【エルデンリングDLC攻略】影の地で何度も死んだあとに残した、黄金樹の影の進め方

【エルデンリングDLC攻略】影の地で何度も死んだあとに残した、黄金樹の影の進め方

はじめに

影の地に降りた瞬間、本編で強くなったはずの自分が、ただの雑魚に溶ける。あの感覚を覚えている人は多いと思う。レベルは足りている。武器も最終強化に近い。なのに、墓地平原の兵士に二発で吹き飛ぶ。最初は「まだ準備が足りないのか」と本編に戻ってしまうが、実は話はそこではない。

この記事は、DLCを一通りクリアして、そのあと影樹の破片を拾い直しながら周回した人間のメモだ。最短クリアだけを目指す人向けではない。行き詰まったときに「今どこを探せばいいか」が分かるように、入り方、最初の数時間、加護の集め方、主要エリアの順番、ボスへの向き合い方までまとめた。ストーリーの核心はなるべく伏せる。ただし、行き方やボス名はどうしても出てくるので、完全初見で何も知りたくない人は、地図断片と加護の話だけ読んで戻ってほしい。

黄金樹の影とは何か

『SHADOW OF THE ERDTREE』は、狭間の地の裏側、光の届かない「影の地」を舞台にした拡張だ。ミケラが歩いた跡を追い、黄金樹の影そのものに近づいていく。フィールドの広さは本編のリムグレイブからリエーニエくらいを圧縮した印象で、縦に深く、崖と川と屋根の上を何度も行き来する。見た目は一本道に見えて、実際は下に別世界が隠れている。

本編との一番の違いは、強さの基準がレベルだけではないことだ。影の地では「影樹の加護」と「霊灰の加護」が、実質的なレベルになる。フロムも公式で「行き詰まったら破片と霊灰を探せ」と出している。これは建前ではなく、本当にそれだけで戦いの感触が変わる。加護ゼロで影の城に突っ込むと、本編の終盤ボスより雑魚の方が怖くなる。逆に加護を上げてから同じ場所に戻ると、さっきまで壁だった敵が普通に削れる。

追憶ボスは10体。本編と同じく円卓の指読みエンヤと交換できる。複製用の石棺も影の地に数箇所あるので、武器と祈祷の両方欲しい人は先に場所だけ頭に入れておくと楽だ。

エルデンリング
エルデンリング

入る前にやっておくこと

影の地へ行く条件ははっきりしている。星砕きのラダーンと、血の君主モーグを倒すこと。両方倒した状態でモーグウィン王朝のボス部屋へ戻ると、奥の繭から腕が伸びている。調べると転送される。繭の前に針の騎士レダが立っていることもあるが、会話は必須ではない。

推奨レベルはよく「150前後」と書かれる。感覚としては、本編の主要ボスを一通り倒せる状態なら入れる。武器は特大でも直剣でもいいが、最終強化近くまで上げておいた方がいい。遺灰は写し身があると序盤が楽になる。影の地では霊灰の加護で遺灰そのものが強くなるので、本編で温存していた強力な遺灰をここで使う価値は高い。

準備で本当に効くのは装備より消耗品だ。

  • 緋雫の聖杯瓶は最大近くまで増やす
  • 物理カットの盾を一枚持っていく
  • 黄金の誓約、火炎付与、聖律あたりのバフを使えるようにしておく
  • 腐敗と出血の対策アイテムを inventori のすぐ使える位置に置く

モーグをまだ倒していない人は、白面ヴァレーのイベント経由が一番迷い少ない。ラダーンは赤獅子の祭りを起こせば戦える。DLCのために無理にエンディングまで進める必要はない。本編クリア済みでも、クリア前でも入れる。

最初の一時間でやるべきこと

降り立った場所は墓地平原。目の前に墓石が並び、遠くに巨大な影の城が見える。ここでいきなり城へ走ってはいけない。最初にやることは地図と加護だ。

スタート地点から北東へ少し進むと、本編と同じ石碑がある。これが墓地平原の地図断片。火に焼かれた廃墟の手前なので、遠すぎない。途中、呪剣士が屋根から落ちてくる。初見だとここで一度死ぬ。死んでもいい。祝福はすぐ近くにある。

地図を取ったら、東の慰めの教会へ寄る。ここに影樹の破片が2個落ちている。スタート直後に取れる破片としては一番おいしい。同じ平原の三叉路の十字、正門前の十字、柱坂の十字周辺にも破片と霊灰が点在する。ミケラの十字は光の柱として見える。十字の近くにはNPCか破片があることが多いので、光を見たら寄る癖をつける。

