【Ratatan】ラタタン体験版を遊んで感じた序盤の進め方とコツ【ラタタン体験版 PS5】
リズムに合わせて仲間を動かす感覚が、思ったよりずっと気持ちよかった。
『パタポン』の雰囲気を覚えている人なら、きっと一度は耳にしたことがあるだろう。あの「ポン・ポン・パタポン」という掛け声とともに、小さな仲間たちを率いて進んでいく独特のゲーム。その精神的な後継作として作られた『ラタタン』は、2025年6月にSteamで体験版が配信され、序盤の2つのワールドを実際に遊ぶことができた。私自身もその体験版を何度も繰り返して遊んでみて、正式版がPS5を含む各プラットフォームで2026年10月15日に発売された今、改めてその内容を振り返っている。
体験版で触れたのは、ゲームの導入部分とチュートリアル、そしてワールド1「パイレーツ・オブ・パラビアン」からワールド2「ビックリローラーマウンテン」まで。プレイ時間はだいたい1〜2時間程度で、最大4人までのオンライン協力プレイにも対応していた。短時間ではあったけれど、リズムコマンドの入力感覚や、コブンたちを率いる面白さ、拠点での強化の流れといった基本的な部分はしっかり体感できた。正式版では物語の結末まで遊べるようになり、ダークラタタンも全員揃ったという。ただ、序盤の手触りや最初に覚えるべきことは、体験版で感じたことが今でも十分に役立つ。
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この記事では、体験版を実際に遊んだ視点から、基本的な遊び方、序盤でつまずきやすいポイント、効率よく進めるための具体的なコツをできるだけ詳しくまとめていく。PS5でこれから始める人にも、参考になる内容を意識して書いている。
ラタタンってどんなゲームか
舞台は冒険の星レド。にぎやかな島「ラタポート」に住むラタタンたちは、天国にいるとされる女神に会うという共通の夢を持っている。何らかの理由で倒れていた主人公をカラスの「クロウ」が救い、相棒の飛行船「フォートラン」とともに旅に出る、という導入から始まる。
ゲームの核になるのは、リズムローグライクアクションというジャンルだ。横スクロールのアクションステージを進みながら、音楽のリズムに合わせてコマンドを入力し、後ろについてくる小さな仲間「コブン」たちに指示を出す。ラタタン自身は基本的に攻撃をしない司令役で、自由に移動して位置取りを調整する。コブンたちは何度でも復活するので、自分自身が倒れない限りゲームオーバーにはならない。この点が、比較的プレイしやすく感じられる理由の一つだ。

ローグライク要素もあり、ステージを進む途中でスキルを選んだり、ショップで買い物をしたりしながらボスを目指す。拠点に戻れば武器や機能を強化でき、次の挑戦に備えられる。最大4人のオンライン協力プレイにも対応していて、友人と一緒にそれぞれのラタタンを動かして戦うこともできる。
体験版では4体のラタタンが選択可能で、全員見た目がかわいく、個性もそれぞれ違う。正式版ではさらに増えているが、序盤で基本を覚えるという意味では、体験版の範囲で十分だった。音楽はアトラクションを思わせる明るくキャッチーなもので、リズムを取りやすい。コマンドは画面下部に常に表示されているので、覚えるまでは目で確認しながら入力できる。
最初にやるべきことと操作の基本
体験版を起動したら、まずチュートリアルをしっかりやった方がいい。最初は左手でキャラクターを動かし、右手でリズムを刻むという操作に戸惑う人もいると思う。キーボードの場合はA・D・W・Sで移動し、J・K・Lでコマンドを入力する形だったが、PS5で遊ぶならDualSenseコントローラーが圧倒的に楽だ。
左スティックでラタタンを左右に移動させ、×ボタンでジャンプ。コマンド入力は主に□、○、△の3つのボタンを組み合わせる。デフォルトのリズムコマンドモードでは、4拍子のうち最初の3拍でコマンドを決め、4拍目の○ボタンで確定するイメージだ。画面下にタイミングバーが出るので、最初は目で見ながら合わせて、慣れてきたら耳でリズムを感じるようにする。
基本コマンドは以下のようなものだ。
- 集合(せいれつ):ラッタ・ラッタ・ラッタ → コブンを自分の周りに集める。位置を調整するときに使う。
- 攻撃(こうげき):ズンタカ・ズンタカ・ズンタカ → 前方の敵に攻撃させる。一番使うコマンド。
- 防御(ガード):ズンタカ・(間)・ズンタカ → ダメージを軽減する。
- 回避(ジャンプ):ラッタ・(間)・ラッタ → 後退して危険を避ける。
- ハッスルわざ:ヤッホイ系の入力で、各ラタタン固有の強力な技を出す。MPを消費する。
コマンド入力中は移動できないので、タイミングを見計らって入力する必要がある。最初のうちは「攻撃を連打しすぎて位置が悪くなる」という失敗が多い。敵の動きを見て、集合で一旦後退させたり、ガードで耐えてから攻撃に移ったりする判断が大事になる。
キャラクター選びは、最初は耐久寄りのものを選ぶと安心だ。体験版で選べた中でも、ガード性能が高いタイプはミスに寛容で、コマンドの感覚を掴むのに向いている。死んでも復活できる強化を後から取れるが、序盤はとにかく自分自身のHPを削られすぎないように意識した方がいい。
拠点では武器を拾ったらすぐに装備し、機能を解放していく。特にコブンの数を増やせる施設を優先すると、火力と安定感が上がりやすい。体験版でも「行き詰まったら強化してから再挑戦」という流れがはっきりしていた。

