【AION2】アイオン2金策は、拘束キナと通常キナを分けるところから始まる
サービス開始直後に一番先に詰まるのが、画面のキナは増えているのにマーケットで何も買えない、という状態だ。報酬の数字だけを見ていると、拘束のついたキナと、取引に使える通常のキナを同じものだと思ってしまう。ここを分けて回さないと、強化も装備購入も、どっちも中途半端で止まる。
この記事では、序盤に拘束キナをどう回収するか、レベル45以降に通常キナをどう作るか、採集・生産・遠征・フィールド狩りをどの順で回すかを、実際に手を動かす前提でまとめる。数値はローンチ直後のクライアント表示と、韓国・台湾版で続いてきた仕様を重ねた目安だ。パッチで報酬額や回数制限は動くので、画面の表示を正とする。
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キナは2種類ある
アイオン2の基本通貨はキナだ。課金通貨のクナとは別物で、装備の強化費、消耗品、生産の材料、マーケットの売買は基本的にキナ側で回る。
問題は、同じ「キナ」でも中身が二つに割れていることだ。
- キナ(拘束)は、クエスト、デューティ、封印ダンジョンなどの報酬で入る。自分の強化やショップ購入には使えるが、マーケットへの出品や他キャラへの移動はできない。
- 通常キナは、フィールドの討伐、一部ダンジョンのキューブ、マーケットでの売却で入る。こちらが取引に使える金だ。
強化の支払いは、拘束キナから先に消化される。だから序盤に大量にもらえる拘束キナは、捨て金ではない。自分の装備を上げる資金として先に使い切るのが正しい。逆に、マーケットで武器を買いたい、材料をまとめ買いしたい、という目的なら通常キナが必要になる。

もう一つ大きいのがメンバーシップだ。グローバル版では、マーケットの出品と、キナとクナの公式交換が月額のメンバーシップ側に寄っている。無料のままだと、買うことはできても売る手段が極端に細くなる、という設計だ。金策の話をするときは、自分のキャラが「自分用の拘束キナを回す段階」なのか、「取引で通常キナを増やす段階」なのかを先に決めた方がいい。
リアルマネーでキナを買う公式の道は、クナをキナチェスト経由で交換するルートだけだ。外部のRMTはアカウント停止の対象になる。ローンチ直後は価格が荒れるので、外部に手を出す理由は薄い。
序盤は拘束キナを取り切るゲーム
レベルが低いうちは、通常キナを狙ってフィールドを周回しても効率が悪い。序盤の金策は、メインと地域クエスト、封印ダンジョンを取りこぼさないことに尽きる。
ヒーロークエストの報酬は、確認できた範囲で1本あたりおよそ1,400から72,000キナ(拘束)。地域クエストは10,000から140,000キナ(拘束)くらいまで幅がある。高レベル帯の地域クエストほど一発が大きい。ストーリーを飛ばして狩りに入ると、この一回限りの収入を後回しにすることになる。後から回収はできるが、移動とレベル差の手間が増えるだけだ。
封印ダンジョン(シールドダンジョン)は、1本クリアで15,000キナ(拘束)が固定で入るものが多い。勢力ごとに入り口は80本前後あり、天族ならベルテロンとエルテネン、魔族ならアルトガルドとモルヘイムに分かれている。全部を1周すると、拘束キナだけで120万前後になる計算だ。おまけに強化石や、一部ではアビスポイント1,000も付く。タイトルが付くものもあるので、寄り道ではなく本線だと思った方がいい。
序盤の実戦的な回り方はこうなる。
- メインを進めながら、同じマップの地域クエストを束ねて受ける。
- クエストの近くに封印ダンジョンの入り口があれば、その場で1本クリアする。
- 移動中に見える採集ノードは、戦闘の合間に触る。売らなくても、後で生産の種になる。
- ポーションと強化石は、足りない分だけ買う。序盤の拘束キナを消耗品で溶かすと、+10前後で息切れする。
自動移動は便利だが、混んでいる本線だけを追うとノードも封印ダンジョンも見逃す。少し脇にそれるだけで、同じ移動時間の回収量が変わる。