序盤の目安はこうだ。

  • 墓地平原の地図を取る
  • 慰めの教会で破片を2個取る
  • 三叉路の十字で祝福を灯し、レダやフレイヤと話す
  • 周囲の霊灰を2〜4個拾う
  • 祝福で加護を上げてから、塔の街かエンシスへ向かう

加護5前後まで上げると、平原の兵士が急に「本編の強い雑魚」くらいになる。ゼロのまま城砦に入ると、関所の兵士にスタミナを削り切られる。差は体感ですぐ分かる。

塔の街ベルラートは西、エンシスの城砦は北東。どちらから行ってもいい。個人的には、ベルラートで獅子舞を見てから城砦に入る方が、探索の呼吸が掴みやすい。獅子舞は追憶ボスで、嵐と氷を使い分ける。巨大なのに足元が死角になる時間がある。無理に初見撃破しなくても、街の中の霊灰と破片だけ拾って出る選択もある。

影樹の加護と霊灰の加護

ここがDLC攻略の核になる。

影樹の破片は全部で50個。祝福で消費すると影樹の加護が上がり、プレイヤーの攻撃力とカット率が影の地限定で強化される。最大は20段階。攻撃力は最大で約2.05倍、被ダメージはおおよそ半分近くまで下がる。序盤の伸びが大きく、12あたりまでが特に実感しやすい。その先は伸びが鈍るが、終盤ボス相手では12と18で全然違う。

霊灰は25個。こちらは遺灰と霊馬トレントの攻撃と耐久を上げる。最大10段階。ソロで切りたい人でも、序盤の壁ボスでは遺灰を呼んだ方が学習が速い。霊灰を上げた写し身は、本編のときより明らかに殴り勝ってくれる。

集め方のコツは「全部を最初に集めない」ことだ。50個をチェックリスト通りに拾い歩くと探索が作業になる。実際に効く集め方はこうなる。

  • 十字と教会を優先する
  • 金色のカバを見たら倒す。破片を持っていることが多い
  • 影の城の正門で戦う黄金カバは、破片を2個落とす
  • 影を仰ぐ場所の杯には破片がまとまって置いてある
  • どうしても足りなければ、周回で再配置されるので2周目に回す

公式が「近くなら慰めの教会と、火に焼かれた廃墟の外れの遺体」と案内している通り、最初の数個はスタート地点の周囲で足りる。ボスに十回以上負けたら、レベルを上げるより破片を探しに出た方が早い。これがこの地のルールだ。

【エルデンリングDLC攻略】影の地で何度も死んだあとに残した、
【エルデンリングDLC攻略】影の地で何度も死んだあとに残した、

地図断片は5枚だけ

影の地の地図は5枚で全体が見える。

  • 墓地平原:スタート北東、火に焼かれた廃墟の手前
  • 影のアルター:エンシスの城砦を抜けた先、街道の十字から北の街道沿い
  • 南海岸(青海岸):エンシス正面から川床を下り、崖を落ちて南へ進んだ先
  • ラウフの古遺跡:モースの廃墟付近の隠しトンネルから麓へ出て、谷を進んだ先
  • 奈落:影の城から水路を下り、闇照らしの地下墓を抜けた先の森

南海岸と奈落は、正規の物語ルートだけだと後回しになりやすい。青海岸は竜坑や石棺の大穴へ続く。奈落は狂い火の王ミドラーがいる。どちらも本編クリアには必須ではないが、破片と追憶が眠っている。地図がない状態で森に入ると、発狂を撒く敵に方向感覚を奪われる。奈落へ行くなら、先に地下墓を攻略できる装備と、発狂耐性を用意した方がいい。

効率のいい進め方

物語の骨格は単純だ。ミケラの十字を追い、影の城でメスメルを倒して種火を取り、ラウフの奥で封印の木を燃やす。燃やすとエニルイリムへ送られ、最奥で決着がつく。

ただし、この順番をそのままなぞると中盤で火力不足になる。実際にやりやすい進行は次の形だ。

  1. 墓地平原で破片と霊灰を拾い、加護を5前後まで上げる
  2. ベルラートかエンシスの片方を攻略する
  3. 青海岸方面へ下り、南の地図と破片を回収する
  4. エンシスを抜けて影のアルターへ出る
  5. 街道と聖戦教会周辺の破片を拾ってから影の城に入る
  6. 城内は正門の黄金カバ、保管庫、教区を分けて攻略する
  7. メスメルの前に加護を12以上へ寄せる
  8. ラウフとギザ山、奈落は城と並行して回る
  9. 封印の木を燃やす前に、やり残したNPCと探索を確認する
  10. エニルイリムへ進む