効率よく進めるための具体的なコツ
序盤で意識すべき一番のポイントは、コブンの数を増やすことだ。1体増えるだけで戦況が大きく変わる。武器のレアリティを追い求めるより、まずは仲間の数を確保する方が効果が高い。
リズム入力は、最初は目押しでも十分進む。ただ、JUST判定を取れるとMPの回復量が増えたり、フィーバーに入りやすくなったりする。フィーバー中は攻撃力や移動速度が上がるので、ボス戦では特に狙いたい。雑魚戦では無理にJUSTを狙わず、安定してコマンドを出し続ける方がいい場合もある。
位置取りの基本は以下の通りだ。
- 敵が近づいてきたら集合でコブンを自分の近くに集める。
- 攻撃が届く位置まで自分が進む。
- 攻撃コマンドを出す。
- 敵の攻撃が見えたらガードや回避で対応する。
- 必要に応じて後退して態勢を立て直す。
ワールド1の海賊エリアでは、比較的単純な敵が多いので、この基本を体に染み込ませるのに向いている。海をイメージした明るいステージで、リズムも取りやすい。ワールド2のマウンテンエリアになると、地中から飛び出してくる敵や、範囲攻撃が増えてくる。ここではガードを多めに使うか、事前に位置をずらして回避する判断が求められる。
中ボスやボス戦では、パターンを覚えるまで何度か挑戦することになる。体験版でも「一度倒れて、強化してから再戦」というローグライクらしい流れがしっかりあった。焦らず、拠点で武器を強くしたり、スキルを選んだりしてから挑むと、同じ場所でもかなり楽になる。
マルチプレイの場合は、役割分担がしやすい。前衛寄りのキャラクターが盾になり、後衛が攻撃を担当する形にすると安定する。ダウンした味方は、近づいて一定時間インタラクトすると復活させられるが、自分のHPを分け与える形になるので、残りHPが少ないときは無理に蘇生しない方がいい場合もある。
体験版で感じた重要なポイントと注意点
体験版を遊んでいて一番印象的だったのは、コマンドが画面に常に表示されている親切さと、それでも「自分で判断しないと進まない」というバランスだ。パタポンのように完全にコマンド入力だけに集中するのではなく、ラタタン自身を動かしながらリズムを取る必要がある。最初は両手の動きがバラバラになって戸惑うが、少し遊ぶと意外と馴染む。

コブンが死んでもすぐに復活する点は、心理的な負担を減らしてくれる。ただ、自分が倒れるとゲームオーバーなので、危険を感じたら潔く後退する勇気が必要だ。特にボス戦では、無理に攻撃を続けて巻き込まれないように。
拠点での強化は、できるだけ早めに手をつけた方がいい。武器を拾ったまま放置せず、すぐに装備して効果を確認する。機能解放の優先順位を間違えると後で後悔することもあるので、最初は「仲間を増やせるもの」を意識すると無難だ。
リズムが苦手な人でも、最初はウェルカムモードのようなサポート機能を使ったり、コマンド表示を見ながら進めたりすれば十分楽しめる。体験版の時点で難易度調整が入っていたようで、完全に理不尽という印象は少なかった。ただ、タイミングを完全に無視すると進みにくくなるので、ある程度は耳でリズムを感じる練習をした方が楽しい。
正式版ではエピソードが追加され、物語の結末まで遊べるようになった。体験版で感じた「もう少し先まで行きたい」という気持ちは、今なら満たせる。ただ、序盤の手触りは体験版の頃から変わっていない部分が多いので、基本を押さえておくとスムーズに入れる。
まとめ
ラタタンの体験版は、短時間でこのゲームの魅力をしっかり伝えてくれる内容だった。リズムに合わせてコブンを動かす気持ちよさ、かわいいキャラクターたち、拠点で少しずつ強くなっていくローグライクの流れが、序盤からしっかり感じられた。
PS5でこれから遊ぶ人は、まずはチュートリアルを丁寧にやって、基本コマンドを体に覚えさせることから始めるといい。最初は耐久寄りのキャラクターを選び、コブンの数を増やすことを優先する。位置取りとコマンドの出し方を少しずつ調整していけば、ワールド1から2くらいまでは比較的スムーズに進めるはずだ。
音楽に乗って仲間を率いる感覚は、一度掴むとクセになる。体験版で感じたあの楽しさが、正式版ではさらに広がっている。まずは気軽に序盤を遊んでみて、自分なりの進め方を見つけてほしい。
