ドラゴンズドグマ2 忘れられた試儀は夜のベルントから。12箇所の回り方
ヴェルンワースの夜、星雫の宿屋でベルントに話しかけると、地図のどこにもなかった試練がいきなり現れる。『ドラゴンズドグマ2』の追加コンテンツ「ダークアリズン」で本編マップに足されるのが、この忘れられた試儀だ。ノルガンへ雪を踏む前に、ここで武器と恩寵の捧げ火を拾っておくと、その後の旅がかなり楽になる。
全部で12箇所ある。ワールドマップに9つ、加護なき世界に3つ。最初の1つをクリアすると残りが地図に出るので、闇雲に洞窟を探す必要はない。ただしダンジョンごとに入場条件が違い、序盤の装備のままバクバタル側へ突っ込むと普通に負ける。ここでは始め方、おすすめの順番、条件の対処、報酬の使い道まで、実際に回す順番で書く。
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忘れられた試儀とは何か
忘れられた試儀は、導き手が課す12種のダンジョンだ。本編の洞窟とは別物で、最奥には歴代の覚者が使っていたという武具が残っている。中に出るのは侵食された魔物で、同種の通常個体より硬く、怯みにくい。踏破すると日数が経てば魔物が戻り、マップの印も変わる。最初に倒した相手と違う魔物が出ることもあるので、周回前提のコンテンツだ。
クリア報酬の軸は2つある。
- 恩寵の捧げ火。ノルガン各地の恩寵の石塔に献上すると、ジョブの新しいカスタムスキルや恒久的なステータス強化が買える。遺戦品のドロップ率を一日だけ上げる恩恵もある。
- 試儀限定の武器防具。強化素材はダンジョン内の侵食個体から落ちるので、気に入った一本は試儀を回りながら育てられる。本編の竜鍛冶とは別ルートだ。
公式の目安は試儀がレベル20前後、ノルガン本編が40前後。新規なら本編を進めつつ試儀を少しずつ潰し、ある程度育っているならノルガンと並行でいい。捧げ火がないと石塔の恩恵が薄いので、ノルガンだけ先に雪原を歩くより、試儀を挟んだ方が伸びは速い。
始め方。最初にやることは3つだけ
加護なき世界では、原則としてベルントから受注できない。本編をかなり進めたセーブだと会話自体が出ない、という報告もある。始めるなら、ヴェルンワースに着いてから、ストーリーを飛ばしすぎる前の夜が安全だ。
手順は次のとおり。
- 夜になるまで待つ。昼のベルントにはこの話題がない。
- 星雫の宿屋にいるベルントに話しかけ、「発見された遺跡について」を選ぶ。
- 指示された降魔の洞へ向かう。ヴェルンワース北方、孔雀石の森の南西側にある洞窟だ。
- 新しく現れた壁を壊して奥へ入る。ここが最初の試儀、伏魔の洞になる。
- 広間の敵を倒し、最奥の宝を取る。
最初の部屋には回復薬、金袋、醒石がある。拾ってから奥へ進んでいい。中央では侵食されたゴブリンが複数湧く。動きが速く、怯ませにくいので、接近して殴り合うより距離を取って焼き切る方が安定する。最後の1体が落ちると奥の扉が開く。

最奥で手に入るのが、試練の導針と恩寵の捧げ火、それに剣・弓・杖の初期武具だ。導針はインベントリから一度使う。使うと他の試儀が地図に渦の印で出る。以降は印を頼って回ればいい。伏魔の洞だけは封印が最初から解かれている例外で、残りの多くは石の扉の向こうにある。扉が反応しないときは、本編の「収斂」まで進めて鈍った神殺しの剣を受け取り、バクバタルの禁書庫で竜命の結晶15個を渡して力を宿した神殺しの剣にする必要がある。結晶はドレイク討伐でまとまって入る。古戦場や竜息の塔まわりを当たると集めやすい。
効率のいい回り方
ヴェルンワース側から回す。不撓回廊だけは規模も敵も別格なので、DLC装備が揃うまで後回しでいい。バクバタルと加護なき世界は、本編武器だけだと苦しい場面が出る。ノルガンで遺戦品を鑑定し、気に入った武器を強化してから挑むと安定する。
おすすめ順はこうだ。
- 伏魔の洞(条件なし。チュートリアル。ノルガン前に済ませる)
- 竪穴楼閣(条件なし。短く、出現はオーガだけ)
- 魍魎の厩舎(条件なし。広くなるがまだ易しい。入り口は北側の洞窟)
- 熱砂の廃坑窟(属性付与、魔導書、属性武器が禁止。条件の割に難度は低め)