エンシスの城砦のボス、双月の騎士レラーナは序盤の大きな壁になる。月と火を同時に扱う騎士で、距離を取ると魔法、近づくと連撃。聖と雷が通りやすい。ここで詰まったら、城砦を無理に突破せず、川を下って青海岸へ逃げるルートもある。南で破片を増やして戻ると、レラーナの体力の減り方が変わる。

影の城は一つの城に見えて、中がいくつもの区画に分かれている。正門、保管庫、教区、裏門、城下の水路。一度で全部クリアしようとしない方がいい。正門の黄金カバは見た目ほど理不尽ではなく、破片2個のために倒す価値がある。保管庫は縦に長く、階段と本棚と吊り下げられた標本で迷う。祝福を細かく灯しながら上がる。メスメルの部屋の直前にも破片があるので、霧の前で加護を上げ直せる。

メスメルは槍と火の騎士だ。リーチが長く、床下から突きが来る。後ろに下がると届く。前へ入る方が安全な場面が多い。炎カットを厚くして、黄金の誓約を維持する。種火は後で封印の木を燃やす鍵になる。倒した直後にラスダンへ行かず、いったんフィールドへ戻った方がいい。

ラウフの古遺跡は影の城の西から入れる。遺跡の奥、蕾の教会に蕾の聖女ロミナがいる。攻撃自体は読みやすいが、床が腐敗している。入口付近で戦い、腐敗の苔薬を切らさない。倒した先に封印の木がある。木を燃やすと一部のNPCイベントが止まる。燃やす前に、十字周辺の人物と話しておくこと。

【エルデンリングDLC攻略】
【エルデンリングDLC攻略】

主要ボスとの向き合い方

全部の技を暗記する必要はない。戦い方の型だけ押さえる。

神獣獅子舞は、頭の属性が変わったら距離を調整する。嵐のときは横、氷のときは踏み込みの後隙を見る。神獣の頭を拾って角人の老婆に見せると、会話が一段進む。

レラーナは我慢の戦いになる。両手の属性が切り替わる瞬間に踏み込む。遺灰でヘイトを分散させると学習しやすい。

黄金カバは突進の読み合い。 multiphase ではなく、体の向きと水しぶきを見る。

メスメルは前転。離れすぎない。第二形態の蛇は範囲が広いので、回復は歩きながらではなく、回避の合間に短く入れる。

ロミナは腐敗管理。火力を出し切るより、蓄積をリセットするリズムを優先する。

影樹の化身は教区側の任意ボス。炎が弱点。巨大な花に見えるが、爆発とビームのタイミングが本体より怖い。ミケラの大ルーンもここから出る。

宿将ガイウスは猪に乗った突撃が長い。横に逃げるより、突進の軸を斜めに外す。裏門周辺から行ける。

泥濘の騎士は石棺の大穴の底。青海岸から落ちていく。見た目より判定が長く、騎乗戦に持ち込まれやすい。

ミドラーは奈落の館。発狂の演出が強く、視野を奪われる。耐性と距離を確保してから扉を開ける。

指の母メーテールはマヌス・メティア大聖堂方面の任意。遠距離と奇怪な判定が多い。追憶武器の性能を見たい人以外は後回しでいい。

暴竜ベールはギザ山の頂。追憶ではないが、竜餐と相性がいい心臓を落とす。登山そのものがボス戦に近い。竜狩りを使うなら、ここで火力が一段上がる。

約束の王ラダーンはエニルイリムの最奥。DLCで最も dens な戦いになる。第一形態でも本編のラダーンより速い。第二形態は聖属性の光が画面を白くする。光の十字が爆発するときは、後ろへ逃げず、やや前の斜めに走る。影樹の加護は18前後まで上げてから挑戦した方が、学習回数が減る。聖カットのタリスマン、黄金の誓約、火炎か出血の継続ダメージがあると戦いやすい。遺灰はすぐ溶けることもあるが、最初の十秒を稼げるだけで立ち回りが安定する。

