CoD:MW4ベータ実戦記:武器・マップ・立ち回りで勝つための完全ガイド『Call of Duty: Modern Warfare 4』
8月下旬、実際にEarly AccessからOpen Betaまで通しで遊んだ感想をまとめておく。シリーズのベータとしては珍しくキャンペーンミッションが入り、WarzoneのResurgenceまで同時に触れることができた貴重な機会だった。製品版がもうすぐ発売になる今、ベータで感じた手触りと「これなら勝てる」と思えた立ち回りを、できるだけ具体的に書いておく。
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ベータの全体像と遊んでみて最初に感じたこと
ベータは二週に分かれていた。先行アクセスは日本時間で8月22日午前3時頃から8月26日午前2時までで、予約購入者やコード所持者が対象。オープンベータは8月29日午前2時頃から9月2日午前2時までで、誰でも参加可能だった。Switch 2はオープンベータから参加できた。
最初に感じたのは「前作までのOmnimovementが完全に消えた」ことだ。Black Ops系で慣れていた全方位ダッシュやダイブがなくなり、代わりにマントル(乗り越える動作)の制御や、パイプ登り、Supine Slide(仰向けスライド)といった地面に近い移動が中心になっていた。第1週はタクティカルスプリントが標準装備だったが、第2週でBlood Rushパークに移された。これはかなり大きな変化で、ペースが少し落ち着いた印象を受けた。

キャンペーンミッション「Entrenched」は、核施設を守る大規模戦闘の一部を体験できる内容だった。一兵卒としての視点が強く、派手なヒーローアクションというよりは「この状況で生き残る」感覚が前面に出ていた。マルチに入る前に一度やっておくと、武器の挙動や移動の感覚を掴みやすい。
初心者がまずやるべきこと
ベータに初めて入ったとき、最初にやったほうがいいのはMobility Courseだ。専用の訓練マップで、新しい移動操作を体に覚えさせることができる。特にマントルからのスライド移行や、パイプを使った垂直移動は、マップによっては有利なポジションを取れるので、ここで軽く触っておくと本編で戸惑いが減る。
次にやるべきは、クラス作成が解放されるレベル4まで一気に上げること。ベータではレベル上限が第1週は20、第2週は30まで拡張された。報酬を全部取るなら30まで上げる必要があったが、実用的な武器はもっと早く手に入る。
最初に手に入る武器の中で扱いやすいのは以下の通りだ。
- Han 86(アサルトライフル):即時解放。中距離で安定していて、エイペックスも強力。
- ISO Nightshade(SMG):即時解放。近距離で扱いやすく、エイペックスの追跡弾が面白い。
- Rezi 12(ショットガン):即時解放。狭いマップで強い。
- Type 73(LMG):レベル5で解放。筆者個人的には一番使いやすかった。
レベル上げを優先するなら、Transit 213やKill Blockなどの短時間でキルが稼ぎやすいマップを回すのが効率的だった。第2週後半にはTransit 213 24/7プレイリストが追加され、ダブルXPも入っていたので、そこで一気にレベルを伸ばした人も多かった。
マップごとの立ち回りと実践的なTips
ベータで遊べた6v6マップは主にRooftops、Silkworm、Transit 213、Cachette、Lotus(またはLithium)、そしてKill Blockだった。Ground WarはImjin FarmlandとWolves Stadium、WarzoneはZodiacがオープンベータで追加された。
Rooftops
ニューヨークの雪の積もった屋上と路地が特徴のマップ。垂直移動が多く、キャットウォークや足場を使った移動が有効。東側の建設現場側からキャットウォークに降りると、敵の背後を取りやすい。Patioカウンターの後ろは比較的安全に建設エリアを見渡せるが、熱くなったらLaundryやElectrical Roomに逃げるか、足場に上がって角度を変えるのが良い。
近距離〜中距離の武器が使いやすい。Han 86やM4で中距離を抑えつつ、狭い通路ではSMGやショットガンに切り替える。UAV対策にランチャーを持っておくとチームに貢献しやすい。
Silkworm
韓国のショッピング街を思わせるマップで、路地と店先の戦闘が多い。全体的に地面レベルでの撃ち合いが中心で、高い位置からの一方的な射撃は少ない。そのため、ADS速度を上げたビルドが強い。
メインストリート沿いには爆発する車両があり、連鎖反応を起こしやすい。煙弾で長い視線を切り、フラッシュやコンカッションで室内を攻めるのが有効。スポーンが変わりやすいので、ミニマップを頻繁に確認して「今、自分の背後が安全か」を意識するだけで被弾が減る。
Transit 213
バス車庫や住宅が混ざったコンパクトなマップ。スポーンが早く、短〜中距離の戦闘が連続する。中央の車庫と住宅を繋ぐ通路を押さえると有利になりやすい。バスの中はフラグやスモークで処理し、トロフィーシステムで自分のポジションを守ると良い。
SMGやハンドリング寄りのARが向いている。スナイパーや重いLMGは特殊なレーンを除いて不利になりやすい。勢いがあるときはスポーンパスを積極的に圧迫し、調子が悪いときは無理に全てのドアをチャレンジしない方が良い。
CachetteとLithium
Cachetteはフランスの村に近い雰囲気で、建物の中と外を行き来する戦闘が多い。Lithiumはオープンベータで追加された砂漠の施設マップで、少し開けた視線が増える。どちらも中距離武器が安定しやすく、エイペックスで射程や火力を補ったビルドが光る。
Kill Block
10v10や3v3のGunfight用マップ。短時間で繰り返し戦闘が発生するので、武器のレベル上げやエイム練習に最適。第2週では6v6 Gunfightプレイリストも追加された。
Ground WarとZodiac
Ground WarのCombat Outpostは車両も絡む大規模戦闘。Imjin FarmlandとWolves Stadiumが遊べた。車両を破壊する手段(ランチャーやエイペックスの対車両弾)を持っておくと状況を変えやすい。ZodiacはResurgenceの新しいマップで、オフィスや製造フロア、トンネル、線路などが特徴。Warzoneらしい流動的な戦闘が楽しめた。

