【サイレントヒルタウンフォール】輸血パズルの通し方完全攻略【SILENT HILL: Townfall】

【サイレントヒルタウンフォール】輸血パズルの通し方完全攻略【SILENT HILL Townfall】

医療センターが赤く歪み始めた瞬間から、このゲームの空気は一段変わる。霧の町を歩いていたときの静けさとは別物で、床も壁も湿っていて、点滴のチューブが血管みたいに天井から垂れ下がっている。そこで行き止まるのが、血液バッグと円盤の輸血装置だ。ヒントは部屋中に散らばっているのに、焦ると全部が同じ赤に見えてしまう。ここでは実際に通した手順で、バッグの場所から円盤の回し方までまとめる。

このゲームが何をしているのか

『サイレントヒル タウンフォール』は、1996年のスコットランド、架空の孤島セントアメリアを舞台にした一人称のサイコロジカルホラーだ。主人公はサイモン・オーデル。灰色の海から漂着し、右手首には自分の名前が書かれた医療用リストバンド、左腕には輸液バッグをつけたまま町へ入る。手がかりになるのは、シリーズおなじみのラジオではなく、ポケットサイズのブラウン管テレビ「CRTV」。ノイズの向こうからゾーイの声が聞こえてきて、町の断片と脅威の位置を同時に拾っていく。

開発はグラスゴーのScreen Burn Interactive。コナミとAnnapurna Interactiveの共同パブリッシュで、2026年9月24日にPS5とPCへ配信された。視点が一人称になったことで、扉の取っ手、点滴スタンド、病室のカーテンの隙間まで距離が近い。戦闘はできる。鉄パイプで殴れるし、銃もある。ただ弾薬も耐久も有限で、発砲音は周囲のクリーチャーを呼ぶ。基本は隠れて通すゲームだ。

【SILENT HILLTownfall】
【SILENT HILLTownfall】

物語はパートに分かれている。序盤は埠頭とショアフロント、診療所、ゾーイの家。中盤に入るとセントアメリア医療センターへ入り、一時的にゾーイ視点で患者の処置をこなす。そのあと世界が裏返り、同じ建物の「異変後」へ引き戻される。血液バッグを集めて輸血装置を動かすのは、このパート3「患者」、チャプター8「多数をひとつに」の核だ。

パズルは数字合わせだけではない。患者のカルテ、バッグに書かれた走り書き、壁の血液型プレート、サイモン自身のリストバンドが全部つながっている。だから答えだけ暗記するより、何を見ればいいかを先に頭に入れておいた方が早い。

始める前に押さえておくこと

異変後の医療センターに入る前に、普段の動きを一度整理しておく。ここは袋小路が多く、大型の敵が廊下を巡回する。倒せる相手ではない。ロッカーに隠れてやり過ごすか、反対側へ移動した隙にバルブを回すかの二択になる。

セーブは公衆電話や室内の固定電話で「100」を回す。回数制限はない。バッグを拾う前、病棟の扉を開ける前、円盤に触る前は必ず一度かけておく。死んだあとに同じ通気口を三度這うのは、このゲームでは普通に起きる。

回復はガーゼと、空のIV袋に輸液を合わせた蘇生が中心になる。ゾーイ視点の区間では、回復を使わずに通すとトロフィー条件にも触れる。サイモン視点に戻ったあとは無理せず使っていい。ただし袋は有限なので、被弾前提で突っ込まない。

CRTVはここでも使う。敵のシルエットを壁越しに拾えるだけでなく、病室のテープやラジオから信号が飛ぶ。色を枠に収める操作が出る場所もある。PS5なら本体を傾ける感覚で弱い信号を拾える。暗い廊下に出る前に一度合わせる癖をつけておくと、不意打ちが減る。

武器は鉄パイプが安定する。通気口を抜けた先の塞がれた扉付近で拾える。殴りすぎると折れるので、大型には振らない。音で誘導したいときは瓶かレンガを先に投げる。真正面から走るより、物陰から覗いて経路を決めた方が残弾が残る。

血液バッグは五本ある

最終的に壁へ掛けるのは三本だけだが、病棟を開くために先に二本使う。順番を間違えると行き止まりになるので、拾う順で書く。

最初に取るのはアラン・ダンカンの血液バッグだ。中央ホールから右の廊下を最奥まで行き、下側の部屋へ入る。通気口をしゃがんで抜けた先のベッド左にある。同じ部屋のテープレコーダー横に、ゾーイの患者一覧がある。これを読むと、残りのバッグの部屋番号が地図に落ちる。 Duncanのバッグは持ち歩く用ではない。中央ホール左側、S.W.と書かれた扉横の輸血装置へセットしてスイッチを入れる。これで病棟S側が開く。

