白い軌道が見える斬撃は弾きか受け流し。連続の二撃目、三撃目でタイミングがズレやすい。一発目を弾いたら、二発目は受け流しに切り替えると事故が少ない。

肩当たり・走り込み

弾きにくい。横回避。回避後に背中側へ回れると、短い追撃が入る。真正面で受けようとしない。

青い髪の叩きつけ(掴み)

護符の髪が青く光る。腕ではなく髪で掴みに来る。当たる直前に掴み返す。初戦では出にくいが、二戦目以降の魂強化状態では明確に増える。青く光った瞬間に回避へ逃げるより、掴み返しのタイミングを覚えたほうが早い。失敗すると大きく持っていかれる。

瘴気を乗せた叩きつけ

斧に瘴気が乗った状態で地面を叩く。着弾地点に溜まりが残る。跳びで回避し、溜まりには入らない。溜まりの中で受け流しを成功させても得はない。

予兆を見たら「何の攻撃か」より「今は弾くか、横へ逃げるか」だけ決める。考えすぎると斧が先に届く。

力動、崩し一閃、魂の使い方

今作のボスは、体力を削るより先に力動を削ったほうが戦いが短い。百穢も例外ではない。弾きが一番力動を削る。受け流しでも削れる。ガードではほとんど削れないうえ、自分の力動が減る。

力動が落ちて体勢が崩れたら崩し一閃。時間が止まり、斬る箇所を選べる。赤く光っている場所は大ダメージ、紫は魂が出やすい。初戦で体力が不安なら紫を選んで黄魂・青魂を確保する。火力に余裕があるなら赤で一気に削る。

一閃そのもの(攻撃直前の切り込み)は気持ちいいが、巨体相手の初見では窓が狭い。百穢で無理に一閃を重ねると、振り下ろしに相打ちで沈む。弾きで力動を落とし、崩し一閃で大きく削り、通常の一閃は「予兆が完全に読めたときだけ」でいい。

魂の色は役割が分かれている。

  • 黄魂:体力回復。被弾した直後に吸う
  • 青魂:鬼ノ武具のゲージ。地鳴や二天を回したいときに拾う
  • 赤魂:強化用。戦闘中に無理して追わなくていい

戦闘中は黄と青を優先する。赤は戦いが終わってから拾えば足りる。

気焔は弾きを重ねると溜まる。気焔中は与ダメージが伸び、青魂も出やすい。満タンになった鬼覚醒をすぐ必殺で吐かないこと。覚醒中は一閃が決まりやすいので、一閃で削って、ゲージが尽きる直前に鬼ノ武具で畳むほうが総ダメージは大きい。

鬼ノ武具と弓の使い分け

百穢は単体の巨体なので、周囲払いより単体火力と力動削りが合う。

双刀の二天は連撃と回復寄り。体力が削れているときに出して、間を作る。大鎚の地鳴は力動削りと部位破壊向き。斧の隙間で叩き込むと、崩し一閃までの時間が短くなる。風巻は雑魚掃討向きで、百穢単体では優先度が落ちる。

鬼ノ剛弓は必須ではないが、回復行動や離れた位置からの牽制に使える。糸や袋を切る相手ではないので、弓を構えたまま立ち止まる必要はない。斧の振り終わりに一発入れて、すぐ刀に戻る程度でいい。

【鬼武者Way of the Sword】鬼ノ武具と弓の使い分け
【鬼武者Way of the Sword】鬼ノ武具と弓の使い分け

序盤のスキルは、受け流し・弾き・一閃まわりを先に振る。刀の基礎強化のあとに、攻撃中の魂吸収が解禁されたら優先する。百穢戦で黄魂を吸えずに落ちるのは、吸収の遅さが原因のことが多い。

