【How to Fish】で金が増えるトリックショットのやり方
最初はただ魚を釣って地面で叩くだけのゲームだと思っていた。灯台の近くでアサリを拾い、竿を買って、暴れる獲物をナイフで止める。その繰り返しが、いつの間にか「空中で一回転してから撃つ」作業に変わっていた。
『How to Fish』は釣りゲームというより、釣ったあとの締め方で売値が変わるゲームだ。同じ魚でも、ただ撃った場合と、頭を撃ち、スコープを使わず、回転を入れて仕留めた場合では手元に残る金が全然違う。この差を生んでいるのがキルスコア(Killscore)で、いわゆるトリックショットはその倍率を積み上げる手段である。
この記事では、実際に弱い魚で何度も失敗しながら覚えたやり方を書く。公式が倍率の計算式を公開しているわけではないので、「画面に出た数字」を信じつつ、再現しやすい手順に落とし込んだ。ボス相手にいきなり決めようとすると時間も餌も無駄になる。まずは普通の魚で型を作る話から始める。
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このゲームでトリックショットが効く理由
『How to Fish』の進行は単純だ。釣る、締める、売る。売った金で竿・ルアー・銃・ボートを買い、クエストとボスをこなして次の島へ行く。2026年8月20日にSteamへ出た物理演算の協力アクションで、最大人数はパッチで8人まで広がっている。
釣りそのものはチャージして投げるだけだが、上がってきた生き物は地面で暴れる。素手、ナイフ、拳銃、ショットガン、スナイパー、ダイナマイトまで使える。物理が効いているので、弾で弾き飛ばしたり、ジャンプ中に撃ったり、魚自体を空中へ打ち上げてから撃ったりできる。

ここで効いてくるのがキルスコアだ。スタイリッシュなとどめを刺すと倍率が乗り、売却額が上がる。実績にも直結していて、「倍率なしのキル」でNoob、「表示5倍」でImpressive、「360ノーマルスコープでのキル」で専用実績が付く。金稼ぎとコンプリートが同じ操作に乗っているのが、このシステムが強い理由である。
調理(グリル)は別枠だ。キル後に焼くと1.5倍付近まで売値が伸びるが、焼きすぎるとゼロになる。トリックショットで倍率を乗せた個体を、そのあと焼くのが基本の二段構えになる。カジノのルーレットはさらに別の賭けなので、まずはキルの段階で安定して数字を出す方が先である。
最初にやるべきこと|弱い魚で型を作る
最初の島では武器が揃っていない。灯台守にアサリを渡し、安い竿を買い、無料ルアーで小さな獲物を上げる。ここではトリックを狙わなくていい。釣る、地面に落とす、ナイフか素手で止める、売る。このループを体に入れる。
お金が貯まったら銃を買う。扱いやすいのはショットガンだ。近距離で体力を削りやすく、最後の一発を別の動きに回しやすい。スナイパーは精度が高いが、序盤の暴れる魚にはオーバーキルになりがちで、練習コストが高い。
練習用の対象は「弱い普通の魚」に限る。理由は三つある。
- 体力が少なく、削り時間が短い
- 動きが読みやすい
- 失敗しても次の個体をすぐ用意できる
ボスやレア個体は体力が多く、動きが激しく、ルアーも高い。失敗したときに「操作が悪かったのか、相手が強すぎたのか」が分からなくなる。最初の数十回は、灯台周辺や森の島の雑魚で十分だ。

手順はいつも同じにする。
- 一匹だけ隔離する。仲間、他の魚、木、岩、崖の近くは避ける
- 体力を削る。あと一発で落ちる手前まで持っていく
- 開けた場所へ下がる。回転しても壁に当たらない距離を取る
- スコープを使う予定がなければ、最初から覗かない
- 最後の一発だけトリックを入れる
満タンの相手にいきなり360を回すと、途中で死ぬか、回転が途中で止まる。判定は「とどめの一撃」に乗る。削りとフィニッシュを分けるのが、一番成功率を上げる考え方だ。
動きの種類と、現場で使える判定の感覚
公式の完全な一覧はない。コミュニティがコードや検証から出している目安と、実際に画面に出たラベルを突き合わせながら覚えるのが現実的だ。数字はパッチで変わる可能性があるので、最終確認は必ずインスペクト(F)で行う。
よく使う動きは次のようなものだ。
- 360:とどめの直前にカメラをほぼ一回転させる。目安1.5倍。途中で止めると入らない
- No Scope:エイムせず腰撃ちで仕留める。目安1.2倍。スコープを一瞬でも覗くと落ちやすい
- Headshot:頭に当てて落とす。目安1.25倍。魚種によって当たり判定の位置が違う
