スーパーリアル麻雀 VR キャラ一覧 : みづき・綾・晶・ショウ子Venus Returnsで対局して分かった4人の違い
8月27日にSteamへ出た『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』を、その日のうちに通しで遊んだ。
最初に選ぶ相手は3人。最後に店長のショウ子が待つ。人数は少ないのに、性格も体型も声も、対局中の間の取り方まで全然違う。公式サイトの短い紹介だけでは分からない部分が、実際に卓を囲むと一気に出てくる。
この記事では、4人のプロフィールと性格、対局の進め方、初心者が最初につまずくところ、効率よく最後まで見る順番を、遊んだ側の感覚でまとめる。麻雀が苦手でもオートがあるし、持ち点が尽きてもその場でやり直せる。脱衣麻雀としてより先に、「誰と先に打つか」で印象がかなり変わる作品だった。
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どんなゲームか
昭和から平成にかけてゲームセンターを席巻したスーパーリアル麻雀の、シリーズ初のフル3D作品。制作販売はILLUMINATION、開発協力がインフィニットループ、権利元のマイティークラフトが協力・監修している。キャラクターデザインはメリーはるひな、シナリオは小説『スーパーリアル麻雀[麻雀同好会へようこそ]』の三井秀樹。音声は日本語のみで、表示は日本語・英語・簡体中文・繁體中文・韓国語に対応する。
舞台は麻雀カフェ『P’s CLUB』2号店。1号店は旧作『PIV』の三姉妹が経営している、という設定が公式情報に残っている。店長のショウ子が、勝負したい子を裏でマッチングする。遠野みづき、藤原綾、早坂晶の3人は、麻雀同好会のメンバーを探す流れでプレイヤーと対局する。対局場所はそれぞれの自宅側に寄るので、部屋の空気もキャラごとに違う。

ルールの骨格は昔と同じ二人打ちだ。プレイヤーの持ち点は1000点スタート。0点以下になると敗北。相手側に持ち点の上限はなく、プレイヤーが和了するたびに服が1枚ずつ減る。高い手で一気に全部脱がせる仕様ではない。一度脱いだ服は、相手が和了っても戻らない。コンティニュー回数に上限はなく、リザルトに回数が残るだけ。つまり「途中で詰んで全部最初から」にはなりにくい。
麻雀が苦手ならオートがある。ポン・チー・カン・リーチが出るタイミングはボタンが大きく出る。リーチやタンヤオのような軽い手でテンパって和了る方が、大物狙いより脱衣は早い。古くからの脱衣麻雀と同じ感覚だ。
デスクトップモードだけでもカメラは自由に動かせる。相手の手牌側へ回り込めないようになっているのは、チート防止のため。VRモードは別DLCで、対局中に部屋を歩ける。撮影モードではJPEGで保存できる。配信向けには「謎の光」「黒塗り」「牌」「モザイク」などのコンプラと、昭和/平成/令和/安心の強度がある。非営利・営利を問わず配信は原則自由、と公式側も案内している。
エピソードパートは35シーン。ご褒美を含めた思い出機能は62シーン。対局ポイントで食べ物を買って渡すと好感度が動き、短い会話が追加される。シリーズ関連のパッケージやP’s CLUBカード、インストカードなど129種をアチーブメントで見られる。麻雀だけ打って終わる作りではない。
登場人物は本作ではすべて成人扱い。旧作PV当時の「月浪学園2年・17歳」という設定は、リメイクでは年齢を上げて再構成されている。プロフィールの数値(身長・スリーサイズ・血液型・誕生日)は旧作からほぼ引き継いでいるので、以下では公式と旧作資料で一致している数字を使う。
4人の一覧
対局相手は最終的にこの4人だけだ。最初から選べるのはみづき・綾・晶。3人を脱がせるとショウ子が解禁される。代打ちではなく、店長本人が卓に座る。

| 名前 | CV | 血液型 | 身長 | 3サイズ | 誕生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 遠野みづき | 橘一花 | A | 164cm | B88 / W58 / H87 | 6月27日 |