レベル30前後からは、デイリーダンジョンが安定枠として入ってくる。ここはスコア報酬型で、オードエネルギーを使わずに回せるものがある。回数はストック制なので、ログインした日にゼロにする必要はないが、上限で溢れる前には消化したい。
レベル45以降の毎日の型
レベル45に届くと、金策の柱が変わる。デューティ、遠征、超越、フィールドの上限、マーケットが同時に開く。
デューティミッションは、1本あたり5万キナ(拘束)前後にアビスポイント1,000が付くものが多い。勢力ごとに100本超のプールがあり、毎日引ける本数には上限がある。レベル45帯なら1日本あたり5万として、1日5本回せれば25万、週で175万前後の拘束キナになる。弱い内容は更新できるが、更新費は回数で上がる。数千キナを超えてまで引き直すより、そのまま片付けた方が得な日が多い。

コマンド系はアビスポイントと素材が主で、キナは期待しない。アビス装備を伸ばす週と、キナを貯める週で見る場所が違う。
遠征(エクスペディション)の征服は、オードエネルギーを消費してキューブ報酬を開けるコンテンツだ。確認できた目安は次のとおり。
- クラウ洞窟は約70,000キナ、オード40
- ウルググ峡谷は約100,000キナ、オード40
- ヴァクロン天空島は約100,000キナ、オード40
オードエネルギーは3時間ごとに15、1日120、満タンで週840前後まで戻る。40消費の遠征なら、理論上は週20本ちょっとが上限だ。全部を高単価の遠征に寄せれば、エネルギー枠だけで週200万前後のキナが見えてくる。ただしドロップの質はダンジョンで違う。炎の神殿の探検は、入場券を使わずオード30程度でgold装備の期待値が他より高い、という韓国版の話が残っている。グローバル版でも、同じエネルギーで「キナの固定額」と「売れる装備の期待値」の両方を見て回すダンジョンを決めた方がいい。
超越はアイテムレベル1,600が目安で、週10回、1回10万の通常キナが出る枠がある。10回埋めると週100万。聖域はアイテムパワー2,500で週1回、10万。ここまで到達すると、制限付きコンテンツだけで週200万超の通常キナが下限になる。到達前にフィールド周回へ全振りしないことだ。
フィールド狩りは、1体あたり200から400キナ程度の通常キナが落ちる。ただし1キャラあたり1日100万キナでドロップが止まる、という上限報告がある。上限に当たった後は、同じ場所を叩いてもキナもアイテムも出なくなる。だからフィールドは「制限コンテンツを終えた後の埋め」であって、最初の1時間ではない。
1日の優先順位は、実プレイだとこの順が崩れにくい。
- デューティを上限まで。
- オードが残っている遠征を、売れる素材が出るものから。
- 超越・聖域の週回数。
- 未クリアの封印ダンジョン。
- フィールドは、100万上限か時間切れまで。
- 最後に在庫を見て、売るものと強化に使うものを分ける。
採集と生産は、通常キナの本体
制限コンテンツのキナは天井がある。天井を超えて伸ばすのは、採集ノードと生産品の売却だ。
採集できる資源は大きく6系統ある。
- 鉱石は金属装備の素材。剣・短剣・銃寄りのクラスが自分用にも回しやすい。
- 宝石はアクセサリと法棒。単価は鉱石より上に振れやすい。
- 木材は弓、法棒、杖。
- 薬草はポーションと秘薬。
- 料理材料はバフ飯。需要が毎日戻る。
- オードは魔法系アイテムの核で、他のノードより明らかに高い。
ノードはグレードが上がるほど店売り価格も市場価格も跳ねる。純化や光輝クラスは、通常グレードの数倍で動くことがある。クエストの途中で見えたノードを「あとで」にすると、そのあとが来ない。移動中に触る癖を付けた方が、結果的に狩りよりキナが残る日がある。
生産レシピ自体にキナ手数料がかからないものが多いのも大きい。原石を粉末に、原木を加工材に、霊石を紙に、と一手間かけるだけで店売り床が数倍になる加工がある。市場に出すときも、未加工の山より加工済みの方が買い手が付く。
