【鬼武者Way of the Sword】クリア後にやること全部|鬼殺と周回の引き継ぎ【鬼武者WS】
エンディングが流れたあとに、タイトル画面へ戻ると少しだけ空気が変わる。いままで選べなかった難易度が並び、衣装が増え、クリア済みデータを読んで「はじめから」を選べるようになる。ここからが、この作品の後半戦だ。
『鬼武者 Way of the Sword』は一周で終わる作りではない。能力は一周では埋めきれず、最高難易度はクリア後にしか開かない。一方で、刀や装束の強化は周回でリセットされる。何を残して何を捨てるかだけ先に頭へ入れておくと、二周目がかなり楽になる。
この記事では、クリア直後に解放されるもの、二周目へ持ち込めるもの、持ち込めると思い込んで損しやすいもの、そして鬼殺を始める前にやっておくべき準備を、実際に一周してから二周目へ入ったときの感覚でまとめる。
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まず知っておきたい全体像
舞台は瘴気に侵された江戸初期の京都。主人公は宮本武蔵。幻魔に一度殺され、鬼の籠手を得て蘇る。物語は一本道に見えるが、街区を行き来しながら獄窓を封じ、狛犬を拾い、京都奇譚と一樹之陰を潰していくセミオープンな作りになっている。
本編だけなら二十時間前後。寄り道を厚くすると二十五〜三十時間。プラチナまで含めると六十時間は見ておいた方がいい。プラチナの核は「鬼殺での本編クリア」と「鍛錬の間でのボス再戦」なので、最低でも二周は必要になる。
難易度は三段階。
- 活劇:物語優先。ガイドが出やすく、ボスの猶予も広い
- 剣戟:標準。予備動作を自分の目で読む前提
- 鬼殺:一周クリア後に解放。既存セーブの途中から切り替えられない
鬼殺は「今のセーブの難易度を上げる」機能ではない。タイトルからはじめから選び、クリア済みデータを読み込んで新しく始める必要がある。ここを誤解すると、強化を全部振り切ったセーブで難易度だけ変えようとして詰まる。

クリア後にすぐ増えるのは、大きく四つ。
- 難易度「鬼殺」
- クリアデータの一部引き継ぎ(いわゆる二周目)
- パンダの着ぐるみと月橋渡の衣装
- 鍛錬の間でのボス再戦を本格的に回す余地
衣装は破魔鏡から着替えられる。パンダはシリーズを知っている人なら一度は着る運命にあるやつで、月橋渡は京都・嵐山商店街の公式キャラクターをモチーフにした着ぐるみだ。見た目用なので強さは変わらない。強さを取りに行くなら、衣装より能力と御守と袋の方を先に見る。
クリア直後にやる順番
エンディング後、いきなり二周目を始めない方がいい。この作品はクリア後も「最終任務の直前」へ戻れる。Continueを選ぶと、源義経戦に入る前の状態から再開できる。つまり、クリア前に取りこぼした収集を、同じセーブで拾い直せる。
自分が実際にやった順番はこうだ。
- クリア直後のセーブを残したまま、最終任務前へ戻る
- 地図を開いて空白を潰す
- 余っている赤魂を全部使う
- 御守・鬼灯袋・能力で振れるものは振る
- それからタイトルへ戻り、クリアデータを読んで二周目を始める
最終任務に入ると自由探索が一時的に止まる。手動セーブを残さずに突っ込んでも、クリア後に戻れる仕様ではある。ただし保険として、任務開始前の破魔鏡で一度セーブを切っておくと気持ちが楽になる。
赤魂は二周目に持ち越せない。余らせたままクリアすると、その分は消える。能力ツリーの上位強化、鬼ノ武具の火力、御守の強化に全部使ってから次へ進む。
二周目に引き継がれるもの