病棟Sの05号室、ベッド横がサラ・ワトソン。バッグには「Rhythm holds. Head doesn’t.」とある。頭部外傷で脈が速い、というカルテと後で照合する。同じ病棟の12号室がレスリー・グリア。13号室からはしごで上階へ上がる必要がある。グリアのバッグはBマイナスで、こちらも壁には掛けない。中央ホール右側、D.P.側の輸血装置へ入れて扉を開く。

残る二本は病棟Dと病棟Pに分かれている。マシュー・クラークは病棟Dの02号室。エレベーターのボタンを押すとバッグだけ下階へ落ちる。自分はすぐには取れない。ジョージ・マキューアンは病棟Pの10号室。06号室北側の通気口から下へ降りて取りに行く。バッグと同時に病棟Pのマスターキーが手に入るので、03号室を開けて、先ほど落としておいたクラークのバッグをエレベーター扉の隙間から回収する。

SILENT HILLTownfall
SILENT HILLTownfall

クラークを落とす前にP側へ行ってしまうと、往復が増える。Dで落としてからPの通気口へ回る、この順が一番短い。

病棟Dからの脱出はバルブ二箇所。05号室と10号室。大型の敵が部屋の反対側へ歩いた瞬間に回す。近づかれたらロッカー。戦わない。ここで消耗すると、戻ったあとの配置作業で手が震える。

壁に掛ける三本の見分け方

中央ホールへ戻ると、左右の壁に空のスロットと患者アセスメントのクリップボードがある。バッグの走り書きと、クリップボードの傷の記述を合わせる。

サラ・ワトソンは左側の一つ目。頭部外傷、脈拍90前後。「Rhythm holds. Head doesn’t.」がそのまま頭部の絵と対応する。マシュー・クラークは左側の二つ目。額の小さな切り傷、従命はできるが言葉が散る、という記述。ジョージ・マキューアンは右側。二度熱傷と三度熱傷。「All over. Nothing left to cool.」が火傷のカルテと重なる。

位置の数え方がガイドによって違うことがある。空スロットを全部数える書き方と、使えるフックだけ数える書き方があるからだ。迷ったらクリップボードを先に読む。絵と数値を見てからバッグを近づければ、番号を覚えなくても置ける。

三本が正しい位置に入ると、両開き扉左のスイッチが生きる。押すと血が管内を走り、奥の部屋が開く。セーブしてから入る。

円盤は血液型の問題である

奥の扉は、中央に「ORDELL」と書かれたガラス容器、外周に患者のイニシャル、その間に赤い配管の乗った回転リングが重なっている。見た目は配管パズルだが、中身は輸血の適合表だ。

サイモンの血液型はインベントリの医療用リストバンドで確認できる。Aプラス。壁のプレートには、Aプラスが受け取れる型が並んでいる。Aプラス、Aマイナス、Oプラス、Oマイナス。サイモン自身がAプラスを出す前提なので、外周から中央へつなぐのは適合する提供者だけ。

【完全攻略】『サイレント ヒル タウン フォール』パート1:ホテル、ゾーイ宅、診療所、薬局
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外周のイニシャルと型は、先ほど掛けたバッグとホールの記録で照合できる。

  • H.M. Oマイナス
  • S.W. Aプラス
  • R.D. ABマイナス
  • M.C. Bプラス
  • G.M. ABプラス
  • T.F. Oプラス
  • S.H. Bマイナス
  • D.H. ABプラス

Aプラスへ渡せるのはこの中だと H.M.(Oマイナス)、T.F.(Oプラス)、S.W.(Aプラス)の三本。ABやBはつながない。つなぐと混血が破綻して扉は開かない。

操作は各リングを回し、三本のイニシャルから中央の容器まで配管が途切れずに届くようにする。他のイニシャルの管は中央へ入れない。三本が直線で届いたら中央のオーデルを選択して確定する。血が容器を満たし、扉が開く。

リングは一つ動かすと別の経路が切れる。外周から内側へ、一本ずつ通して確認した方が早い。最初から全部を同時に合わせようとすると、赤い線が重なって見えなくなる。

Aマイナスの提供者はプレート上は適合するが、この円盤の外周には該当するイニシャルが使われない。探さなくていい。Oマイナス、Oプラス、Aプラスの三点だけ見る。

よく止まる場所

通気口の先でバッグを取りこぼす人が多い。ダンカンの部屋は南東の最奥で、ベッド左を調べないと反応しない。クラークは落としたあとに取りに戻る必要がある。Pの03号室のエレベーター隙間を見ないと、バッグがマップ上に残ったままになる。

S.W.とD.P.の装置に、壁用の三本を入れてしまうミスもある。ダンカンとグリアは扉開け専用。ワトソン、クラーク、マキューアンを先に消費すると、ホールへ戻ったときにスロットが埋まらない。