霧の前で十回死んだら、ボスの研究より破片を探しに出る。この判断ができるかどうかで、クリアまでの時間は大きく変わる。

探索で得する装備と戦技

影の地の武器は、本編の最終装備を必ずしも超えない。代わりに、戦い方を変える武器が多い。逆手剣、軽大剣、獣爪、香水瓶、新たな大弓。レラーナの双剣は月と火の構えが強く、ステータスが分散していても使いやすい。メスメルの槍はリーチと戦技の見栄えがいい。竜狩りの大刀はベール戦以降の竜相手に ind を発揮する。

防具は見た目が重いセットでも、カット率だけ見ると本編上位に届かないものがある。大切なのは属性の偏りだ。メスメル前は炎、ラダーン前は聖、奈落は発狂、ロミナは腐敗。一セットに固執せず、タリスマンと香薬で穴を塞ぐ。

戦技は「神獣の霜踏み」や新たな調香が強い。本編の黄金の誓約と火炎付与は、ここでも第一候補のまま。新しい祈祷を全部試すより、今使っている型に一つ足す方が事故が少ない。

ルーン稼ぎは、序盤なら墓地平原の集団、中盤以降は影の城周辺の火の騎士が効率いい。ただし、加護が低いと稼ぎ自体が死にゲーになる。ルーンより破片を優先した方が、結果的に早く強くなる。

やっておくと得する注意点

迷ったときに効く話だけ書く。

縦移動を疑う。影の地は屋根、川床、霊気流、石棺の滑走で階層が変わる。行き止まりに見えても、一段下に道があることが多い。封印された霊気流は、近くの石積みを壊すと開く。

拾い虫は安易に倒さない。製法書や素材の回収が絡む。ムーアのイベントを進めるなら、先に製法を集めてから選択した方が悔いが少ない。

ミケラの大ルーンが壊れるタイミングで、複数のNPCが同時に動き出す。影の城に近づくとその変化が起きる。十字に人がいなくなったら、城か保管庫を当たる。

封印の木を燃やす前が、探索の締め切りだ。燃やすとエニルイリムへ進み、レダたちとの関係が最終局面に入る。武器や防具が欲しい人は、その前にラウフ、ギザ山、奈落、教区を一周しておく。

追憶の複製は、マヌス・メティア大聖堂の裏、青海岸方面の石棺などで行える。1箇所につき基本は1回。欲しい報酬が両方あるボスは、複製してからエンヤのところへ行く。

協力と侵入は本編と同じようにできる。詰まったボスは、まず遺灰、次に協力。羞恥よりクリアが先だ。影の地のボスは学習コストが高い。一人で十時間見るより、一度型を見てからソロに戻った方が上手くなる。

よくある詰まり方

「レベル180あるのに死ぬ」は正常だ。加護が低いと、レベルは数字でしかない。逆にレベル120でも加護15あれば、中盤までは戦える。

「影の城の中で出口が分からない」もよくある。正門から入った人と、水路から入った人では地図の感覚が違う。迷ったら一度外に出て、裏門と教区を別ルートとして扱う。

「ラスボスの光で何も見えない」は仕様に近い。画面が白くなったあとに回避しようとすると遅い。予備動作の剣を組む瞬間に、すでに斜め前へ移動を始める。

「NPCが消えた」は、木を燃やしたか、レダ戦まで進んだ可能性が高い。装備の回収は戦場に残ることが多いので、消えた場所より最後に戦った場所を探す。

まとめ

影の地は、強いキャラを持って来いという場所ではない。この地の尺度に合わせて強くなれ、という場所だ。地図を開き、十字の光に寄り、破片を拾い、祝福で加護を上げる。その作業をサボると、どんな名剣もただの棒になる。逆に、加護を上げてから同じ道を引き返すと、さっきまで理不尽だった地形が一本の道に見える。

最初にやることは単純だ。ラダーンとモーグを倒し、繭から入り、慰めの教会で破片を拾う。城より先に平原を歩く。レラーナやメスメルで止まったら、レベル上げより探索に戻る。封印の木を燃やす前に、やり残しを確認する。エニルイリムの階段は長いが、そこに至るまでの破片の数が、最上階の戦いを決める。

死ぬ回数は本編より多い。それでも、十字の光を追って平原を走っている時間は、このゲームで一番静かな時間でもある。強くなろうとして拾った破片が、いつのまにか道順になっている。それが、影の地の攻略の本体だと思う。

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