武器とエイペックスの実践的な使い方
ベータでは22種類の武器が使え、うちいくつかはデフォルトロードアウトやキャンペーン限定だった。エイペックスは武器を最大レベルまで上げると解放される特殊改造で、通常のアタッチメント枠とは別枠で装着できる。
特に印象に残ったものを挙げる。
- Han 86のX20スカイブレーカー:専用オプティクス+20mmエアバーストランチャー。カバーの向こうに撃てるので、頭を出さない敵を炙り出せる。
- ISO NightshadeのISOトレース:命中した敵の動きをオプティクス上に表示する。壁越しの追跡が可能になり、近距離で非常に強い。
- M4のハリケーン:5.7x28mmのトップローディングマガジンに変わり、軽量で高レートのブルパップ寄りの挙動になる。
- Type 73のアサルト:フレシェット弾+トップマウントマガジン。火力は上がるがマガジン枠が制限されるのでビルドを再構築する必要がある。
- Rezi 12のエンフォーサー:ポンプアクション化+フレシェットスラッグで射程が伸びる。
- Kastov 762は二種類のエイペックスがあり、5.45mm化でハンドリングを良くするものと、RFパルスで電子機器や車両を阻害するものがあった。
GUNNYという自動ビルド生成機能も入っており、「近距離」「バランス」「遠距離」などで提案してくれる。最初はこれを参考にして、自分の好みに合わせて微調整するのが早かった。
TTKについては第1週で「速すぎる」という声が多く、途中で複数の武器(M4、Han 86、AXIONなど)の射程や頭部倍率が調整された。第2週では全体的に少し長くなった印象で、反応の余地が生まれた。製品版ではさらに調整が入る可能性が高いが、ベータ後半の感覚を基準にしておくと良い。
効率的な進行と報酬について
ベータ報酬はレベルで解放され、レベル30まで上げると全8種が揃う。特にReece用の「Dread Tiger」スキンやHan 86の「Beta Forged」ブループリントは製品版に引き継がれる。第1週はレベル20までが上限だったので、全部欲しい人はオープンベータで30まで伸ばす必要があった。
効率的に上げるコツは以下の通り。
- Transit 213やKill Blockでキルを稼ぐ。
- ダブルXP期間を活用する。
- 一つの武器に集中してレベルを上げ、エイペックスを早めに解放する。アタッチメントは一度解除すると他の武器でも使い回せるものが多いので、共有パーツを先に集めるのも有効。
- キャンペーンミッションを一度クリアして、武器の感覚を掴む。
重要ポイントとアドバイス
移動は「クラシック寄りの手触り」に戻った。タクティカルスプリントを使うならBlood Rushを選ぶことになるが、スライド距離と速度も少し抑えられているので、無理なスライドジャンプ連打は以前より効きにくい。代わりにマントルの制御やパイプを使った移動を覚えると、意外な角度から攻められる。

スポーンについてはマップによっては変動が激しいので、常にミニマップを見て「今、自分が押している方向の反対側が安全か」を確認する習慣をつけると被弾が減る。
武器選びはマップに合わせて変えるのが一番強い。狭いマップならSMGやショットガン、中距離が多いマップならARやマークスマンライフル。エイペックスは武器の性質を大きく変えるので、気に入った武器は早めに最大レベルまで上げておくと、製品版でも有利に立てる可能性が高い。
ベータ中に感じた「TTKが短すぎる」「足音が大きすぎる」といった点は、途中で調整が入った。製品版ではさらにフィードバックを反映した状態になっているはずなので、ベータ後半の感覚をベースに調整していくのが良いだろう。
まとめ
MW4のベータは、シリーズの中でも情報量が多く、キャンペーンからマルチ、Warzoneまで一度に触れることができた。移動が地面寄りになり、エイペックスで武器の個性が強くなったのが印象的だった。
製品版を遊ぶ前に押さえておきたいポイントは以下の三つ。
- Mobility Courseで新しい移動を軽く触っておく。
- Han 86やISO Nightshadeなど、即時解放の武器でまずは感覚を掴む。
- マップごとに得意な距離を意識して武器を切り替える。
ベータで感じた「一兵卒としての現代戦」という手触りが、製品版でもしっかり残っていることを期待している。実際に遊んでみて、自分に合う武器とマップの組み合わせを見つけるのが一番早い。発売後もマップや武器のメタは変わっていくはずなので、まずはベータで得た感覚をベースに調整していこう。