- 埋伏した避難壕(覚者とメインポーン以外は入れない。捧げ火は出ない)
- 湧泉の暗渠(試儀4つクリアと「略奪と慈悲」の進行が必要。最奥の強敵は倒し切らなくてよい)
- 竜血の闘技場(覚者のスキルセットが2個まで。ポーンはボス1体を倒してから参戦)
- 断崖の洞穴宮(覚者がアーチャーかマジックアーチャーのみ。ゴーレム2体対策に物理職を多めに)
- 不撓回廊(全員の重量が最も軽い状態。大規模で敵も強い)
- 溶融火山窟(加護なき世界のみ)
- 禁忌の海底霊廟(加護なき世界のみ)
- 終端の試儀場(10と11をクリアしたあと)
序盤に挑めるのは、最初の1つを含めて9つ前後まで。残り3つは海が引いた加護なき世界にしか出ない。導針を使った時点で北部に4つ、南部のバタルに5つ、という見え方になることが多い。最初の1つはクリア済みなので、その時点で回れるのは残り8つ、という数え方だ。
ヴェルンワース側の4つ
伏魔の洞は降魔の洞の奥。敵は少なく、構造も単純で、導針と最初の捧げ火を取るためだけの場所だ。ここで負けるなら、ポーンの構成と回復薬を見直してから出直した方がいい。クリア報酬の武具は、序盤の本編装備よりはっきり強い。気に入った職なら、すぐ強化素材を集め始める価値がある。
竪穴楼閣は国境監視団の宿営地から北、橋の向こう。全体が短く、出てくるのはオーガだけ。部位破壊と転倒に慣れていれば、2つ目としてちょうどいい。オーガは脚を狙って崩し、起き上がる前に頭へ寄せる。魔法職を後ろに置き、戦士か盗賊で足元を固定すると崩れやすい。
魍魎の厩舎はヴェルンワース東、時を経た坑道側から入る。北側の洞窟が入り口だ。ここからダンジョンの幅が広がる。道に迷いやすいので、分かれ道は松明か放置アイテムで印を付ける。敵の密度はまだ本編後半ほどではない。宝箱は奥だけでなく枝道にもある。捧げ火だけ取って引き返すと、防具を何個か落とすことになる。
不撓回廊は霧の湿原側。条件は全員の所持重量が最も軽いこと。防具を外し、回復薬だけを限界まで詰めて入るのが定石だ。野営具は中で拾えるので、入口前に置いていく。重量オーバーのポーンが1人でもいると扉を通れない。大規模で敵も強いので、他の8つとノルガンの強化を終えてからでいい。焦って入ると、回復が切れた地点から長い引き返しになる。
バクバタル側の5つ
熱砂の廃坑窟はバクバタル北東、砂焦がりの洞窟経由。属性付与スキル、魔導書、属性武器が持ち込めない。エンチャント役のメイジを外し、物理と無属性魔法だけで組む。条件さえ守れば難度は低め。入る前にスキル画面を開き、誰かの技に属性が残っていないか確認する。ポーンの貸与スキルも見落としやすい。
埋伏した避難壕は中央バクバタル、レロットの墓所付近。覚者とメインポーンの2人しか入れない。サポートポーン2人前提の構成だと、急に火力も回復も落ちる。メインポーンは支援特化より、自分が足りない役割を埋める特化にしておく。このダンジョンは恩寵の捧げ火が出ない。武具と素材目的で回す場所だ。
湧泉の暗渠は珊瑚蛇のアジト経由。他の試儀を4つクリアし、「略奪と慈悲」を進めていないと門が開かない。最奥に強敵が出るが、倒し切らなくても進行できる。時間を溶かすボスで消耗するより、宝と捧げ火を確保して出る判断でいい。再訪するなら、職が育ってから本腰でいい。
竜血の闘技場は竜血の森を南へ進んだ洞窟の先。覚者のセットスキルが2個までで、ポーンはボスを1体倒すまで出てこない。序盤の火力不足が一番出る場所だ。入れる2スキルは、怯ませ用と火力用に分ける。範囲より単体を優先した方が、最初の1体を早く落とせる。1体落ちればポーンが加勢するので、そこまでは自分で耐える前提で薬を多めに持つ。

断崖の洞穴宮はバクバタル西の谷の縁。覚者はアーチャーかマジックアーチャーでなければならない。中盤でゴーレムが2体湧く地点がある。魔法職だけだとメダルを割るのに時間がかかり、その間に殴られ続ける。ポーンは物理職を多めにし、ゴーレムのメダル位置を指示しておく。アーチャー本人は高台からメダルを割り、マジックアーチャーならリバウンドショットで複数メダルを同時に削る。