ここがこのゲームの核になる。残るのは「武蔵が覚えたもの」と「集めたもの」で、消えるのは「刀と服に積んだもの」と「物語の進行」だ。
引き継がれる。
- 眼・腕・脚の部位覚醒
- 基本能力と特殊能力の強化状況
- 鬼灯袋の入手と強化
- 道具、一部の素材、お金、お供え物
- 御守の収集と強化
- 装いの収集
- 稽古と強敵再戦の解放・達成
- 幻魔雑記
- 狛犬
- 鬼ノ武具そのもの
二周目の序盤から、一閃の連鎖、弾き、気焔、完全覚醒まわりの型が残っている。刀の数字は初期に戻るのに、手の感覚だけは終盤のまま残る。序盤の雑魚が急に「通るための敵」に変わるのは、このせいだ。
袋と御守が残るのも大きい。黄魂を吸う隙に斬られる事故が減り、回復の回転が最初から安定する。一周目で袋の枠と回復量を上げておくほど、鬼殺の序盤が楽になる。
狛犬と幻魔雑記も残る。収集コンプを一周で終わらせておけば、二周目は物語と強化素材の回収に集中できる。逆に、収集を後回しにすると、鬼殺のマップを一から探すことになる。敵が硬い状態で箱を漁るのは、想像以上に疲れる。

二周目に消えるもの
消える側を先に把握しておかないと、一周目の強化の振り方が狂う。
引き継がれない。
- 本編、京都奇譚、一樹之陰の進行
- 装束・刀・籠手の強化段階
- 装備強化用の素材(絹織物、玉鋼など)
- 所持している赤魂
- 破魔鏡の解放
- 鬼ノ門の進行
- 赤魂交換で開く対象
- 鬼ノ剛弓
刀と籠手を最大まで上げても、二周目ではまた素材から積み直す。一周目で刀ばかり強化して能力を後回しにすると、二周目の序盤で「手は覚えるのに刃が通らない」状態になる。実際にやってみると、能力を厚く残した方が気持ちよく斬れる。
京都奇譚は8件、一樹之陰は18件。どちらも進行がリセットされる。報酬の御守や素材は、一周目で受け取り済みなら御守自体は残る。ただしクエストそのものは二周目でも発生する。サブを全部潰す必要は二周とも同じではないが、素材が欲しいなら二周目でも拾うことになる。
破魔鏡が消えるので、マップの拠点も最初から開き直す。ワープの感覚がリセットされるのは地味に痛い。鬼ノ門も最初からになる。能力ツリーの後半は門の回数で解禁されるので、二周目でも門はちゃんと踏む。
剛弓が消える点も忘れやすい。弓で糸を切ったり、届かない核を撃ったりするギミックは、二周目の同じタイミングで取り直す必要がある。
一周目で埋めておくべきものと、二周に回すもの
力石と鬼石はどちらも54個。特殊能力と鬼ノ武具まで全部最大にするには足りない。一周で全部埋めようとすると、終盤の素材集めだけで時間が溶ける。
一周目で優先して埋めるもの。
- 眼覚醒の探知系(宝物、探索範囲)
- 一閃、連鎖一閃、弾き、気焔
- 魂吸収の改善
- 鬼灯袋の枠と回復
- 治癒・守り・攻撃寄りの御守
- 狛犬36、幻魔雑記23
- 京都奇譚と一樹之陰のうち、御守が報酬のもの
二周目に回していいもの。
- 能力ツリーの最上位
- 鬼ノ武具の最終強化
- 装束・刀・籠手の最大強化
- 鬼殺限定の装いと隠し武器
眼覚醒の探知を早めに取ると、箱と狛犬の取りこぼしが減る。一周目の探索効率はここで決まる。袋は中盤の連続戦闘で空になりやすいので、素材が手に入ったら拠点へ戻って渡す。後回しにすると、黄魂を吸いにいって斬られる事故が増える。
装備強化のトロフィーは「一度強化する」段階でも点が付くものがある。最大まで上げる必要は一周目にはない。絹と玉鋼は二周目でも拾い直すので、今足りない分だけ上げればいい。
鬼殺に入る前の準備
