『BOMBANANA!』はPS5で遊べる?コントローラー対応と3人協力の始め方

『BOMBANANA!』はPS5で遊べる?コントローラー対応と3人協力の始め方

友達3人でワイワイやるつもりが、最初の爆弾で全員沈黙する。そんな夜が、このゲームでは普通に起きる。2026年9月2日にSteamへ出た『BOMBANANA!』は、「見ざる・聞かざる・言わざる」のサル3匹がミニバンや飛行機の中で爆弾を解除する協力パズルだ。PS5本体への移植は現時点ではない。ただPlayStationコントローラーには正式対応しているので、手元のDualSenseをSteamに繋いで遊ぶ人がかなり多い。ここでは実際に何度も爆発した側の目線で、役割の回し方、最初に決めておく合図、モジュールの伝え方、キャンペーンの進め方までまとめる。

どんなゲームか

舞台は移動式の爆弾工房。中に置かれた爆弾には、ワイヤー、テンキー、スイッチ、方向パッドなど複数のモジュールが付いている。制限時間内に全部解除できなければ爆発。ミス回数にも上限がある。

普通の爆弾解除ものなら「赤い線を切れ」と言えば済む。こちらはそうならない。3人それぞれが、見える情報・聞こえる情報・話せる情報を欠いているからだ。

  • 見ざる:爆弾に触れるのはこの役だけ。色も画面も読めない。形と手触り、点字パネルで判断する
  • 言わざる:解除マニュアルを読める唯一の役。声は出せない。指、うなずき、エモートで伝える
  • 聞かざる:爆弾も仲間のジェスチャーも見える。声も出せる。ただし仲間の声は聞こえない

情報はだいたいこの順で流すと破綻しにくい。言わざるがマニュアルを見て合図する。聞かざるがそれを見て、見ざるへ口頭で渡す。見ざるが手を動かす。逆流させると、誰かが推測で切ってしまう。

『BOMBANANA!』攻略
『BOMBANANA!』攻略

人数は3人固定。2人では始まらない。ソロもない。公開ロビーとルームコードがあるので、フレンドがいなくても拾える。ただし初見は顔見知り3人のほうが早い。デモ版はSteam Next Festで600万人規模まで広がり、製品版初日も同時接続が1万人を超えた。日本語表示にも対応している。

モードは3つ。キャンペーンは手作り30ステージで、進むほどモジュールが増え、停電や騒音も入る。エンドレスは自動生成の波を繋いでスコアを伸ばす。カスタムは制限時間、モジュール種類、ギミック、ミス許容を自分で決める。練習とイジメの両方に使える。

環境はデモ時点のミニバンに加え、製品版で飛行機などが追加された。周囲の物に触れられるし、ビンタもできる。友情が残るかは別問題、と公式が先に言っているのは冗談ではない。

始める前に揃えるもの

必要なのはSteamアカウント3つと、安定した通話環境だ。ゲーム内ボイスはあるが、役職によって使える人が限られる。聞かざるは声を出す側、言わざるは出せない。見ざるは手作業に集中したい。最初のうちはDiscordなどを併用し、後からゲーム内だけに寄せると楽になる。

対応ハードはPC(Windows / macOS)。スペックは低く、オンボードGPUでも動く。ストレージも数百MB程度。Steam Deckも公式が触れている。

PS5本体では遊べない。ここを先に書いておく。検索で「bombanana ps5」と入れる人の多くは、本体で買えるのか、DualSenseで遊べるのかを知りたいはずだ。答えは後者だけ。ストアページにPlayStation ControllersとSteam Inputの記載がある。Xboxパッドも可。フルコントローラー対応なので、キーボード必須ではない。

DualSenseのつなぎ方は単純だ。

  • 有線:付属のUSB-CケーブルでPCへ挿す。遅延が少なく、最初はこちらが安定する
  • 無線:コントローラーのPSボタンとクリエイトボタンを同時長押ししてペアリングモードへ。WindowsのBluetooth設定から接続する
  • Steam側:設定のコントローラー項目でPlayStation設定サポートをオンにする

ボタン配置はゲーム側とSteam Inputの両方で触れる。見ざるはスティックと決定・キャンセルを確実に。言わざるはエモートホイールをすぐ出せるようにする。聞azarるは視点操作と発話の切り替えが大事になる。色覚サポートは2種類ある。ワイヤー色を読み上げる役がいるなら、最初からオンにしておいて損はない。

公開ルームは世界中から人が入る。日本語話者を探すならルーム名に「JP」を入れるか、先に3人揃えてコードで入るほうが早い。役職はロビーでランダム割り振りもできる。慣れるまでは自分で固定した方が、失敗の原因が追いやすい。