加護なき世界の3つ
溶融火山窟、禁忌の海底霊廟、終端の試儀場は、海が引いたあとでないと現れない。終端は前の2つをクリアしてから開く。難度は本編マップの試儀より上で、DLC装備前提で見た方がいい。本編武器の強化上限で挑むと、被ダメージと戦闘時間が両方膨らむ。
加護なき世界で試儀を始めたい場合の例外はある。降魔の祠が赤い霧に呑まれて消えると、そこから挑戦できる。ただし北側の試儀が3つ消える。理由がなければ、通常世界で9つを片付けてから加護なき世界へ入り、残り3つを足す方が取りこぼしがない。次の周回でまとめて回す、でもいい。
報酬の使い方
捧げ火は貯めてから使うより、石塔を見つけた時点で欲しいスキルに換えた方が強い。石塔ごとに売っているものが違う。確認されている使い道は、上位の武器スキル、そのジョブに紐づく恒久的な能力強化、そのジョブの遺戦品ドロップ率を一日上げる効果だ。スキルは実戦ですぐ効く。能力強化は以後のすべての試儀に乗る。ドロップ率は、狙っている遺戦品が決まってから回すと無駄が少ない。
試儀武具は侵食個体が落とす欠片で強化する。気に入った一本を本命にし、周回のたびに素材を足す。遺戦品のガチャだけを待つより、伸びが読みやすい。防具の見た目はノルガンの仕立てで他ジョブへ移せる。数値は装備中の防具のままなので、好みのシルエットと実用を分けて考えられる。
ダンジョン内の牢にはポーンが捕まっていることがある。その試儀のボスに合わせた特性や属性武器を持っているので、難しい階層では解放してから奥へ進むと楽になる。とくにゴーレムや属性制限のある場所で差が出る。
詰まりやすいポイント
夜以外にベルントへ話しかけても始まらない。宿屋で朝まで休んでから、もう一度夜まで待つ。
導針を使ったあとも扉が開かないなら、神殺しの剣が力を宿しているか確認する。結晶が15個に足りないまま禁書庫へ行っても、剣は起きない。
重量条件の不撓回廊は、見た目の空きではなく「最も軽い」判定が必要だ。指輪と回復薬以外は入口に置く。
熱砂の廃坑窟は、自分が属性を外してもポーンの魔導書が残っていると弾かれる。入場前にポーンの所持品を開く。
断崖の洞穴宮は、覚者だけ職が限定される。ポーンはアーチャーにしなくていい。むしろ戦士と盗賊を入れた方がゴーレムが速い。
湧泉の暗渠の最奥は、勝たないと先へ進めないボスではない。薬が尽きたら落ちている宝を回収して出ていい。
踏破後に再訪すると敵構成が変わる。前回の弱点属性だけを信じて入ると、耐性持ちに差し替えられていることがある。導針の印が変わっていたら、初見のつもりで入る。
パーティの組み方
序盤の3つは、戦士かファイター、盗賊、メイジ、アーチャーの普通の編成で通る。メイジは回復と付与、盗賊は怯ませ、戦士は部位破壊、という役割がそのまま使える。
熱砂の廃坑窟だけは付与を外す。無属性の打撃と斬撃に寄せ、回復は薬とメイジの支援魔法で補う。
埋伏した避難壕は2人編成。メインポーンに回復かタンクを寄せ、覚者が火力を持つと安定する。逆だと、覚者がダウンした瞬間に立て直せない。
竜血の闘技場は、最初の1体を覚者単独で落とす必要がある。入れられる2スキルは、移動技と高威力の単体に絞る。範囲スキルはポーンが来てからでいい。
断崖の洞穴宮は覚者を弓系にし、ポーン3人のうち2人を物理にする。ゴーレムのメダルは魔法では割れない。
不撓回廊と加護なき世界の3つは、遺戦品で固めてから。状態異常回復、醒石、持病のように効く強壮薬を、重量が許す限り持つ。
まとめ
忘れられた試儀は、夜のベルントから降魔の洞へ入り、伏魔の洞の最奥で導針を取るところから始まる。地図に出た印を、ヴェルンワースの短い3つから潰し、条件付きのバクバタルをノルガンの強化と並行で回す。不撓回廊と加護なき世界の3つは後回しでいい。
取るものは武具だけではない。恩寵の捧げ火が、ノルガンの石塔でスキルと能力に変わる。試儀を飛ばして雪原だけ歩くより、捧げ火を2つか3つ持ってからノルガンへ入った方が、同じ時間で強くなれる。扉が開かない、重量で弾かれる、職が合わない、この3つだけ先に潰しておけば、12箇所は順番どおりに終わる。