| 藤原綾 | 石黒千尋 | AB | 169cm | B79 / W56 / H85 | 1月9日 |
| 早坂晶 | 山岡ゆり | O | 152cm | B89 / W57 / H88 | 10月12日 |
| ショウ子 | 前田玲奈 | AB | 161cm | B84 / W62 / H89 | 12月9日 |
公式の短いキャッチはこうなっている。
- みづき:アウトドア志向の元気印
- 綾:深窓に育った文学少女
- 晶:自己中心?自由奔放?天真爛漫
- ショウ子:ロンよりショウ子を見せたげる/落ち着いて見えるがそそっかしい店長
数字だけ見ると、一番高いのが綾、一番低いのが晶、バスト申告が一番大きいのも晶。実際の3Dモデルは申告どおりに見えない部分があり、レビューでも綾の79cmは「逆サバでは」と何度も書かれている。脱衣麻雀なので、最終的には自分の目で確認する作品ではある。
遠野みづき
最初に選ぶなら、自分はみづきから入った。ジャージ姿と日焼けした肌で、卓に座った瞬間から動きが速い。好奇心が強く、先頭に立って引っ張るタイプ。海も山もオールシーズン動く。球技は見る方が好き、という旧作の説明が今作でも生きていて、スポーツの話になると声が明るくなる。

好きなものはチャーシュー麺と海岸。嫌いなものは満員電車。趣味はスポーツ観戦。好きなタイプは「ちょっと影がある知的な人」。将来の夢は海辺の家で大型犬を飼うこと。江戸っ子気質で義理堅く、熱くなりやすい。晶に対してだけは抑え役に回ることが多い、という関係性も旧作から続いている。
対局中の印象は「切り替えが早い」。負けてもすぐ次の局に頭を切り替える。脱衣が進むと恥ずかしさが出るが、隠すというより「見られた以上は見せ切る」方向に寄っていく。健康的な太ももと腹筋のラインが、3Dになって一番分かりやすくなったキャラだと思う。部屋も活動的で、じっとしている文学少女の部屋とは空気が違う。
麻雀の腕は安定している、というより勢いがある。変な待ちを残さず、見えるところから手が伸びる。初心者がオートなしで練習する相手としては、反応が読みやすい。リーチを急がず、先にメンゼンで安い手を通すと、脱衣のテンポが良い。
声は橘一花。旧作の中山さら/近藤唯から変わっているが、ボーイッシュな地声の中に、ふとしたときの柔らかい抑揚がある。対局の合間のエピソードで、リーダー面と照れが交互に出るので、好感度用の食べ物を渡す意味が出やすい。
藤原綾
4人の中で一番背が高い。169cm。旧家の箱入りで、子供の頃から体が弱く家の中で過ごすことが多かった、という設定は今作でも残っている。詩と日なたぼっこが好き。玉ねぎが苦手。趣味は料理、読書、ポプリ作り。好きなタイプは誠実で笑顔の素敵な人。将来の夢は、好きな小説家のアンソロジーを作ること。

見た目は穏やかで気品がある。麻雀の腕前は見た目より上で、短いキャリアのはずなのに手牌の整理がきれい。晶に仕込まれた、という旧作の説明が今でもしっくり来る打ち筋だ。病弱設定なのに、脱衣麻雀の卓に自分から座っている時点で積極性はある。レビューでよく言われる「守ってあげたくなる」印象と、「自分から勝負を挑む」印象が同時に存在する。
バスト79cmという申告は、服を着ている段階から疑問が出る。モデルを見る限り過少申告に見える、というのが先行プレイでも共通していた感想だ。数字の真偽は対局の結果で確かめることになる。白い指先と、和了ったあとの静かな吐息のギャップが強い。みづきのような元気さではなく、間が長い。その間にカメラを動かすと、部屋の本や日向の演出が目に入る。
対局のコツは、焦って高い手を狙わないこと。綾は安手でも着実に和了ってくる。こちらが大模様に振り込むと、持ち点が一気に削られる。リーチ宣言のタイミングが読みにくいので、危険牌は早めに切る。オートに任せるなら任せていいが、自分で打つなら「受け」を意識した方が負けにくい。
