グレイブヤードキーパー2釣り完全ガイド|竿・エサ・釣り場の実践解説【Graveyard Keeper 2釣り】
序盤に釣竿を手に入れた瞬間、「これで飯と金が楽になる」と思った人は多いと思う。実際、釣りは墓守仕事の合間に回せる数少ない安定収入であり、料理用のフィレ源でもある。ただしこのゲームの釣りは岸辺ならどこでも竿を出せるわけではなく、釣り場・エサ・時間帯・在庫の4つが揃わないと目当ての魚は出てこない。ここでは発売直後に実際に回して確認した内容を、始め方から伝説魚までまとめる。
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このゲームにおける釣りの位置づけ
『グレイブヤードキーパー2』は墓の管理、死体処理、町の再建、ゾンビ自動化、戦闘が主軸だが、釣りはそれらの間を繋ぐ実務寄りのシステムだ。序盤はスタミナ切れと食料不足が同時に来る。パンや野菜が安定するまでの間、川魚のフィレと簡単な焼き魚は回復手段として十分に使える。中盤以降は魚屋への売却が銅貨・銀貨の定期収入になり、終盤は生きエサでしか出ない伝説魚が専用料理の解禁条件になる。
前作を遊んだ人ほど「岸を歩けば釣れる」と思い込みやすい。今作は指定された釣り場に立たないとインタラクト自体が出ない。地図で印を確認してから向かう方が早い。

釣りそのものは農業の習熟度に紐づく。竿を装備した時点で農業習熟が最低限乗るため、最初の1本さえ手に入れば最低条件は満たせる。ただし大物は引きが強く、竿の糸ボーナスと「漁師」パークがないと途中で切られる。
最初の釣竿を手に入れるまで
釣りはゲーム開始直後には解放されない。商人の釣竿が双子に渡っており、それを取り戻す流れが入口になる。
大まかな手順はこうだ。
- 商人と話して釣竿の行方を聞く
- 川を渡った先の双子のところへ行く
- ジェフリー経由で土器作りの依頼になる
- 技術ツリーで陶芸を解放し、陶芸用のろくろを置く
- 粘土を集めて土器(クレイプレート)を作る
- 双子に渡すとふつうの釣竿が返ってくる
必要な枚数は進行状況で表示が変わることがあるが、序盤クエスト「仲良しこよし」系では土器をまとめて渡す形になる。陶芸を後回しにすると、釣り場が見えているのに竿がない状態が続く。木材加工の次に石と陶芸を早めに見る理由はここにある。
注意点が二つある。
一つ目。竿はインベントリにあるだけでは使えない。ツール欄(ホットバー)に装備してから釣り場へ立つ。装備忘れで「釣竿がない」と出るのはほぼ全員が一度はやる。
二つ目。技術「釣り I」を取ると、ふつうの釣竿のクラフトレシピも開く。クエスト品を無くしても、木工用の作業台 I で作り直せる。材料は枝×3、青銅パーツ×2、亜麻糸×2程度。建築習熟も必要になるので、木工と並行して上げておく。
釣りの基本操作
釣り場に立ち、水にインタラクトするとエサ選択が出る。その釣り場の魚が実際に食いつくエサだけが表示される。使えないエサは最初から出ない。
流れは短い。
- エサを選んで投げる(1回につきエサ1個消費。失敗しても消える)
- 1〜8秒ほど待つ
- 浮きが沈んだ瞬間に合わせる
- 魚が休んでいる間に巻き、暴れている間は力を抜く
合わせの受付時間は魚によって違う。ローチは長く、チョウテンサーモンやヌマオバケは短い。序盤の雑魚で感覚を掴んでから沼や港へ行った方が糸を無駄にしない。

巻き上げ判定は「農業習熟+竿の糸ボーナス」対「魚の引き×その瞬間の抵抗」で決まる。引きが勝っているときに無理に巻くと切れる。黄色の合図に合わせて間欠的に巻く方が安定する。連打は逆効果になりやすい。
釣れた魚は足元に落ちる。インベントリが満杯だと拾い損ねるので、釣りに出る前に空きを作っておく。1匹釣るごとにその釣り場の在庫が1減る。在庫が尽きた魚は補充されるまで抽選から外れる。全部いなくなると「もう魚がいない」と出る。補充は1匹ずつで、伝説魚は通常魚の5〜10倍かかる。
毎回の釣果はインスピレーション「フィッシャー」にも加算される。回数を稼ぐだけなら、ホーム近くのエサなしローチが一番楽だ。
釣竿の種類と上げ方
竿は糸の耐久に直結する。同じ魚でも竿が弱いと切れやすい。
- ふつうの釣竿:糸ボーナス+1。クエスト入手、または木工用の作業台 I で作成
- アマチュアの釣竿:+2。作業台 I(ツールラック付き)で作成。魚屋でも売っている
- 上級者の釣竿:+4。木工用の作業台 II。魚屋レベル2から販売
- プロの釣竿:+6。作業台 II+上位ツールラック。魚屋レベル3から販売