- Aerial:自分が空中にいる状態で仕留める。目安1.25倍
- Fly Fishing:相手が空中にいる状態で仕留める。目安1.25倍
- Longshot:距離を取って仕留める。目安1.3倍。近すぎるとPoint Blank側に寄る
- One Shot One Kill:一発で落とす。目安1.25倍。削りすぎると成立しない
- Overkill:残り体力に対して過剰ダメージで落とす。目安1.25倍。ボスでは入りにくいという報告が多い
- Explosion:ダイナマイト等の爆発で仕留める。目安1.5倍。パッチ以降は自分の爆発でも死ぬ
- Last Bullet:マガジン最後の一発で仕留める。目安1.25倍
- Impressive:複数の条件が重なったスタイリッシュキル。目安2倍。5つ以上のボーナスが乗ったときに出やすいという報告がある
- Killsteal:他プレイヤーが削った個体を自分が止める。協力時。目安1.3倍
- Multikill:短い間隔で連続キル。3秒以内の連鎖という報告が多い
空中系は internally グループになっている。Aerial、Fly Fishing、Dogfight(自分も相手も空中)は同時に全部は乗らないことが多い。無理に全部を狙うより、「自分が高い」「相手が高い」「両方高い」のどれか一つをはっきりさせる方が安定する。
距離も排他になりやすい。LongshotとPoint Blankは両立しにくい。近いならヘッドか腰撃ち、遠いなら回転とノーマルスコープ、と役割を分ける。
Quick Scopeは短時間だけ覗いて撃つ動きで、No Scopeとは両立しない。クセでADSしてしまう人は、練習中はスコープキーから手を離した方が早い。
初心者向けコンボ|まずこれを安定させる
最初から「全部乗せ」を狙う必要はない。再現しやすい組み合わせから入る。

- Headshot + One Shot One Kill
体力を削らず、頭を一発で落とす。小さな魚向き。ショットガンよりピストルやスナイパーの方が狙いやすい。 - No Scope + One Shot One Kill
スコープを使わず、一発で止める。360より判定が分かりやすい。まずはこれで「腰撃ちで落とす」感覚を作る。 - Fly Fishing + One Shot One Kill
魚を弾き上げるか、ジャンプしてきたところを撃つ。物理の感覚を覚える練習になる。 - Longshot + Headshot
距離を取って頭を撃つ。スナイパーを買ったあとにやりやすい。 - No Scope + Headshot + One Shot One Kill
腰撃ちで頭を一発。ここまで安定すれば中盤の資金源になる。
やり方のコツは「動きを足す前に、対象の状態を整える」ことだ。魚が自分に密着している状態で頭を狙っても、弾が胴に吸われる。少し下がって、頭のシルエットが見える角度を作ってから撃つ。
ショットガンは削り専用、スナイパーはフィニッシュ専用、と役割を分けると事故が減る。一丁で全部やろうとすると、弾が散ってOne Shotが壊れやすい。
中級コンボ|360を入れる
360が入ると売値が一段上がる。実績の「360 No Scope」もここから取る。
安全な手順はこうだ。
- 弱い魚の体力を、あと一発になるまで削る
- 開けた平地へ移動する。木の根元や坂は避ける
- スコープは使わない。最初から腰撃ち視点のまま
- マウスかスティックで、一回転を最後まで回し切る
- 回転が終わった瞬間に撃つ
判定は「ほぼ320度以上が最後の1秒に入っている」といった報告がある。中途半端な半回転では乗らないことが多い。小さく小刻みに回すより、大きく一回で回し切った方が安定する。感度が低すぎると途中で止まるし、高すぎると目標を見失う。練習前に感度を少し上げておくと楽だ。
よくある失敗は次の三つ。
- 回転中に魚が近づいて衝突する
- 回転が終わる前に撃ってしまう
- 無意識にスコープを覗く
衝突対策は距離だ。削ったあとに数歩下がる。魚が追いかけてくるなら、横にスライドしながら回転を始める。壁を背にすると回転の途中でカメラが止まるので、背後も開けておく。
360 No Scope実績は「フル回転+腰撃ちのとどめ」が一番わかりやすい解釈だ。環境ダメージや時限爆発で落ちると、入力と死が一致せず実績が付かないことがある。必ず自分の弾で落とす。
もう一段足すなら次の組み合わせが現実的だ。