円盤でBプラスのM.C.やABのG.M.をつないでしまうのもよくある。プレートを読まずに「全部つなげばいい」と思いがちだが、適合しない血を中央へ入れると反応しない。リストバンドを先に開く。

大型の敵がいる病棟Dでは、バルブを急いで回して見つかることが多い。敵の足音が遠ざかってから動く。ロッカーは複数あるので、入る位置を先に目で追っておく。

CRTVの色合わせで詰まったときは、右スティックで動きを止めてから方向キーで枠へ入れる。信号番号「約28」付近のラジオが該当する。無視しても先へは進めるが、 hinter が一個欠ける。

このパズルが物語側で何をしているか

表面は医療手順の再現に見える。バイタルを読み、レントゲンを撮り、投与量を体重88キロで計算し、挿管の位置を長押しで決める。ゾーイ視点の手術室は、ゲームとして手数が多い。その延長で異変後のセンターが「血を分けて一人にする」装置になる。

章タイトルは「多数をひとつに」だ。複数の患者の血を、オーデルという一つの名前へ流す。適合する型だけが中央へ届く。合わない型は同じ建物にいても容器へ入らない。サイレントヒルらしい残酷さは、数字の正しさの向こう側にある。バッグの走り書きは、処置の失敗や火傷、頭部外傷の記録でもある。パズルを解くことと、町が何を隠しているかを同時に読まされる。

hinter はカルテだけではない。ゾーイの患者一覧、テープ、壁のプレート、リストバンド。同じ情報を別の媒体で繰り返す。焦って円盤だけ回すより、ホールを一周してメモを読み直した方が早い理由がそこにある。

効率よく通すための順番

  1. 電話でセーブする。
  2. 右奥の通気口からダンカンのバッグと患者一覧を取る。
  3. 左のS.W.装置にダンカンを入れて病棟Sへ入る。
  4. 05号室でワトソン、はしご経由の12号室でグリアを取る。
  5. 右のD.P.装置にグリアを入れてDとPへ入る。
  6. Dの02号室でクラークを下へ落とし、Pの通気口からマキューアンとマスターキーを取る。
  7. Pの03号室でクラークを回収する。
  8. Dのバルブ二箇所を、敵が反対側にいる間に回してホールへ戻る。
  9. 左一つ目ワトソン、左二つ目クラーク、右マキューアン。
  10. スイッチを入れて円盤部屋へ入り、H.M.・T.F.・S.W.だけをオーデルへつなぐ。

この十手を崩さなければ、同じ廊下を四往復しなくて済む。地図は上階の金属扉付近のカウンターで追加される。病棟の番号が細かいので、地図が出てから部屋を潰した方がいい。

収集物を拾うなら、レントゲン室奥のカウンターに奇妙なハガキ、病棟Wの06号室、病棟Pの08号室の医療棚もついでに見る。本筋には不要だが、戻るのが面倒な位置にある。

【完全攻略】『サイレント ヒル タウン フォール』病院パート:患者を「正しく」扱う部屋
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戦闘より先に見るもの

異変後のセンターでは、見える敵より見えない敵の方が強い。巡回ルートは廊下の長辺を往復する。交差点で止まってCRTVを合わせ、シルエットが遠ざかってから横切る。真正面のドアを開けて飛び出すと、ほぼ見つかる。

音は両刃だ。瓶で誘導できるが、誘導先に別の個体がいると詰まる。誘導するなら行き止まり側へ投げ、自分は逆側のロッカーへ入る。鉄パイプは扉の先にいる小型へだけ使う。大型の胸の裂け目からチューブが出るタイプは、接近戦の勝ち筋がない。

弾薬を残したいなら、この章では撃たない方がいい。後の屋外と港で使う場面の方が痛い。

circlar を見たあとに残るもの

扉が開くと204号室の鍵を使う廊下が続く。章のトロフィー「大勢から1人へ」は進行で入る。パズル自体に分岐はない。型を間違えてもゲームオーバーにはならず、ただ開かないだけだ。やり直しは効く。

この先も医療のモチーフは残る。ただしバッグを五本抱えて歩く区間はここで終わる。ホールの赤い床と、リストバンドのインクが滲んだ感じは、クリア後も目に残る。

一人称で点滴スタンドの下をくぐると、シリーズの古い病院マップより身体の距離が近い。その分、適合表という冷たい理屈が効いてくる。血の色は演出だが、つなぐ線は血液型の規則そのものだ。だから円盤は、雰囲気で回すより、リストバンドを開いてから回した方が速い。

セントアメリアの霧は外にも続く。医療センターを出てもCRTVのノイズは止まない。バッグを掛け終わったあとに一度、ホールのクリップボードを読み返すと、患者の名前がただのイニシャルではなくなる。それがこのパズルの残り方だ。

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