初回セッションの進め方

最初の夜はキャンペーンの序盤だけでいい。エンドレスに飛び込むと、モジュールが増えた瞬間に会話が崩壊する。

BOMBANANA
BOMBANANA

役の割り振りはこうするとスムーズだった。

  • 初見の人:見ざる。覚える情報が少なく、「復唱してから切る」だけ守ればチームを壊しにくい
  • 説明が得意な人:聞かざる。爆弾を見て、合図を見て、短く話す。一番忙しい
  • 落ち着いて表を読める人:言わざる。マニュアルを開き、数字とYes/Noを正確に出す

3〜4発ごとに役を回す。見ざるだけやっていると、マニュアル側の忙しさが分からない。回すと「あの合図、遅すぎた」が具体的になる。

開始前に決める合図は最少でいい。増やしすぎると、本番でどれを使っているか本人が忘れる。

  • はい / いいえ
  • 待て
  • もう一度
  • 戻る
  • 数字0〜9(指の本数、または事前に決めたハンドサイン)

左右は「見ざるから見た左右」に固定する。聞かざるが見ている向きで言うと、切る線が一本ズレる。これが序盤の典型事故だ。

進行の型も先に決める。モジュールは1つずつ。名前と位置を先に言う。詳細を言う。マニュアルの答えを出す。見ざるが復唱する。確認してから入力する。入力後に結果を返す。この型を崩すと、別モジュールの色を切ってしまう。

最初に解くのは簡単なモジュール。ワイヤーが多い。本数、左から右の色、LEDの色をこの順で出す。3本と4本ではルールが別なので、本数を飛ばさない。切るのは1本。切ったあとに「切った」と返す。

方向パッドは、点灯色と中央の値(数字か、見ざるが触る点字)を先に共有する。方向だけ先に叫ぶと、表の行を間違える。間違えて状態が変わったら、前の情報を使い回さない。最初から読み直す。

テンキー/計算は時間が溶ける場所だ。式を全部読む。答えを出す。奇数か偶数か、しきい値より上か下かも付ける。LED色も付ける。そのあと、押す数字はマニュアル側が決める。計算結果そのものがボタンとは限らない。キー配列も通常のテンキーと違うので、「いつもの位置の5」ではなく「5と書いてあるキー」を押す。

スイッチは危険度が高い。複数の上げ下げを揃えてからEnterで確定する。途中で1本でも違うと、まとめて死ぬ。1本ごとに復唱し、全部揃ってからEnter。途中で間違えたら「戻る」でそのスイッチだけ直す。Enterを連打しない。

見ざる向けのカオスモジュールは、触っている側を忙しくする。点字を連続で読まされたり、手を離せずに次の指示を待たされたりする。この系統が入ったら、聞かざるは「今触っているのはどの面か」を短い単語で固定した方がいい。長い説明は届かない。

環境ギミックは会話を意図的に壊しに来る。停電でマニュアルが読みにくい、騒音で声が潰れる、物が視界を遮る。停電中に新しいモジュールへ進まない。照明が戻るまで、今のモジュールの状態だけ復唱して待つ。騒音時はジェスチャー比重を上げる。声の抑揚で伝えようとすると、聞かざるに届かない。

ミスしたら止める。次を急がない。モジュール全体を最初から読み直す。間違った入力でLEDや数字が変わっていることが多い。前の答えを使い回すと、同じミスが続く。

キャンペーンを効率よく進める

キャンペーンは30。序盤はモジュール1〜2個、中盤から複数同時、終盤はギミック込みになる。クリアで次が開くので、同じ爆弾を perfection 狙いしなくていい。まずは爆発せずに次へ行く。

時間配分の目安はこう見ていた。

  • 最初の30秒:モジュール一覧を取る。位置と種類だけ。中身は後
  • そのあと:一番単純なものから潰す。残り時間が減ると判断が雑になるので、簡単なものを先に消して頭の空きを作る
  • 残り1分を切ったら新規モジュールに手を出さない。進行中のものだけ閉じる
BOMBANANA!
BOMBANANA!

