コードヴェイン2攻略|本編クリアからDLC『Mask of Idris』直前までの実践メモ【CODE VEIN 2】
2026年1月末に出た『CODE VEIN II』を、ここまで何度も周回してきた人間のメモです。
明日9月9日に拡張DLC『Mask of Idris』が配信されます。本編をまだ終えていない人、2つ目のエンディングまで届いていない人、ヴァレンティンの依頼を途中で放置している人は、今日のうちに整理しておいた方がいいです。DLCは「融和の月」到達と、ヴァレンティン関連クエストの進行が条件になっています。
この記事では、ゲームの全体像、序盤の動き方、効率のいい進行、取り返しのつかないポイント、そしてDLCに入る直前までやっておくべきことを、実際に触った感覚でまとめます。理論だけ並べるつもりはありません。詰まった場所と、そこをどう越えたかを優先します。
このゲームが何をやっているのか
舞台は「リンネ」と呼ばれる変質現象で文明が崩れた近未来です。人間とリヴナント(吸血鬼)が共存していた世界に、突如「渇望の月(ルナ・ラパキス)」が現れ、多くのリヴナントが自我を失ったホラーへと変貌します。主人公は吸血鬼ハンターとして倒れ、時間を操る少女ルゥと共に、およそ100年前の過去へ飛ばされます。
前作『CODE VEIN』を知っている人ほど最初は戸惑います。世界観の部品は似ていますが、物語も登場人物もほぼ新規です。前作の知識がなくても問題ありません。むしろ「過去を改変すると、現代の風景とボスの性能が変わる」という軸の方が重要です。

戦闘はいわゆるソウルライク寄りのアクションRPGです。ただし、前作にあったマルチプレイはなく、常にバディと組むシングルプレイ専用です。バディは「召喚」して並んで戦わせるか、「憑依」させて自身の能力を底上げするかを切り替えます。雑魚が多い場所では召喚、ボスの型を覚える段階では憑依、という使い分けが自然です。
装備まわりは前作から大きく組み直されています。
- 武器は片手剣、両手剣、双剣、銃剣、斧槍、大槌、ルーンブレードの7種
- 吸血牙装に相当するものが「ジェイル」
- 錬血に相当するものが「術式」(武器術式/伝承術式/防御術式)
- ビルドの骨格が「ブラッドコード」
- 装備ごとに「負荷」が乗り、閾値を超えると過剰負荷の恩恵とペナルティが同時に発生する
フィールドも前作より広く、拠点と各エリアを行き来するためのバイクが用意されています。滑空もできるので、崖や高低差の多いマップでは早めに慣れておくと探索のストレスが減ります。
序盤でやるべきこと
最初の拠点はマグメル島です。ここでキャラメイク、基本操作、バディとの連携、最初の武器を固めます。
序盤で一番楽だったのは双剣です。開始直後に手に入る「古き狩人の双剣」は、回避と攻撃が同時に走る戦技を持ち、初見の敵に対して被弾を抑えやすい。ファントムアサルト系の動きは、序盤の四足型や飛び道具持ちに対して特に強いです。火力だけを見ると両手武器や銃剣に負ける場面もありますが、安定して前に出られることが序盤では何より大事です。
戦闘の基本サイクルはこうです。
- 通常攻撃と回避で間合いを取る
- ジェイルの吸血攻撃でイコルを回収する
- 溜まったイコルで武器術式や伝承術式を撃つ
- バディの召喚/憑依を切り替えて手数か耐久かを足す
イコルが足りないまま攻撃術式を撃つと不発して大きな隙になります。序盤は「撃つ前に一度吸血する」を癖にした方がいいです。出血性能の高い武器ほどイコル回収が速いので、武器選びは見た目の火力だけでなく、吸血効率も見てください。

回避は負荷管理そのものです。各能力値の負荷が半分以下ならステップ回避、過剰負荷が複数乗ると重いローリングになります。ステップが消えた瞬間に難易度が跳ね上がるので、序盤は「見た目が格好いい重いジェイル」より「ステップが残る組み合わせ」を優先した方が楽です。