御守は被ダメージ軽減と力動まわりを厚くすると楽になる。見た目や収集より、今の戦いが安定するほうを装備する。

二戦目以降で変わること

二条城の落とし穴先が分かりやすい。体力は一本のままなのに、魂強化が乗る。見た目の護符に血が滲み、動きが一段荒くなる。

追加で意識するのは掴みだ。髪が青く光ったら掴み返し。強化後はダメージも上がるので、初戦と同じ感覚でガードしていると力動が先に死ぬ。

新しい技が山ほど増えるわけではない。初戦の予兆がそのまま通じる。違うのは「一発の重さ」と「掴みの頻度」だけだ。焦って攻めすぎず、同じ間合いでいなす。

後のエリアで獄窓から再登場したときも同じだ。植物や瘴気源を斬った拍子に出てくるので、探索中の装備が雑なままだと痛い。破魔鏡で戻れるようになったら、御守と袋を整えてから獄窓を封じに行く。

初心者が詰まりやすい点

一番多いのは、ガードで斧を受け続けることだ。一見安全に見えるが、力動が減り、次の弾きが間に合わなくなる。受け流しのタイミングが分からないうちは、一歩下がって回避し、予兆だけ見る。当たって覚えるより、空振りを見て覚える。

次に多いのは、真正面で張り合うこと。巨体は正面の判定が広い。横へ一歩ずらすだけで斧が空を切る。カメラが近くなりすぎたら、少し引いて全体を見る。

篝火や瘴気の溜まりを無視して戦うのももったいない。火へ誘導できれば削りが早くなるし、溜まりに入れば受け流し成功が無駄になる。床を見る癖をここで付ける。

回復アイテムを温存しすぎて落ちる人もいる。百穢に特別なドロップはない。死んでやり直すより、今の一本を安定させたほうが先が早い。体力が半分を切ったら離れて黄魂を吸う。吸える位置に魂があるのに殴り続ける必要はない。

難易度をストーリー寄りに下げても恥ではない。今作はアクションモードのほうが間合いの気持ちよさは出るが、巨体の初戦で操作を固めるほうが先決だ。操作タイプは防御寄りが見やすい。時代劇のように、相手の斧が届く寸前まで動かず、弾いてから踏み込む。その静と動が、この戦いの核になっている。

百穢で身につけておくべき習慣

この相手は、後ろの羅掌願や巌流、怒伐天のための練習台だ。ここで雑に勝っても、次で同じ癖が出る。

白い斬撃は弾くか受け流す。青い攻撃は掴み返し。突進と肩は横へ逃げる。力動が落ちたら崩し一閃。覚醒は溜まった瞬間に吐かない。床の火と瘴気を見る。この六つが通れば、百穢はもう脅威ではない。

初見で全部を綺麗に決める必要はない。振り下ろしだけ確実に受け流せるようになれば十分だ。次の周回、あるいは鍛錬の間で、弾きの精度を上げる。弾けるようになると、気焔が維持でき、青魂が増え、鬼ノ武具の回転が良くなる。戦闘全体が軽くなる。

探索側の話を少しだけする。清水坂一帯は獄窓と植物がセットになっている。植物を斬る前に周囲の収集物を拾っておくと、戦闘後に戻る手間が減る。戦闘中にアイテムを開く余裕はあまりない。袋と御守は入る前に決める。

小野篁の鍛錬の間は、本編で勝ったあとに寄ると報酬が拾える。百穢の再戦は、弾きの感覚が鈍ったときにちょうどいい。本編の進行を止めずに、剣の感覚だけ戻せる。

まとめ

百穢は、京都の序盤で最初にぶつかる本格的な巨体だ。白い護符、巨大な斧、獄窓から落ちてくる登場の仕方まで含めて、幻魔らしい圧がある。体力は一本。技は多くない。痛い。それだけだ。

勝ち方は派手さより間合いだ。斧は受け流すか弾く。突進は横へ逃げる。青い髪は掴み返す。力動を落として崩し一閃。火があれば誘導し、瘴気の溜まりには入らない。二戦目以降は魂強化と掴みが増えるが、予兆は初戦と同じだ。

ここで弾きの間合いを身体に入れると、この先の剣戟が一段楽になる。逆に、ガードで凌いで削り勝つと、次の相手で同じやり方が通用しなくなる。百穢は倒す相手であると同時に、武蔵の剣を整える相手でもある。

斧が空を切った瞬間に踏み込む。その一拍を、清水坂で覚えておけばいい。

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