声は石黒千尋。落ち着いた声質で、文学少女の説明文と噛み合っている。エピソードパートは会話の密度が高い。好感度を上げると、病弱設定の裏にある前向きさが少しずつ出てくる。最初はとっつきにくく見えるが、打ち解けたあとの今時の女の子っぽさが残っている、という旧作の人物像は、3Dとフルボイスになっても壊れていない。
早坂晶
152cmで一番低い。スリーサイズはB89 / W57 / H88で、申告上は4人のうち最もバストが大きい。トランジスタグラマーという言葉が昔から使われてきた理由が、モデルを見るとすぐ分かる。

台湾生まれで12歳まで現地。いまは鎌倉住まい。父親は貿易商で中華料理店も営む。裕福な帰国子女で、面白いことが一番、という快楽主義。周りの人間を振り回すが、天真爛漫なので憎まれない。バイリンガルだと本人は言うが、広東語を聞いた人はいない、という旧作の冗談も健在だ。好きなものはネコ、入浴、卵料理。嫌いなものは水泳大会と期末テスト。趣味は買い物とお風呂。好きなタイプはドライブに連れてってくれる人。将来の夢は「許されない恋をして駆け落ちする」。
対局では3人の中で一番手が重い、という印象が残った。旧作でも最後に当たる相手で、ハコテンを狙ってくる打ち方が有名だった。今作でも安牌を切らずに攻めているように見える局がある。持ち点が1000点しかないプレイヤー側からすると、一発の満貫がかなり痛い。だからこそ、晶を最初に選ぶのは人を選ぶ。スピード重視で安いリーチを通すか、オートで手数を稼ぐかのどちらかになりやすい。
性格はワガママに見えるが、根が無邪気なので会話が途切れない。脱衣が進んでも「見せる側が楽しんでいる」時間が長い。みづきが恥ずかしさから見せる方向へ行くのに対して、晶は最初から距離が近い。部屋の小物や猫の話、中華の話がエピソードに混ざるので、ポイントで食べ物を買うなら晶向けの品を先に試すと会話が増える。
声は山岡ゆり。旧作は丹下桜、のちに吉倉万里。今作の声は明るく、自己中心に聞こえるセリフでも棘が残らない。公式の「自己中心?自由奔放?天真爛漫少女!」という紹介文は、対局後の方がよく分かる。最初に選ぶとペースを持っていかれるが、3人の中で一番「卓がにぎやか」になる。
ショウ子
最初は選べない。みづき・綾・晶を脱がせたあとで解禁される、今作のボス位置だ。シリーズ的には『PII』から出てくる初代ヒロインで、「ロンよりショウ子」のフレーズで知られる。黄色いヘアバンドがトレードマークだった世代からすると、店長として年長者側に回った姿が一番の変化かもしれない。

麻雀カフェ『P’s CLUB』の雇われ店長。表では店を回し、裏では脱衣麻雀をやりたい子をマッチングしている。落ち着いて大人っぽく見えるが、実際はそそっかしい。血液型AB、身長161cm、B84 / W62 / H89。誕生日は12月9日。趣味はテレビ、読書、ボウリング、という紹介が発売前のPV周りで出ている。
対局は代打ちではなく本人。旧作アーケードでクレジット投入直後に天和で持っていかれる、あの理不尽さは、少なくとも自分のプレイでは再現されなかった。店長という立場の分、間の取り方が3人より大人びている。そそっかしさは会話と動作の方に出る。脱衣シーンの動きも、3人より「見せ慣れている」印象がある。公式キャッチの「ロンよりショウ子を見せたげる」は、ただの煽りではなく、彼女の立ち位置そのものだ。
3人を先にクリアしてから当たる設計なので、持ち点の感覚も、カメラの動かし方も、その時点である程度体に入っている。それでも最初の局は手が重い。安手でテンパイを急いだ方がいい、という方針はショウ子戦でも変わらない。オートで見るだけ、という使い方もできるが、店長戦だけは自分で和了った方が印象に残る。
声は前田玲奈。シリーズを知っている人ほど「初代が3Dで目の前にいる」感覚が強いと思う。クラファン時点でフルボイス化まで伸びた経緯もあり、セリフ量が他の3人より店の話に寄る。マッチングする側の人間なので、プレイヤーを客として見る目線がある。そこが同好会の3人との最大の差だ。
初心者の始め方