- 達人の釣竿:+8。クラフト不可、通常の商人も扱わない特殊品
序盤のホームと村ならふつうの釣竿で足りる。港や沼、伝説魚に手を出すならアマチュア以上は欲しい。魚屋を町に建てると竿を現金で買えるので、自作材料が足りないときは店を優先してよい。魚屋は魚の売却先でもある。丸ごとの魚を買い取るのは基本的にここだけだ。
パーク「漁師」を取ると全魚の引きが下がる。パイクなら引き9が6になる、といった具合。大物狙いを続けるなら竿強化とこのパークをセットで考える。
エサの作り方と使い分け
エサは3種類。キッチンのテーブルで作る。
- パンくずのエサ:パン×1。イワシ、ブリーム、コイ、ナマズ、デイス、カエル、サバ、パイク、ギンハダが食う
- 昆虫のエサ:ホタル×4。ウナギ、カエル、金魚、サーモン、ヌマオバケ、マス、マグロが食う
- 生きエサ:ラッカー×1、肉×1。チョウテンサーモン、チョウロウナマズ、クラーケンジュニア、マボロシゴイ専用
加えて、フナ・カエル・ガッジョン・ローチは空針(エサなし)でもかかる。伝説魚は生きエサ以外を受け付けない。
序盤の鉄則は「空針で出る魚にエサを使わない」こと。ホームでパンくずを付けてもパイク以外は抽選から外れ、ローチが大量に欲しいときに逆効果になる。パンくずはパイクや村のデイス・ブリーム、沼のナマズ・ギンハダ用。昆虫は沼のウナギ・ヌマオバケと、森・港のサーモン系統。生きエサは在庫が貴重なので伝説の4種まで温存する。
ホタルは夜の野外で拾える。ラッカーと肉は中盤の加工・解体が必要になるため、生きエサ運用は町と工房が回り始めてからでいい。
釣り場は6か所
岸を全部試す必要はない。現状、魚がいる水場は次の6つに分かれる。呼び方はマップ表記やコミュニティで揺れるが、中身は同じだ。
審問会の基地(ホーム、庭の西)
最初に使う場所。エサなしとパンくずだけ出る。
- エサなし:ローチがほぼ全て。ガッジョンとフナがごく稀
- パンくず:パイク確定に近い
ローチの重みが極端に高い。満タン時のエサなし昼でローチ約98.9%、夜約99.3%。ガッジョンは昼1%前後、フナは0.1〜0.2%。パイクを狙うならパンくずを付ける。空針のままではほぼ出ない。
序盤の食料とフィッシャー回数稼ぎはここで足りる。補充も早い。
村(郵便箱の北西あたり)
ホームの延長に中級魚が混ざる。
- エサなし:ローチ、ガッジョン、フナ
- パンくず:デイス、ブリーム
- 生きエサ:マボロシゴイ
デイスは夜寄り、ブリームは昼寄りの重みになる。村の魚屋がまだ弱い時期でも、デイスとブリームは売却単価がローチより明確に高い。マボロシゴイは在庫1で補充が遅い。生きエサを持って夜間に通う形になる。
森(盗賊キャンプの南東)
中盤の主力。パンくずと昆虫が活躍する。
- パンくず:パイク、コイ
- 昆虫:サーモン、マス、金魚
- 生きエサ:チョウテンサーモン
コイは夜、パイクは昼の方が出やすい。マスは在庫1で引きが強い。チョウテンサーモンは伝説で引き19。ふつうの釣竿では厳しい。森は金魚とサーモンがまとめて狙えるので、昆虫のエサを多めに持っていく。
港エリア(交差点の東)
海水魚枠。ふつうの釣竿だと苦しい。
- パンくず:イワシ、サバ
- 昆虫:マグロ、サーモン、金魚
- 生きエサ:クラーケンジュニア
イワシは昼、サバは夜。マグロは昼寄り。港は単価のいい魚が多い一方、引きも上がる。アマチュア以上を装備してから通う。クラーケンジュニアも在庫1の伝説。
沼(沼の心臓部の南東)
高値魚が集中する。
- エサなし:カエルが主体(在庫5と多い)
- パンくず:カエル、ナマズ、ギンハダ
- 昆虫:カエル、ウナギ、ヌマオバケ
- 生きエサ:チョウロウナマズ
ウナギは現状もっとも高く売れる通常魚の一つ(銀1+銅92前後)。ヌマオバケは夜寄りで銀1+銅54前後。どちらも昆虫エサ。カエルは空針でも大量に出るが、単価はそこそこあるので序盤〜中盤の数稼ぎにも使える。チョウロウナマズは引き20で伝説最重量級。沼に入る前に竿とスタミナ、空き枠を確認する。
下水道
ピンポイント。
- 昆虫のエサ:ウナギほぼ固定(在庫2)
沼まで出る余裕がないときにウナギだけ欲しい場合の近道。場所自体の解放が物語とマップ進行に依存するので、先に沼へ行けるなら沼の方が種類は多い。

魚の使い道:売る・料理する・クエスト
丸ごと売るなら魚屋一択。相場の目安は次のとおり(通常在庫時)。
- ウナギ:銀1+銅92
- ヌマオバケ:銀1+銅54