鬼殺は幻魔の硬さ、火力、攻撃の粘りが一段上がる。活劇や剣戟で「なんとなく勝てた」相手が、予備動作を読まないと二発で落ちる。嵐山の巌流は特にその傾向が強い。
既存データから難易度だけ変えることはできない。鬼殺で遊ぶなら、クリアデータを読んではじめから始める。一度鬼殺を選ぶとその周回は固定で、途中で活劇や剣戟へ下げられない。警告が出るので、そこを読み飛ばさない。
鬼殺に入る前にやっておくと効くこと。
- 赤魂を残さない
- 袋を上げ切る
- 御守は覚醒と鬼力を優先して最大まで振る
- 完全覚醒の持続と威力を取れるところまで取る
- 最終任務前に収集の空白を潰す
- 鍛錬の間で、剣戟のボス再戦を一度回しておく
鬼殺のボスは、通常状態で長く殴り合うほど事故る。完全覚醒の回転と鬼ノ武具の温存が安定の軸になる。御守は「治療三枚」より「覚醒・鬼力・攻撃」の方が後半で効く。序盤に治療を厚くして、型が固まってから差し替えるのが無難だった。
鍛錬の間は六道珍皇寺まわりから入る。ベルで相手を選ぶ。活劇と剣戟で全ボスを倒すと刀装がもらえる。最高難易度の再戦は、鬼殺の本編をクリアしてからでいい。下位難易度を先に潰しておくと、動きの確認だけ先に済む。

クリア後のやり込みで実際に時間が溶ける場所
やり込み要素は多いが、全部を同時に追う必要はない。自分が時間を使った順に書く。
鍛錬の間の再戦。本編のボスをもう一度、一対一で斬る。パターンを覚える場所として優秀で、プラチナ条件にも入る。全難易度が要求されるが、最高難易度で倒せば下位は内包されることが多い。源義経と嵐山の巌流は、再戦でも気を抜くと落ちる。
狛犬36匹。マップを見て回れば見つかるが、視界の端や段差の下にいる。紫式部に報告すると刀装がもらえる。一周目で終わらせておくと、二周目の探索がかなり軽い。
御守15種。サブクエスト報酬が多い。戦闘向きのものと探索向きのものが混ざる。枠が少ないので、強化素材は最大まで振ったものだけ残す。中途半端に複数を上げるより、使う三枚を上げ切った方がいい。
能力の全強化。トロフィー条件でもある。鬼石が一周では足りないので、二周目の門と宝箱を前提に考える。力石は基本能力、鬼石は部位覚醒と鬼ノ武具。赤魂は威力上昇に溶ける。
装備・袋・御守の最大強化。絹織物25、玉鋼25が目安。街区の箱と獄窓まわり、サブの報酬から出る。頼政の碑で赤魂を素材に替えられるが、高い。赤魂はまず能力へ回し、足りない分だけ買う。
鬼殺クリア。隠し武器の毘沙門剣がここから出る。装いを集めたい人、火力の天井を見たい人向け。クリア報酬で刀の見た目や羽織が増える、という話も出ている。見た目目的でも、一度は通る価値がある。
京都奇譚8件は、クリアすると奇録帖に残る。世界観を読む用だが、報酬素材も付く。一樹之陰18件は市民の依頼で、御守と素材の主な出どころ。二周目で進行が消えるので、「報酬だけ残してクエストはもう一度」になる。
効率のいい二周目の回り方
二周目は「強くなった武蔵で、弱い刀を持ち直す」時間になる。能力は残っているので、序盤の型はすぐ出せる。足りないのは武器の数字と、リセットされた素材だ。
二周目で意識したこと。
- 街区が開いたら一周して箱と素材を拾う
- 市民を助け、小さな箱を開け、獄窓を封じる
- 瘴気壁は腕覚醒後に壊す。力石が壁の向こうにあることが多い
- ストーリーを少し進めて覚醒を得てから、清水坂や洛東へ戻る
- 刀は極端に上げすぎず、今足りない段だけ上げる
- 赤魂は能力の残り穴を埋めてから素材購入へ回す
