S.O.L School of Labyrinth B10F突破のための実践ガイド
B10Fまでたどり着いた瞬間の達成感は、このゲームならではのものだ。旧校舎の地下に広がる異界で、最初の大きな節目となるこの階層を越えると、探索の手応えが大きく変わる。序盤の手探りが終わり、本格的な準備と戦術が求められる段階に入るからだ。私自身、何度も撤退を繰り返し、ようやくこの階層を突破した経験から、ここで役立つポイントをまとめておく。
ゲームの基本を押さえておく
S.O.L School of Labyrinthは、旧校舎の地下に広がる全50階層の異界を、4人の生徒パーティで探索するダンジョンクロールRPGだ。プレイヤーは記憶を失った状態で「無明の講堂」に目覚め、謎の先生に導かれながら日常への帰還を目指す。
特徴的なのは部活ごとの役割だ。野球部や剣道部のような前衛、保健委員や園芸部のような回復役、オカルト研や科学部のような後衛アタッカーなど、所属によって得意分野が大きく異なる。同じ部活でもビルド次第で前衛火力寄りになったり、支援寄りになったりする柔軟さがある。
戦闘はターン制のコマンドバトル。HPとMPに加え、SAN(正気度)の管理が重要になる。敵の攻撃や異常な出来事でSANが削られると、戦闘不能に近い状態に陥ったり、行動が制限されたりする。ただレベルを上げるだけでは深い階層には進めない。武器や防具を集め、消耗品を確保し、拠点の施設を復旧させて初めて次の段階に進める仕組みだ。
マップは探索するたびにランダムに生成される。同じ階層でも毎回レイアウトが変わるため、毎回新鮮な探索になる一方で、確実なルートを覚えることはできない。探索率を意識しながら、無理のない範囲で進むのが基本になる。

始め方と初期の進め方
最初にキャラクターを作成する。部活の選択が後々のパーティ編成に大きく影響するので、最初からバランスを意識したい。私の場合は前衛1〜2人、回復1人、後衛火力1人という構成を基本にしている。
序盤は武器の耐久が極端に低い。壊れた武器や低耐久のものを装備しても、すぐに壊れてしまう。雑魚戦では素手で殴り、武器はボス戦や強敵用に温存するのが効率的だ。ステータス強化が付いた壊れた武器や、二回攻撃可能なものを見つけたら、雑魚処理に回すのも手である。
拠点に戻ったら、集めた資材で施設を復旧させる。これが次の探索を楽にする大きなポイントだ。施設が整うと、回復や装備強化の効率が上がり、探索の成功率も上がる。序盤は資材がなかなか溜まらないと感じるかもしれないが、クエストを積極的に受けて資材を稼ぐのが近道だ。到達目標のクエストは、指定階層より下に行けば達成扱いになる場合があるので、エレベーターをうまく活用すると効率が良い。
パーティのレベルは無理に上げようとせず、装備と施設の充実を優先する。レベルだけ上げても、装備が貧弱だとすぐに壁にぶつかる。
効率的な進行のコツ
B10Fを目指す段階では、以下の点を意識するとスムーズに進む。
- 探索のリズムを作る 一度の探索で無理に深く潜ろうとしない。資材や装備をある程度集めたら早めに帰還し、拠点で整える。これを繰り返すことで、徐々に安定したパーティが出来上がる。
- SANの管理を徹底する HPが満タンでもSANが低ければ危険だ。消耗品で回復できるものは積極的に使い、異常なイベントに遭遇したら状況を見て撤退を検討する。SANが削られやすい敵やイベントを覚えておくと、無駄な消耗を防げる。
- パーティの役割を明確にする 前衛はタンクや物理火力、後衛は魔法やデバフ、支援は回復とバフに特化させる。全員が中途半端な役割だと、ボス戦で火力不足や耐久不足が露呈しやすい。特にB10F前後では、回復役の安定性が重要になる。
- 消耗品の優先順位 回復アイテムとSAN回復アイテムを多めに持っていく。攻撃用の消耗品も有効だが、まずは生き延びることを優先する。
- クエストを活用する 生徒会の依頼や到達目標のクエストは、資材や経験値の効率が良い。ダンジョンを出入りしてクエストを発生させ、効率よくこなす。
序盤の雑魚はそこまで強くないが、集団で出現すると脅威になる。単体から倒していく意識を持つと、無駄なダメージを減らせる。
B10F付近で気をつけるポイント
B10Fは序盤の大きな節目だ。ここまで到達する頃には、ある程度の装備と施設が整っているはずだが、油断は禁物である。
この階層前後では、敵の耐久や攻撃力が徐々に上がり始める。特に物理攻撃が効きにくい敵が混ざるようになるため、魔法攻撃や属性を意識したパーティが有利になる場合がある。軽音部の全体攻撃や、科学部・オカルト研のスキルが活躍しやすい。
ボス戦がある場合は、予備の武器を必ず持参する。耐久切れで素手になってしまうと、火力が急激に落ちる。事前に消耗品を多めに用意し、回復タイミングを意識して戦う。
マップがランダムなので、行き止まりや危険なエリアに入りやすい。ミニマップの探索率を確認しながら、無理のない範囲で進む。体力やSANが心もとなくなったら、潔く撤退する判断が必要だ。撤退を繰り返すことで、かえって効率よく進められるケースが多い。
拠点では、施設の復旧を優先する。特に回復や装備関連の施設が整うと、B10F以降の探索が格段に楽になる。資材が足りないと感じたら、クエストをこなして集める時間を確保する。
パーティのメンバーは固定せず、状況に応じて入れ替えるのも有効だ。火力が足りないと感じたら攻撃寄りの部活を増やし、耐久が不安ならタンクや回復を厚くする。

重要なアドバイス
実際にプレイして感じたのは、「焦らないこと」の大切さだ。深く潜りたい気持ちはわかるが、準備不足で全滅すると、それまでの探索が無駄になる。特に序盤は、1回の探索で得られるものを最大化するより、安定して帰還することを優先した方が結果的に早く進む。
装備の耐久管理は地味だが重要だ。壊れた武器でもステータス強化が付いていれば、十分に使える。ボス以外は素手で凌ぎ、大切な武器を温存する習慣をつけると、長期的に楽になる。
SAN管理はHP管理と同じくらい意識する。SANが低い状態で無理に戦うと、連鎖的に状況が悪化しやすい。回復手段を確保しつつ、危険を感じたらすぐに引き返す判断力を養う。
部活の解禁は時間とともに進むので、新しい部活が使えるようになったら積極的に試してみる。同じ役割でも個性の違いがあり、パーティの相性が変わることがある。
最後に、このゲームは探索と拠点整備の繰り返しが基本だ。一度の失敗で落ち込む必要はない。毎回少しずつ強くなり、少しずつ深く潜れるようになる過程そのものが面白い。
まとめ
B10F突破は、このゲームの序盤を終える大きな区切りになる。部活の役割を理解し、SANと装備を丁寧に管理し、拠点を着実に整えていけば、必ず越えられる。無理をせず、撤退を恐れず、準備を重ねていくことが一番の近道だ。
ここを越えると、さらに深い階層の敵やイベントが待っている。だが、B10Fまでたどり着けた時点で、探索の基本は身についているはずだ。焦らず、着実に進んでほしい。日常への帰還を目指して、一緒に深淵を進んでいこう。