起動したら、まずデスクトップかVRかを決める。VR機器がなくても全機能の大半は遊べる。本体が4,980円、VR追加DLCが1,980円、同梱セットが5,916円。発売直後はセールも入っていた。推奨環境はデスクトップとVRで別なので、Steamのページを見た方がいい。Steam Deckのモニタープレイは開発側が動作確認済み、と案内されている。
最初にやることは3つだけ。
- オートの位置を確認する
- ポン・チー・カン・リーチの大きいボタンを見る
- カメラを動かしすぎて相手の手牌側へ行かない
持ち点は1000点しかない。一局目でノーテン罰符を払うと即終了、という説明が資料にある。実際にはコンティニューが無制限なので、そこで全てが消えるわけではない。ただし「初手で詰めた」感覚は残る。だから最初の数局は、高い役を狙わずリーチとタンヤオで十分だ。役作りのサポートが強いので、ルールを全部暗記してから入る必要はない。
対局相手は、自分の麻雀の自信で選ぶ。
- ルールが不安:みづき
- 静かに打ちたい:綾
- にぎやかさが欲しい、あるいは旧作どおり最後に残したい:晶は後回し
- 全部見てから店長:ショウ子は最後
服は1和了につき1枚。一気に飛ばせない。相手が和了っても、すでに脱いだ分は戻らない。だから「負けても進捗は残る」。この一点が、昔のアーケードより精神的に楽だった。復活はその場でできる。リザルトにコンティニュー回数が残るので、何回落ちたかを後から見られる。
配信するなら、最初にコンプラを決めた方がいい。無視/謎の光/黒塗り/牌/モザイクと、強度4段階。撮影モードは全裸まで進めたあとで自由アングルになる。触れて反応を見ることもできる。写真はJPEGでPCに残る。

効率のいい進め方
脱衣を優先するなら、方針は一つだ。大きな役より速さ。リーチをかけて安い手で和了る。タンヤオが組めたらそれでいい。満貫を待つ間に振り込んで持ち点が飛ぶ方が、トータルでは遅い。ファミ通のプレイ記でも、同じことが「古きよき脱衣麻雀の攻略法」として書かれていた。自分で打ってみてもその通りだった。
オートは恥ではない。麻雀を覚えたい人はオートを切った方が楽しいが、シーンと会話を先に見たい人はオートで手数を稼いでいい。AUTOと自動ロン、鳴きを抑えるオプションの組み合わせで、自分の介入量を調整できる。
好感度は対局を重ねるだけでも動くが、ポイントで食べ物を買って渡した方がエピソードが早い。35シーンは対局の合間に挟まる。62の思い出は、見たシーンの再閲覧用だ。同じシーンでもカメラを変えられるので、初見で焦って角度を逃しても後から回収できる。
アチーブメントの129種は、特定の役を和了るか、貯めたポイントで解禁する。シリーズのパッケージ、P’s CLUBカード全38種、インストカード全7種、クラファン時の特刊ゲーメスト風データなどが入っている。キャラ攻略とは別の収集枠だが、旧作を知っている人ほど長い時間を取られる。先に4人をクリアしてから収集に入った方が、対局の感覚がぶれない。
おすすめの周回順は、自分の場合こうだった。
- みづきで操作とカメラに慣れる
- 綾で受けと危険牌の感覚を作る
- 晶で重い手に耐える
- ショウ子で締め
晶を最初に置くと、持ち点管理を覚える前に満貫を食らってコンティニューが増える。楽しめないわけではないが、初心者にはみづきの方が教材として素直だった。綾は間が長いので、カメラ操作の練習にも向く。ショウ子は3人分の脱衣を見たあとの方が、店長としての立場がよく分かる。
VRを持っているなら、対局中に立つだけでも印象が変わる。歩ける範囲は広いが、手牌は見えない。ゼロ距離、という売り文句は宣伝用の言葉に見えるが、デスクトップでもカメラを寄せることはできる。ただしVRの方が「部屋にいる」感覚は強い。なくてもクリアはできる。
対局で気をつけたい点
持ち点1000は、思っているより少ない。相手に満貫を払うと一気に終わる。だからこそ、守りの切り方を最初に覚えた方がいい。高い手を狙っている途中の proto 待ちは、このゲームでは贅沢になりやすい。リーチをかけられる形になったら、迷わずかける。ボタンが大きいので、見逃しは少ない。
