S.O.L School of Labyrinth 攻略メモ
旧校舎の地下に広がる異界。 記憶を失ったまま「無明の講堂」に放り込まれ、謎の先生に導かれながら、日常へ帰るための道を探る。 『S.O.L School of Labyrinth』は、そんな学校を舞台にした本格的なダンジョンクロールRPGだ。
発売からまだ日が浅いけれど、すでに何度も潜っては戻り、施設を直し、部活の仲間を入れ替えて挑戦を繰り返している。 この記事では、実際に遊んで感じた「ここを押さえておくと楽になる」ポイントを、できるだけ具体的にまとめておく。 初めて潜る人でも、ある程度進んだ人でも役立つ内容にしたい。
ゲームの基本を押さえる
まず全体の流れを整理しておこう。
プレイヤーは記憶を失った生徒として目覚める。 目の前には「先生」と呼ばれる存在がいて、旧校舎の地下に広がる迷宮へと導いてくれる。 迷宮は全50階層。毎回レイアウトが変わるランダム生成で、ミニマップには探索率も表示される。
パーティは最大4人。 メンバーは学校の部活に所属しており、その部活によって役割やスキルが大きく違う。 野球部は前線で反撃しながら耐えるタンク寄り、保健委員は回復に特化、オカルト研は後衛から呪いや知識で攻撃する、といった具合だ。
戦闘はオーソドックスなターン制コマンドバトル。 ここで重要なのが「SAN」だ。 HPとMPに加えて、精神状態を表すSAN値が存在する。 敵の攻撃や迷宮内の異常な出来事でSANは削られ、低くなりすぎるとパーティが危険な状態になる。 体力だけでなく「正気」も管理しながら進む必要があるのが、このゲームの最大の特徴だ。
迷宮で素材や装備、消耗品を集めたら拠点へ戻る。 持ち帰った物資で施設を復旧・強化し、パーティを整えてから再び潜る。 レベルアップだけでは深く進めない。 「持ち帰ったもので次の準備をする」というサイクルが、このゲームの核になっている。
簡単に言えば、「潜る → 集める → 帰る → 直す → また潜る」を繰り返しながら、少しずつ深層を目指すゲームだ。

最初にやっておくこと|初心者向けの進め方
最初の数時間でつまずきやすいポイントを整理する。
キャラクター作成と部活選び
ゲーム開始時に部活を選ぶ。 これが後のパーティ編成の基礎になるので、適当に決めるのは避けた方がいい。
初心者におすすめなのは、役割がはっきりしている部活だ。
- 野球部:攻撃力と反撃能力が高く、前線で耐えやすい。最初のタンク役として安定する。
- 保健委員:回復スキルが使える。パーティの生存率を大きく上げてくれる。
- オカルト研:後衛から呪いや知識攻撃を仕掛けられる。序盤から火力を出せる。
この3つの組み合わせで「前衛・回復・後衛攻撃」の基本形が組める。 4人目は探索や妨害ができる帰宅部や新聞部を入れると、動きやすくなる。
同じ部活でもビルドによって役割が変わる。 前衛火力寄り、支援寄り、低SAN運用など、後から方向性を変えられるので、最初はわかりやすい役割を選んでおけば十分だ。
最初の潜り方
B1Fから始める。 最初はマップが狭く、敵も強くないが、油断は禁物だ。
- 迷ったらすぐに戻る勇気を持つ。
- SANが削られ始めたら、無理をしない。
- 宝箱や落ちているアイテムは積極的に拾う。
特に消耗品は貴重だ。 回復アイテムや攻撃強化アイテムは、拠点に持ち帰ってから整理する習慣をつけよう。
戦闘では「AUTO」を使いすぎない方がいい。 序盤は手動で動きを覚え、敵の行動パターンを観察する方が、後々楽になる。 最近のアップデートで戦闘速度が上がったり、バフ・デバフのアイコン表示が追加されたりしているので、UIの変化にも注意してほしい。

拠点の復旧を優先する
迷宮から帰ったら、すぐに施設を直す。 拠点の施設は、パーティの強化や回復、素材の加工など、さまざまな役割を持っている。
最初のうちは「とりあえず直せるものを直す」でいい。 特に、パーティの装備を整えられる施設や、消耗品を作りやすくする施設を優先すると、次の潜りが安定する。
他の生徒たちも拠点に集まってきて、依頼を出してくることがある。 これらの依頼をこなすと、施設の強化やサポートが得られるので、できる範囲で対応しておこう。
効率よく進めるためのポイント
ある程度慣れてきたら、以下の点を意識すると深層への到達が早くなる。
パーティ編成の考え方
4人パーティの理想は、役割のバランスだ。