料理は特に安定する。パーティでダンジョンを回す時間帯は、攻撃・防御・回復の飯が薄くなる。材料をまとめて仕込み、ピークの前に出品しておくと、フィールドを1時間叩くより差が出ることがある。自分のクラスの主武器に直結する素材だけを集め、余った系統は売るか、サブキャラの生産に回す。全部の生産を一人で極める必要はない。
出品前に必ず見るのは、市場価格とNPC売却価格の差、そして手数料だ。手数料を引いた後にNPCより安いなら、市場に並べる意味がない。まとめて出品した方が手数料の体感は小さいが、一気に同じ品を垂れ流すと自分で価格を壊す。10個単位で様子を見るくらいが無難だ。
何が売れて、何を売ってはいけないか
ローンチ直後の市場は、品薄のプレミアムが極端に付く。初日〜1週間は、誰でも採れる通常素材でも「今すぐ欲しい」で高値が付く。この時期に買うのは、自分が今日のコンテンツを回すために足りない消耗品だけにした方がいい。武器や装飾を週1価格で買うと、2週目には半額になっている。
逆に、持っている採集品と不要な取引可能装備は、早めに出した方がいい。需給が安定する3週目以降は、同じ素材の単価が落ちる。
売れ筋として残りやすいのは次のものだ。
- 純化・光輝グレードの採集素材と、その加工品
- 料理とポーションのまとめ
- 強化石、精錬石
- 炎の神殿や猛り角の巣の征服で落ちる憤怒系素材
- ソウルバウンドしていないユニーク装備、上位マナストーン
- アートワークなど、ボス限定の取引可能品
愤怒系の一部素材は、炎の神殿と猛り角の巣の征服・ハード、それに特定のアビス鍛冶でしか安定しない。フィールドでいくら周回しても代替できない素材は、エネルギーを使う価値がある。
売ってはいけないものははっきりしている。
- 自分が次の強化に使う強化石
- 装備するとソウルバウンドになるユニーク
- 市場カテゴリがない、取引不可の表示が付いた品
- コモングレードの、誰でも湧き地で拾える素材の薄利出品
装備は「付ける前」に取引可否を見る。一度装備したユニークが取引不可になるパターンは、金策ではそのまま損失だ。使わないクラスの部位、ステータスが自分のビルドと噛み合わない部位から先に出す。
オープンワールドのボスとアビスボスは、キナの直接報酬よりドロップの方が本体だ。青いアートワークが数百万、状態の良い金のアートワークが千万単位で動いた例は韓国版にある。確定収入ではないので、毎日の予定には入れない。軍団の告知が来たときだけ寄り、それ以外は制限コンテンツを優先する。
強化にいくらかかるか、先に知っておく
稼いだキナの最大の排水口は強化だ。ユニーク武器を+10まで上げるだけでも、失敗なしの区間で90万前後。+10から+15は成功率が65%から20%まで落ち、期待値で1,400万前後を追加で吸う、というクライアント基準の試算がある。増幅の+5まで含めると、さらに2,000万超が乗る。ユニーク武器1本を上限まで伸ばすと、4,000万キナ規模を見ておく必要がある。
レベル70帯のユニークなら+15までで1,000万強、という試算もある。つまり「全部の部位を同時に上限」は、無課金でも課金でも現実的ではない。

使い方の優先はこう切る。
- 武器と、ビルドの核になる防具2部位だけを+10まで先に上げる。+10までは成功率が高く、体感が明確に変わる。
- +10以降は、遠征や超越の入場アイテムレベルに届かないときだけ突く。
- アクセサリの上限強化は後回し。同じキナで主武器を伸ばした方がクリア速度が上がり、結果的に回収が速い。
- 拘束キナが残っているうちは、通常キナに手を付けない。通常キナは市場の元手として残す。
- 失敗で確率が上がる区間は、強化石が尽きる日にまとめて撃たない。石とキナの両方がある日にだけ回す。
アビス装備の潜在はアビスポイント消費で、キナとは別財布だ。キナが足りない週にアビスポイントをキナへ変換しようとしても、基本はできない。ポイントはポイントで、ランクとアビス装備に使う。
サブキャラは上限を増やすためだけに作る
フィールドの100万上限、デューティの日次回数、遠征のエネルギー、超越の週10回は、キャラクター単位だ。アカウントの初期スロットは4枠前後で、サーバーごとに拡張できる。