相手の脱衣は1枚ずつ。飛ばしで一気に終わらせられない仕様は、見ていてじれったいが、キャラのリアクションを段階ごとに見るには合っている。過去作と違い、最後の一枚まで脱げる。そこが今作の一番大きな変更点の一つだ。途中で止めて思い出から見返すこともできる。
触れられる、歩ける、撮れる、という要素は麻雀の勝敗とは別枠だ。勝ちに集中したいときは、演出を後回しにした方がテンポはいい。逆に、1枚脱いだあとのモーションを見るために安手で急ぐ、という遊び方もある。どちらが正しいということはない。オートがある時点で、開発側も「麻雀が主目的ではない人」を想定している。
コンティニュー無制限は親切だが、回数は記録される。何回落ちたかを気にする人は、晶戦とショウ子戦で数字が伸びやすい。みづきと綾で操作を固めてから入ると、回数はかなり減る。
配信コンプラは「安心」まで上げると見えない。個人で見るだけなら無視でいい。家族のいる部屋でデスクトップを映すなら、最初から強度を上げておいた方が事故らない。公式が配信を原則自由としているのは大きいが、自分の環境は自分で選ぶ必要がある。
旧作の年齢設定をそのまま持ち込むと話が噛み合わない。今作は成人として再構成されている。プロフィールの誕生日やスリーサイズは旧作準拠でも、立ち位置は「同好会のメンバーを探す成人」と「店長」だ。そこを混同すると、エピソードの温度が分からなくなる。
4人を並べて見た感想
みづきは動きと健康さ。綾は間と気品。晶は距離の近さと手の重さ。ショウ子は場の主導権。役割が被っていない。4人しかいないのに、同じ卓に感じないのはそのためだ。
声優が全員今作寄せなのも大きい。橘一花、石黒千尋、山岡ゆり、前田玲奈。フルボイスになったことで、短いエピソードの密度が旧作より上がっている。クラファンが目標200万円に対して約3,380万円(達成率1,690%、1,129人)まで伸びた結果、ボイスとグランドフィナーレ側に予算が乗った、という経緯は公式も繰り返し説明している。その影響は、対局そのものより会話とリアクションに出ている。
デザインがメリーはるひななのも、旧作の線をそのまま3Dにしたわけではない理由だ。顔の印象は残しつつ、体のバランスは今の3D向けに再設計されている。申告サイズとモデルの見え方が一致しないキャラがいるのは、数字を暗記するより対局した方が早い、ということでもある。
自分の中での見返しやすさは、みづきとショウ子が上だった。みづきはモーションが分かりやすく、ショウ子は店長としてのセリフが残る。綾は部屋の空気を含めて見たいときに戻る。晶はにぎやかさを欲しくなったときに戻る。全部同じ回数見る必要はない。思い出機能があるので、好きな子だけカメラを変えて見返せばいい。
麻雀の上手さでキャラを語ると、晶とショウ子が上、みづきが中、綾は見た目より上、という感覚だった。ただしCPUの強さは固定というより、局の流れで波がある。一局だけ見て「この子は弱い」と決めると、次の局で満貫を食らう。1000点しかない側が、相手の波を読むゲームでもある。
まとめ
『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』の対局相手は4人だけだ。遠野みづき、藤原綾、早坂晶、そして店長のショウ子。最初の3人は同好会側、最後の1人がマッチングする側。数字とキャッチコピーは公式と旧作資料でほぼ揃っているが、実際の印象は卓に座ってから決まる。
始め方は単純で、オートの場所を確認し、安いリーチで和了り、カメラを相手の手牌側へ回しすぎない。持ち点は少ないが、コンティニューは無制限。服は1枚ずつ減り、一度脱いだ分は戻らない。速さ優先が、結果的に全部を見る一番の近道になる。
誰から打つかで最初の数時間の印象が変わる。迷うならみづき。静かに見るなら綾。旧作どおりの順番にこだわるなら晶を最後に残す。ショウ子は3人を終えてからでいい。4人とも成人として再構成されている今作では、昔の基板の記憶と、今の3Dとフルボイスが同時に乗っている。その重なり方を確かめるために、一覧の数字より先に、一度卓を囲んだ方が早い。