- マス:銀1+銅40
- サーモン:銀1+銅26
- パイク / カエル / ナマズ / ギンハダ:銀1+銅12前後
- サバ / マグロ:銅84
- 金魚 / コイ:銅72
- ブリーム:銅60
- デイス / イワシ:銅48
- フナ:銅30
- ローチ / ガッジョン:銅10
伝説の4種(マボロシゴイ、クラーケンジュニア、チョウテンサーモン、チョウロウナマズ)は商人に売れない。その代わり、初釣果で専用レシピが開く。金鯉のフライ、クラーケンステーキ、ソラザケ、長老の健康食など、回復とバフ目的で残す価値がある。
料理側では川魚フィレが基本単位になる。キッチンのテーブルでさばく。パーク「魚さばき職人」を取るとフィレが倍になる。パイクなら4が8、という差は中盤の食料計画を変える。焼き魚、魚スープ、魚の串、魚のカツレツ、野菜添え、フィッシュパイあたりに流れる。全部売らず、回復用に一定数は残した方が夜の作業が伸びる。
序盤〜中盤にはヘルム関連でローチとガッジョンを要求される話もある。ホームの空針で両方出るので、売らずに2匹ずつ残しておくと後で戻らなくて済む。
効率の良い進め方
序盤はホームで空針。ローチを貯めて食べるか安く売る。同時に陶芸と木工を進め、アマチュアの釣竿を目指す。
村が開いたらパンくずでデイスとブリーム。銅貨の増え方が一段上がる。パンは自作できるので、パンくずの回転は安い。
昆虫のエサが安定したら沼か森。金策だけなら沼のウナギとヌマオバケが強い。夜にヌマオバケ、昼にウナギ、という分け方でいい。ホタル収集を夜の移動に乗せる。
生きエサは伝説用に取っておく。在庫1かつ補充が遅いので、1日でコンプしようとしない。竿はプロ、可能なら達人。漁師パークを入れてから挑戦した方が糸が持つ。
時間帯は22種中11種に影響する。昼魚は夜に重みが半分、夜魚はその逆。残りは昼夜同じ。目的の魚があるときだけ時計を見る。ローチ量産なら時間は気にしなくていい。
在庫管理も実務になる。ローチをホームで刈りすぎると、その場の抽選がガッジョン寄りに傾くことがある。逆にパイクだけ欲しいならパンくずを付けてローチを抽選から外す。エサは「欲しい魚以外を消す装置」だと考えた方が早い。
移動はマイルストーン解放後が楽になる。釣り場は散らばっているので、作業のついでに1か所寄る運用がストレス少ない。専用で何時間も立ち続けるより、墓と町のサイクルに1セット差し込む方が今作のテンポに合う。
やりがちな失敗
竿をバッグに入れたまま釣り場へ行く。これがいちばん多い。
指定場所以外の岸で粘る。インタラクトが出ない場所に魚はいない。
空針で出る魚に高級エサを使う。ホームで生きエサを付ける意味はほぼない。
港と沼に弱い竿で入る。切れ続けてエサだけ減る。
伝説を全部売ろうとする。売れない。レシピ用に残す。
釣り場の在庫を無視して同じ場所に張り付く。「魚がいない」と出たら別の場へ移るか、別作業をしてから戻る。
スタミナ切れで巻いている最中に倒れる。大物の前に食事を入れておく。
中盤以降に見ておきたいこと
魚屋のティアを上げると買取種類と竿の品揃えが増える。ティア1では安い川魚中心、ティア2でパイクやマス、ウナギなどが乗る。町の再建と魚屋強化は釣りの収益を直接上げる。
農業習熟と釣り技術は別管理に見えるが、実際は竿・エサレシピ・引き判定で繋がっている。釣り II 以降で上位竿と上位エサが開く。建築習熟も竿クラフトの条件になるため、木工を止めると釣りだけ先行できない。
戦闘やゾンビ自動化が忙しくなると釣りは後回しになりがちだが、ウナギ数匹で銀貨が入る回転は工房の材料買い足しに効く。全自動化する必要はない。1日数回、沼か港に寄るだけで十分に仕事になる。
達人の釣竿は店にも作業台にも出ない。物語や特殊報酬側を疑ってよい。入手前はプロ+漁師で伝説まで届く。
まとめ
今作の釣りは「岸で暇つぶし」ではなく、場所・エサ・時間・在庫を指定して取る収集仕事に近い。最初は双子の土器交換でふつうの釣竿を取り、ホームの空針でローチを覚える。村でパンくず、森と港で昆虫、沼で高値魚、生きエサは伝説用。竿は早い段階でアマチュア以上に上げ、魚屋を町に置く。
高く売りたいなら沼のウナギとヌマオバケ。安定して回数を稼ぎたいならホームのローチ。図鑑と専用料理を埋めたいなら4種の伝説を生きエサで待つ。これだけ押さえておけば、墓と町の合間に釣りを組み込んでも手数は増えない。
浮きが沈んだら焦らず合わせ、暴れたら一旦手を離す。それだけで糸はかなり持つ。あとは地図の6か所を回るだけだ。