- 360 + No Scope + One Shot One Kill
- 360 + Headshot + One Shot One Kill
- Aerial + 360 + One Shot One Kill
- Fly Fishing + Headshot + One Shot One Kill
- Longshot + No Scope + One Shot One Kill
「Ultimate」のように空中・回転・腰撃ち・ヘッド・オーバーキルを全部乗せようとすると、条件がぶつかり合う。Dogfightを取りに行ってAerialが消える、近すぎてLongshotが消える、削りすぎてOne Shotが消える。欲張らず、3〜4個で止める方が5倍に届きやすい。
Impressiveの5倍は「表示が5xになること」が実績条件だ。コミュニティでは「他ボーナスが5つ以上乗ると2倍のImpressiveボーナスが乗る」といった報告もあるが、公式式ではない。画面の数字を見る。5倍が出たらそこで十分で、それ以上を毎回狙う必要はない。
効率よく回すための進行の考え方
トリックショットは序盤の練習要素であり、中盤以降の資金源でもある。優先順位を間違えると、回転の練習ばかりして島が進まない。
序盤(灯台〜森)はこう考える。
- レーダーと移動手段を先に確保する
- ショットガンを早めに買う
- 雑魚でキルスコアの型を作る
- クエスト用の個体は売らない
お金は銃と回復(調理済みの魚)に回す。カジノはまだ触らなくていい。ルーレットで溶かすと、次のルアーが買えなくなる。
中盤(砂漠〜岩場)では武器の役割分担が効く。
- 近距離の削りはショットガンかアサルト
- フィニッシュはスナイパーか腰撃ちピストル
- 空を飛ぶ相手が多い場所ではFly Fishingを意識する
- レア個体は基本売値が高いので、型が固まってから乗せる
遠距離が取れる地形ではLongshotが出しやすい。岩場や開けた浜は練習場として優秀だ。逆に森の木の間は360が失敗しやすい。場所を選ぶのも技術のうちだ。

終盤(火山方面)は個体の売値が大きい。ここにキルスコアと調理を重ねると、一匹で装備が一段階進む。ただし相手の体力と攻撃が重いので、ボス本体でトリックを練習しない。ボスは安全に落とし、トリックは周辺の雑魚か、体力の残った小型でやる。
調理の使い方は単純だが失敗しやすい。グリルに乗せて、表示が1.5倍付近になったらすぐ取り出す。黒く焦がすと売値が消える。キルスコアで倍率を乗せた個体ほど、焼き失敗の痛手が大きい。焦らなくていいときは生のまま売ってもいい。安定を取るなら、毎回焼く必要はない。
協力プレイではKillstealが使える。味方が削った個体を自分が止めると倍率が乗りやすい。ただし無言で横取りすると空気が悪くなる。声をかけてからフィニッシュを取る。爆発物はパッチ以降、フレンドリーファイアオフでも自分を巻き込みやすい。狭い船の上でダイナマイトを投げない。
連続キル(マルチキル)は3秒以内に次を落とすと連鎖するという報告がある。群れがいる場所では、一匹をトリックで止め、すぐ隣を撃つと連鎖倍率が乗る。ただし次の個体を追っているうちに、今の個体の360判定が雑になる。最初は一匹ずつ丁寧に止めた方が、結果として金は増える。
武器ごとの向き不向き
武器は「削る道具」と「決める道具」に分ける。
ナイフ・近接はMelee倍率が小さい。初期の緊急用で、稼ぎ手段にはしない。ただし暴れる魚を地面に固定したいときは、数回殴って動きを止めてから銃に持ち替える。
ピストルはOne ShotとHeadshotが取りやすい。弾が集中するので、小さな頭判定に使いやすい。マガジン管理も簡単で、Last Bulletを狙いやすい。
ショットガンは削りの王道。近距離で体力を一気に持っていける。フィニッシュに使うと散弾でOne ShotやHeadshotが壊れやすいので、最後の一発だけ別武器に持ち替えるか、距離を取って単発で止める。
スナイパーはLongshot、Headshot、360 No Scope向き。チャージと反動に慣れれば、開けた場所での稼ぎ効率が一番安定する。序盤の暴れるカニ相手には遅すぎるので、買ったらまず雑魚の頭で感覚を作る。
ダイナマイトはExplosion倍率が大きい。ただし自分も死ぬ。魚を穴や岸壁に追い込み、距離を取って投げる。船の上や味方が近い場所では使わない。Impressiveを取りに行くときのアクセントにはなるが、主力にはしない。