序盤に意識しておきたいポイントは次のとおりです。
- マップジャマーを見つけたら先に倒す。地図が開くだけで探索効率が段違い
- NPCの会話は飛ばさない。依頼とブラッドコード、特殊コード入手に直結する
- 温泉は回復効率が上がるので、見つけたら必ず入る
- ジェイルを+11まで強化すると武器の2枠目が解放される。切り替え自体は便利だが、武器2本分の負荷が乗る
- ブースター「ウェポンハンガー」が手元に来たら、二刀運用の負荷がかなり楽になる
バディは最初からルゥが同行します。被弾時のイコル回収や蘇生の速さがあり、生存重視なら序盤から終盤まで十分使えます。火力を足したいなら、英雄討伐が進むにつれてライルやラヴィニアに切り替えるのが分かりやすいです。探索素材を集めたいときはリーズのドロップ補正が効きます。時代によって使えるバディが変わるので、「今いる時代で誰が使えるか」を常に確認してください。
パリィは無理に最初から使わなくていいです。ただ、序盤の壁になりやすい「喪心の襲撃者(フランツ)」あたりから、パリィ用のフォルマを一つ持っておくと楽になります。ダッシュ攻撃と銃剣コンボは予備動作が長く、タイミングを取りやすい。盾だけに頼るとスタミナが溶けるので、パリィとステップの両方を少しずつ覚えるのが結果的に早いです。
効率よく進めるための進行
本編の進行は「英雄を討伐する」ことと「歴史を改変する」ことが二重になっています。最初の周回で全部を同時にやろうとすると、どこを改変してよくて、どこを残すべきかが分からなくなります。
おすすめの大まかな順番はこれです。
- マグメル島で時間遡行の力を完成させる
- 水没都市で英雄ジョゼを討伐する
- 酸の谷で英雄ライルを討伐する
- 屍人の森で英雄ホリーを討伐する
- マグメル島でノアの歴史改変を済ませる(ここが最重要)
- 監獄島で英雄ゼノンを討伐する
- 渇望の月で英雄ヴァレンティンを討伐する(これで第1エンド「ある英雄の最期」)
- 大事変を進め、封印の塔を解放する
- ライル、ホリー、ジョゼの歴史改変を順に行う
- 大事変をクリアして第2エンド「融和の月」へ
- 全改変済みなら「ルゥを救いに行く」で第3エンド「縁という奇跡」
エンディングは順番が決まっています。最初に必ず来るのが「ある英雄の最期」です。その後に「融和の月」、条件を満たせば「縁という奇跡」です。DLC『Mask of Idris』の入場条件は「融和の月」到達なので、第3エンドまで急がなくてもDLC自体は始められます。ただし第3エンド用の改変を途中で潰すと、後からやり直す手間が増えます。
ここで絶対に忘れないでほしいのがノアです。ノアの歴史改変は、渇望の月へ入る前、封印殻を壊す前に終わらせてください。ここを後回しにすると縁が消えてクエストが進まなくなり、「縁という奇跡」ルートに入れなくなります。ジョゼ・ライル・ホリーは、封印の塔解放まで改変を残しておくと特殊ブラッドコードがもらえます。改変そのものは後からでもできますが、特殊コード入手の手順は一度逃すと面倒です。
第1エンド後、マグメルの店に「月の王の槍」や伝承術式「渇望の手」が並びます。第2エンド後には「永劫の翼」が追加されます。これらは火力の底上げになるので、エンドを踏んだら店を確認する癖をつけてください。
育成の考え方はシンプルです。レベルはHPと基礎攻撃を底上げしますが、ビルドの性格を決めるのはブラッドコードとジェイルです。コードは装備中の強さに見合った敵を倒すと習熟度が上がり、最大まで上げると強化版がもらえます。ラヴィニアのところへ行くとブースター抽出もできます。元のコードは消えないので、気に入ったコードは早めに習熟を回しておきましょう。

序盤から中盤で使いやすかった構成の例です。
- 生存寄り:ルゥのコード+オウガ系ジェイル+ステップが残る負荷