- 前衛でダメージを受け止め、反撃できるキャラ(野球部、剣道部、柔道部など)
- 安定した回復ができるキャラ(保健委員、園芸部、料理部など)
- 後衛から安定してダメージを出せるキャラ(オカルト研、科学部、弓道部など)
- 妨害や探索補助ができるキャラ(帰宅部、新聞部、軽音部など)
この形を基本に、階層の深さや敵の傾向に合わせて入れ替える。
同じ部活でもスキルの使い方で役割が変わる。 たとえば野球部は「反撃タンク」として使うか、「高火力アタッカー」として使うかで立ち回りが変わる。 装備やスキルの優先順位を変えながら、自分なりのビルドを試すのが楽しい部分だ。
SAN管理を徹底する
このゲームで一番大事なのは、SANの管理だ。
HPが残っていてもSANが尽きると危険になる。 迷宮内のイベントや敵の特殊攻撃で一気に削られることもあるので、常に余裕を持っておく。
- SANが低くなってきたら、早めに撤退を検討する。
- 回復手段を複数持っておく。
- 低SANになりやすいキャラを後衛に配置し、前衛で守る。
「あと少しで次の階層」と思って無理をすると、全滅して持ち帰りがゼロになる。 勇気ある撤退は、このゲームでは立派な戦略だ。
素材と装備の扱い
迷宮で手に入るものは、すべて次の挑戦のための資源だ。
- 不要な装備は売れるようになった(アップデートで改善された)。
- 消耗品は拠点で整理し、必要なものを優先して持ち込む。
- プレフィックスの付いた装備は、積極的に試す価値がある。
レベルアップだけでは深層に到達できないので、「持ち帰ったもので準備する」意識を強く持つこと。 次の潜りに必要なものを優先して持ち、不要なものは拠点に置いておく。
探索のリズムを作る
毎回同じ階層を攻略するのではなく、「今回は素材集め」「今回は少し深く」「今回は新キャラの試運転」と目的を分けると、ストレスが減る。
ランダム生成なので、同じ階層でも毎回違う体験ができる。 探索率が上がっていく過程を楽しみながら、徐々に深度を上げていくのがおすすめだ。
気をつけたいポイントと実践的なアドバイス
実際に遊んでいて感じた、細かいが重要な点をまとめる。
撤退のタイミングを見極める
「もう少しでボス」や「もう少しで欲しい素材」という瞬間が一番危ない。 SANやHPに余裕がなくなったら、潔く戻る。
全滅すると持ち帰りがゼロになるリスクがあるので、撤退の判断は早めに。
アップデートの影響を確認する
発売直後から細かい修正が続いている。 部活選択が反映されない不具合や、施設の割り当てが効かない問題などが修正されている。 また、戦闘速度の変更やUIの改善も入っている。
プレイ前にSteamのニュースを一度確認しておくと安心だ。
部活の解禁を活用する
部活は毎週木曜日に3つずつ解禁されていく。 最初に使える部活だけで組む必要はない。 新しい部活が解禁されたら、積極的に試してみよう。
茶道部や天文部、演劇部など、これから解禁される部活も気になる存在だ。 解禁を待ってパーティを組み替えるのも、このゲームの楽しみ方の一つだ。
戦闘での細かいコツ
- バフ・デバフのアイコン表示を活用する。
- 消耗品の使用タイミングを意識する。攻撃強化は先制で、回復は危険を感じてから。
- 敵の行動パターンを覚える。同じ敵でも、状況によって優先順位が変わる。
特にSANを削ってくる敵は優先的に倒すか、妨害スキルで動きを止める。
拠点での時間の使い方
拠点に戻ったら、すぐに次の潜りに出ない。 一度落ち着いて、
- 装備の見直し
- 消耗品の補充
- 施設の強化
- 依頼の確認
を済ませてから出直す。 この「準備時間」が、次の成功率を大きく左右する。
まとめ
『S.O.L School of Labyrinth』は、ただ階層を潜るだけのゲームではない。 「正気を保ちながら、仲間と一緒に日常へ帰る」ための、地味で丁寧な積み重ねが求められる作品だ。
最初は戸惑うことも多いが、部活ごとの個性を活かしたパーティ編成と、SANを意識した慎重な探索を続けていけば、確実に深層へと近づいていける。
無理をせず、撤退を恐れず、持ち帰ったもので少しずつ強くなっていく。 その過程自体が、このゲームの面白さだと思う。
無明の講堂はまだ深い。 でも、焦らず一歩ずつ進んでいけば、きっと日常への道は開けるはずだ。
今日もまた、部活の仲間と一緒に、旧校舎の地下へ潜ろう。