一周目と同じ道を歩くが、戦闘時間は短い。雑魚は風巻で数を減らし、残りを片手で処理する。黄魂が欲しい場面では二天。硬い相手には地鳴で一閃までの距離を縮める。巨大な相手は弓と環境物。この役割分担は一周目と同じで、二周目はそれを最初から使える。
素材不足なら、八坂の塔、鴨川東、四条通あたりの周回が楽だった。ただし鬼殺だと雑魚も痛いので、無理に稼ぎ場へ長居しない。ストーリーを進めて街区が開くたびに拾う方が、結果的に早い。
二周目でも最終任務前に地図を開く。進行はリセットされているので、奇譚と一樹之陰の空白がもう一度出る。全部やる必要はない。欲しい御守と、絹・玉鋼が足りない分だけ潰す。
損しやすいポイント
装備強化が消えることに不満を持つ人は多い。実際、刀を最大まで育てた直後にリセットされると虚しい。ただ、能力と袋と御守が残る設計なので、「剣の型は残して、刃の数字だけもう一度積む」ゲームになっている。一周目からそのつもりで振ると、怒りは減る。
赤魂を貯めたままクリアするのは一番もったいない。交換所の在庫も二周目では最初に戻る。今開いている対象に全部使ってから終わる。
最終任務に入る前の探索をサボると、クリア後の掃除が長くなる。クリア後に戻れるとはいえ、決戦前に空白を潰した方が頭が整理される。特に鬼の隠した宝、力石、鬼石は、門の進行と連動しているものがある。
鬼殺を「今の強いセーブのまま難易度変更」だと思わない。必ずはじめからになる。強い状態で京都をもう一度歩くのが、この作品のクリア後だ。
アクションプロンプトは早めに切った方がいい、という話もある。表示は「何を押すか」しか教えてくれず、「いつ押すか」は自分で覚える必要がある。鬼殺ではガイドに頼る暇がない。剣戟の時点で切っておくと、二周目の感覚がつながる。
消耗品は序盤で使い切らない。効いてくるのは嵐山の巌流と、最後の源義経だ。袋が育っていれば黄魂依存は減るが、回復アイテムの保険は残しておく。
プラチナまで見るなら
目安は六十〜七十時間。戦闘に慣れている人はもう少し短い。収集を後回しにすると、終盤の掃除だけで十数時間溶ける。
現実的な流れはこうなる。
- 活劇か剣戟で本編を進める
- 最終任務前に収集とサブを厚く拾う
- 能力・袋・御守を振れるだけ振る
- クリア
- 最終任務前に戻って取りこぼしを回収
- クリアデータで鬼殺を開始
- 二周目で残りの能力と装備を完成させる
- 鬼殺で本編クリア
- 鍛錬の間で全ボスを全難易度
トロフィーに取り逃しはない、という確認が複数出ている。初回で完璧に進める必要はない。ただし「一周で全部終わらせる」より「一周目で型と収集、二周目で数字と鬼殺」の方が、このゲームの設計には合っている。
源義経は体力が三段ある。第三形態は完全覚醒中でないと削れない。ゲージを温存する戦い方は、本編でも再戦でも同じ。鬼殺で初めて見ると思わぬ事故になるので、剣戟の再戦で一度動きを見ておくと安心できる。
まとめ
クリア後に増えるのは、鬼殺、一部引き継ぎの二周目、パンダと月橋渡、鍛錬の間の本格運用、そして隠し武器への道だ。残るのは覚醒と能力、袋、御守、装い、収集物。消えるのは物語進行、刀と装束と籠手の強化、強化素材、赤魂、破魔鏡、門、剛弓。
一周目は型を作り、見えるものを拾い、袋と御守とスキルを育てる。最終決戦の手前で地図を開く。余った赤魂は使い切る。二周目は残った能力を埋め、刀を積み直し、鬼殺の京都をもう一度斬る。
刀の数字がリセットされるのは確かに惜しい。それでも、一閃の手は残る。そこがこの作品の周回だ。エンディングのあとにタイトルへ戻ったら、まずは最終任務前のセーブを確認するところから始めるといい。