- 近接火力:リーパー寄りのジェイル+吸血強化コード+パリィ防御術式
- 術式寄り:バット系ジェイル+イコル上限を伸ばすコード+遠距離伝承術式
バフ術式は重ねがけが強いです。攻撃力上昇系を数種乗せてから通常攻撃を回すと、戦技一発分の火力が通常攻撃から出ます。イコル消費も抑えられるので、ボス戦の中盤以降は「バフを維持しながら吸血する」方が安定します。ライフを削って術式を撃つ構成は瞬間火力が高い反面、管理を誤ると一気に落ちます。初見攻略では無理に使わなくていいです。
バイクは探索専用と思われがちですが、高低差のあるマップでは滑空ルートを覚えるとショートカットが増えます。素材集めやヤドリギ回収を周回するとき、徒歩だけで回ると時間が溶けます。拠点に戻るたびに、今のエリアでバイクが使える場所を確認してください。
詰まりやすい場所と、実際に効いた対処
序盤の壁は喪心の襲撃者です。第一形態の銃撃は横回避、第二形態は距離を取りすぎずパリィかステップで潰す。スティンガー系で間合いを作って術式を挟むのも安定します。
中盤以降は英雄戦が本丸です。歴史改変前と改変後で動きが変わるので、「一度倒したから同じ」と思わない方がいいです。改変後は攻撃の間合いが伸びたり、追加技が乗ったりします。初見で無理に突破するより、一回死んで型を見てから装備を組み直した方が結果的に早いです。
負荷のペナルティは見た目以上に重いです。
- 腕力過剰:攻撃を外すとスタミナ追加消費
- 器用過剰:被弾でイコルも減る
- 精神過剰:バフがないとHP/LPが削れる
- 意志過剰:術式不発後に攻撃力が落ちる
- 活力過剰:LP低下時に機動力が落ちる
恩恵だけ見て重い装備を積むと、ボスの二回目の攻撃でスタミナが死にます。ステップが残るラインまで負荷を削る、あるいは過剰を一種に抑える。この二つを守るだけで、同じ武器でも勝率が変わります。
バディのLPが尽きるとリンク特性が消えます。ボス戦で憑依を切って召喚に切り替えるタイミングを誤ると、回復もバフも同時に消えることがあります。ボスの大技前はバディの残量を見る習慣をつけてください。
親密度と依頼は後回しにしがちですが、ブラッドコードや素材、探索補正に直結します。特にヴァレンティンの「マグメル島の本」まで進めておかないと、DLCに入れません。本編クリア後に「依頼が残っている」と気づく人が多いので、英雄討伐の合間にマグメルへ戻って会話を消化してください。
収集要素で優先度が高いのはヤドリギ、黄金の果蜜、ブースター素材です。全部を初回で拾う必要はありません。ただしヤドリギは回復上限に効くので、行きがけに拾える分は拾った方が後半楽です。
DLC『Mask of Idris』に入る前にやっておくこと
拡張DLCの舞台は「廃棄世界」です。歴史改変で消えていった世界の情念が集まった場所で、中央の巨大な紡錘があらゆる時空の情念を取り込み、現実側へ侵食し始めています。本編とは別ラインの歴史改変ストーリーで、クリア後コンテンツとして設計されています。
新たに同行するのは二人です。
- リヴ・ヴォーダ(CV:悠木碧)
ヴァレンティンの異母妹。本来は時空の狭間の監視者ですが、退屈さから任務を放り出し、辺境を放浪していた好戦的な相手です。感情が昂ると髪と瞳が明るく光ります。 - ルゥ・マグメル(CV:石見舞菜香)
廃棄世界側のルゥ。本編のルゥとは立場が違い、廃棄世界の拡大を止めようとしています。主人公に対しては「ここから立ち去れ」と警告するところから始まります。

公式情報では、新しい武器やフォルマ、新たなボスが追加されるとされています。本編のバディを引き継げる点も大きく、セーブをやり直しても解除済みのバディは持っていけます。クリア特典としてバディのアナザーカラーも解放されます。
入場条件を再確認します。
- 2つ目のエンディング「融和の月」に一度でも到達している