アタッチメントはサイトに頼りすぎないこと。No Scopeを狙うなら、練習中はサイトを外した状態で撃つ癖を付ける。覗く時間が0.25秒を超えるかどうかで判定が分かれる、という報告もある。曖昧なときは「最初から覗かない」が一番早い。
失敗しやすい点と、その場での直し方
回転が甘い。
大きく回し切る。回転の途中で照準を合わせようとすると、角度が足りなくなる。先に回し、終わってから微調整して撃つ。
魚が近すぎる。
削ったあとに必ず下がる。追いかけてくる相手には、横移動しながら距離を作る。背後の障害物も確認する。
スコープを無意識に使う。
No Scopeを狙うセットでは、エイムボタンから手を離す。Quick Scopeを狙うときだけ短く覗く。両方を同時に取りに行かない。
One Shotが消える。
削りすぎている。ショットガンで止めを刺してしまっている。体力ゲージが見える相手なら、赤くなってから武器を持ち替える。
Headshotが入らない。
魚種によって頭の位置が違う。カニや平たい魚は判定が分かりにくい。最初は頭が独立して見える魚で練習する。
空中判定が乗らない。
自分が跳ねただけ、相手が少し浮いただけ、では足りないことがある。明確にジャンプ中か、弾で明確に打ち上げた状態で撃つ。中途半端な浮きは捨てる。
ボスで練習する。
動きが大きく、体力が多く、ルアーが高い。失敗の原因が見えない。ボスは安全に落とし、トリックは雑魚でやる。
画面の数字を見ない。
倍率は頭の中で掛け算しない。仕留めたらFで確認する。想定と違う数字が出たら、その回に何をしたかを一つずつ外して検証する。
実績のNoobを取り逃す。
最初のキルで派手にやると、倍率なしキルの実績が後回しになる。気になる人は、最初の一匹だけ何も足さずに止める。
爆発の事故。
自分のダイナマイトで落ちると、その回は終わりだ。投げたあとに後ろへ走る。狭い洞窟では使わない。
5倍を狙うときの現実的な組み立て
5倍は「毎回出すもの」ではない。実績用に一度出せばよく、日常の周回では3倍前後が現実的なラインになる。

再現しやすい組み立ての例はこうだ。
- 弱い魚を隔離する
- 体力を一発残しまで削る(One Shotを残したいなら削らない)
- 距離を取る(Longshot側)
- スコープを外す(No Scope)
- 一回転する(360)
- 頭を狙って撃つ(Headshot)
ここまでで複数の倍率が乗る。空中を足すなら、回転の直前にジャンプするか、先に弾で少し浮かせる。ただし空中グループは一つに絞る。
Overkillを足したいなら、フィニッシュを重い武器にする。ただしボスでは入りにくい。雑魚の残りが少ない状態でショットガンを叩き込むと出ることがある。
Last Bulletを足すなら、マガジンを事前に一発残しておく。戦闘中に数えるのは難しいので、練習セットのときに弾を抜いておく。
Impressiveは結果として乗るもの、と考えた方がいい。個別に取りに行くより、条件を重ねた結果としてラベルが付く。5倍の表示が出たら実績を確認し、以降は欲張らない。
調理はキルのあと。5倍を出した個体を焼くとさらに伸びるが、焦がすリスクもある。実績目的なら、まずキルの数字を確定してから焼く。
まとめ
トリックショットは見せ技ではなく、売値を上げる作業である。派手さより再現性を優先した方が、島の進行は早い。
押さえる点は少ない。
- 弱い普通の魚で練習する
- 削りととどめを分ける
- 開けた場所で、最後の一発だけ動く
- 360は回し切ってから撃つ
- スコープを使うかどうかを先に決める
- 空中と距離は両立しない条件がある
- 数字は画面で確認する
- ボスでは練習しない
- 調理はキルのあと、焼きすぎない
- 5倍は実績用、普段は3倍前後で回す
最初の数時間は失敗して当然だ。回転の途中で魚にぶつかったり、スコープを覗いてしまったり、弾が足に当たったりする。そのたびに「どこで条件が壊れたか」を一つだけ直す。全部を同時に直そうとすると、何が効いたのか分からなくなる。
型が一度できれば、あとは武器が変わるだけで同じ手順が使える。ショットガンで削って、スナイパーで決める。距離を取って回して、腰撃ちで頭を落とす。それだけで、同じ島の同じ魚から出てくる金が変わる。
家に帰るまでの道のりは長い。その途中で、空中の魚を一発で落とせるようになっていると、移動も装備も一段楽になる。まずは灯台の近くの弱い相手からでいい。最後の一発だけ、少しだけ格好をつけてみるところから始めれば足りる。