聞かざるがボトルネックになる。爆弾とジェスチャーを同時に見る役だからだ。見ざるが勝手に触り始めると、聞かざるの視線が分裂する。「触るな、今読む」をチームの合言葉にした方がいい。逆に言わざるがジェスチャーを小さく出すと、聞かざるが画面と手元を往復する時間が伸びる。数字は大きく、Yes/Noは頭の動きを大きめに。おしゃれな合図より、バカみたいに大きい合図のほうが爆発しない。

公開ロビーで初対面とやる場合、開始前に30秒だけルールを読む。左右の基準、復唱してから切る、モジュールは1つずつ。これだけで成功率はかなり変わる。沈黙する部屋より、短い確認が多い部屋のほうが最後まで残る。

カスタムは練習用に使う。ミス許容を多め、タイマーを長め、モジュールをワイヤーとスイッチだけにする。ここで合図を固めてからキャンペーンに戻ると、中盤の同時処理が楽になる。イジメ用にタイマーを短くするのも面白いが、初見勢を入れる夜にはやらない。

エンドレスは波ごとに難度が上がる。スコアを伸ばすなら、波の合間に役を回さない。同じ役割のまま、呼び方の型を固定した方が手数は安定する。疲れたら止める。このゲームは判断が鈍った瞬間に切る線を間違える。

実績は23。色覚モード、ビンタ、特定モジュールなど遊びの延長で自然に開くものが多い。収集のために無理なカスタムを組む必要は薄い。

現場で効いた注意点

一番多い事故は、見ざるが「たぶんこれ」で切ること。手は見ざるにしかない。その手が推測を始めると、チームの情報が無意味になる。分からなければ切らない。待て、と言われたらしばらく動かない。沈黙は失敗ではない。勝手な入力が失敗になる。

二番目は、色の呼び方が人によって違うこと。黄とオレンジ、紺と青。開始前にパレットを一度読む。色覚モードを入れるなら、入れる側が先に宣言する。途中で画面だけ変えると、マニュアル側の表とズレる。

三番目は、複数モジュールを同時に話し始めること。ワイヤーの色とテンキーの式が同じ会話に混ざると、言わざるがページを開けない。必ず「今は右上のワイヤー」と名前で閉じる。

左右と上下も事故る。見ざるの向き、爆弾の向き、聞かざるのカメラ。基準は見ざる。それ以外の視点で「右から二本目」と言うなら、先に「見ざる視点で」と付ける。

ボイスの遅延もある。ゲーム内ボイスと外部通話を両方オンにすると、聞かざるだけが二重に聞こえて混乱する。どちらかに寄せる。役職制限を体験したいならゲーム内、クリア率を上げたいなら外部、でいい。

コントローラー運用では、見ざるの誤入力に注意する。スティックが少し入っただけでモジュールを跨ぐことがある。感度は低め。決定ボタンと切る操作を離す。興奮した瞬間に切ってしまうのが、このゲームの定番だ。

飛行機ステージなど新環境では、物に触って遊べる。初見の爆弾中に触らない。解除後にビンタする分には、関係はだいたい修復できる。解除中のビンタは、次の指示を遅らせるだけだ。

日本語表示は製品版で入っている。デモ時点では機械翻訳っぽい箇所も指摘されていたが、マニュアルを読む役はゲーム内の表を正とする。外部の攻略サイトの表と食い違うときは、今の爆弾のマニュアルを優先する。モジュールは更新で増えている。14種の新規に加え、見ざるを忙しくするカオスが3種ある、と発売前情報で出ていた。新しいものが来たら、その場で「このモジュールの呼び方」を30秒で決めてから触る。

価格は発売直後の導入割で税込651円前後まで下がっていた。定価はおよそ8ドル相当。3人で割れば安い。友達の予定が合う夜に買う indies としては妥当な部類だ。

今後PS5本体へ出るかは未発表。SteamのPlayStationコントローラー対応と、本体移植は別の話だ。今遊びたいならPCかSteam Deck。リビングのテレビでやりたいなら、SteamのBig PictureとワイヤレスのDualSenseで十分近い体験になる。ホストだけPCを起動し、残りはリモートプレイで入る運用もできる。ただしホストの回線が弱いと、見ざるの入力が遅れて爆発する。同じ部屋でやるのがいちばん安全だ。

まとめ

『BOMBANANA!』はパズル自体より、情報の渡し方で死ぬゲームだ。PS5本体では遊べない。DualSenseならSteamで普通に使える。3人を揃えたら、役を決めて、左右の基準と復唱ルールだけ先に固定する。モジュールは名前と位置から言い、1つずつ閉じる。簡単なものを先に消し、ミスしたら最初から読み直す。

見ざるは切らない勇気、言わざるは大きい合図、聞かざるは短い文。この3つが揃うと、同じ爆弾でも爆発までの距離が変わる。揃わない夜は、爆発のあとに60秒だけ振り返ればいい。誰が推測したか、どの色の呼び方がズレたか。それだけで次の一本は残る。

友達との関係が残るかは保証しない。残った場合は、次のステージで役を入れ替えた方がいい。見ざるの孤独を知った聞かざるは、指示が短くなる。

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