ただしサブは「立てれば得」ではない。レベル45と、遠征が回る装備に届くまでの時間がかかる。デーヴァパスをキャラごとに買う運用だとかなり重い。現実的な順は、メインを超越まで持っていってから、2体目を同じ勢力で上げる。違う勢力にするとクエストと封印ダンジョンの回収は増えるが、素材の共有とマーケットの導線が分かれる。
サブの役割は三つに絞ると崩れない。
- デューティと封印ダンジョンの拘束キナ回収
- メインが使わない系統の採集と料理
- エネルギー枠の遠征で、交易可能素材をメインに渡す
サブの装備を本気で強化し始めると、メインの強化費を食う。サブは入場できる最低ラインで止め、ドロップは分解か売却かメイン移送に回す。
曜日と時間帯で売り時が変わる
軍団が遠征やアビスに出る夜は、飯・ポーション・強化石が薄くなる。出品をその1〜2時間前に寄せるだけで、昼の底値より高く売れることが多い。朝のログイン直後は、夜に投げられた在庫が残っていて安い。まとめ買いは朝、まとめ売りは夜、がローンチ期の無難な型だ。
週の前半は強化したい人が石を買い、週末はダンジョン回数を消化する人が素材を持ち込む。石は週前半に売り、採集の余りは週末の前に出し切る。自分が両方やるなら、石は残して素材から出す。
価格を毎日メモする必要はない。自分が扱う5品だけ、出品前に直近の落札を見る。それ以上の相場観測は、生産そのものの時間を食う。
やって損しやすいこと
NPCに即売する。取引可能の表示がある品は、一度市場価格を見てから売る。知らないアイテムほど、店売りとの差が大きい。
週1の高値で装備を買う。入場アイテムレベルに届かない部位だけを中古で買い、見た目と上限強化は後だ。
拘束キナをサブキャラに移そうとする。移せない。移せるのは取引可能なアイテムと通常キナで、後者はメンバーシップと市場が要る。
外部サイトでキナを買う。公式のクナ交換より単価が良く見えても、停止された時点で装備ごと消える。ローンチ期はBANの監視も強い。
採集を後回しにする。ノードはクエストの動線上にある。狩り場に着いてから探すと、移動だけで効率が落ちる。
全生産を同時に上げる。オーデ、自分の武器系統、料理の3つに絞った方が、市場に出せる量が増える。
強化の失敗を取り返すために同じ日に連打する。期待値は回数が増えても改善しない。その日のキナと石の上限を先に決めておく。
立場別の現実的な着地
無料で、市場に出さない前提なら、拘束キナの回収がすべてだ。地域クエスト、封印ダンジョン、デューティ、エネルギー枠の遠征を毎日埋める。強化は+10までを武器優先で止め、超越の入場条件に届いた週だけ+10以降を撃つ。通常キナはフィールドの余りとして貯まるが、使い道は限定される。
メンバーシップを付けて市場に出すなら、採集と料理を日課に組み込む。制限コンテンツの通常キナは底、出品が上振れ、という形になる。出品は5品に絞り、手数料引き後の実利益で判断する。
時間が1日1時間しかないなら、デューティとオード40の遠征1本で切り上げる。フィールド周回は、この2つが終わって時間が余ったときだけだ。1時間を全部狩りに使うより、制限枠を埋めた方が週の合計は大きい。
まとめ
アイオン2の金策は、稼ぐ場所を増やすゲームではない。拘束キナで自分の強化を賄い、通常キナは制限コンテンツと売却で作る、この二つを混ぜないことが本体だ。
毎日埋めるのは、デューティ、オードの遠征、未クリアの封印ダンジョン。週で埋めるのは超越と聖域。フィールドは1日100万の上限がある前提で、最後に置く。採集は移動のついででいいが、オードと料理材料は残す。生産は加工してから出し、装備は付ける前に取引可否を見る。
強化は武器の+10を先に終わらせ、それ以外は入場条件に届かないときだけ撃つ。サブキャラはメインが超越に届いてから、上限を増やす目的で1体。キナを外から買うなら公式の交換だけで、週1の高値では消耗品以外を買わない。
この順で回していれば、ローンチ直後の価格乱高下に巻き込まれても、強化費で枯れる速度はかなり遅くなる。