- 友人からの依頼:ヴァレンティンを「ヴァレンティンと意見交換する:マグメル島の本」まで進めている
一度「融和の月」を見たセーブなら、周回で同じエンドまでやり直す必要はありません。ただしヴァレンティンの依頼は、周回セーブでも所定の進行が必要です。今日時点で本編を進めている人は、まずこの二つを優先してください。
同じ9月9日には無料アップデートVer.2.0も入ります。こちらはDLCを持っていない人にも来ます。発表されている内容は次のとおりです。
- クリア後の世界をバディと探索できる「融和の時代」
- ボス再戦「追想の試練」
- 進行を楽にするストーリー重視モード
- ヤドヴィガをバディとして召喚可能
- 前作寄りのアニメ調シェーダー
- フォトモード強化
- マグメルのジュークボックス(本編、今作、ゴッドイーター系列の一部楽曲)
「縁という奇跡」まで到達したセーブでは、現代マグメルの縁から融和の時代へ入れます。キャラごとの短編と追加ブラッドコードもあるので、DLC前に第3エンドまで踏んでおく価値はあります。ただ、第3エンド直前はレベル上げや補充が制限される区間があるので、突入前に回復と強化を終わらせてください。
DLC用に本編側で整えておきたいのはこのあたりです。
- 武器2枠とウェポンハンガー
- ステップが残る負荷配分
- 吸血効率の高いジェイルを一系統
- バフ術式を複数
- 生存用と火力用のバディをそれぞれ一人以上
- ヴァレンティン依頼の消化
- 「融和の月」到達セーブの確保
新品のエリアに入るとき、本編終盤の装備をそのまま持ち込む人がほとんどです。問題ありません。廃棄世界は本編クリア後想定なので、無理に初期ビルドへ戻す必要はありません。ただし本編で負荷を無視した重装備に慣れていると、新しいボスの予備動作に対応しきれないことがあります。DLC前に一度、ステップが残る軽めの構成へ戻して感覚を調整しておくと入りやすいです。
実際に周回して分かったこと
この作品は「知識ゲー」の側面が強いです。敵の攻撃そのものより、改変の順番、負荷、バディの切り替え、イコルの回収タイミングで難易度が変わります。初見で全部を最適化する必要はありません。一度クリアしてから、特殊コードと改変後ボスを拾っていく方が精神的に楽です。
前作を知っている人ほど、マルチがないことに最初は物足りなさを感じるかもしれません。ただ、召喚と憑依の切り替えが戦闘の手触りそのものになっているので、ソロ専用として割り切った方が評価しやすいです。バディが死ぬ、LPが尽きる、リンクが切れる。この三つが重なった瞬間に「一人でソウルライクをやっている」感覚が戻ってきます。だからこそ、バディの残量管理が今作の防御手段です。
ストーリーは英雄たちの過去を一つずつ掘る構成です。改変すると現代の会話や景色が変わるので、探索のついでに拠点へ戻る価値があります。テキスト量は少なめではありません。飛ばすと依頼を見落とします。特にヴァレンティンとノアは、システム面のロックに直結します。
クリア時間の目安は、寄り道少なめで30〜40時間、依頼と収集を拾うと50時間を超えます。DLC前に全部を埋め尽くす必要はありません。入場条件と、自分の主力ビルドさえ整っていれば十分です。
明日配信の廃棄世界がどれだけのボリュームになるかは、実際に入ってみないと分かりません。ただ、本編側で「融和の月」とヴァレンティン依頼を終えていないと、配信当日に入れないのは確かです。本編を進めている人は、今日のうちにマグメルへ戻って会話を確認してください。クリア済みの人は、負荷を見直してセーブを分けておくだけで十分です。
コードヴェイン2は、過去を触ると現在が変わるゲームです。装備も進行も同じで、一度組んだものを後から組み直す前提で作られています。完璧な初回クリアを目指すより、死にながら型を覚えて、改変の順番だけは間違えない。それが一番早く、DLCの入り口まで届くやり方です。
