モータルシェル2序盤の進め方【Mortal Shell II】
『モータルシェル2』を起動して最初に感じるのは、前作からさらに洗練された重厚な空気感と、スタミナ制限のない自由な戦闘の爽快感だ。私自身、発売直後から数十時間を費やして序盤を何度もやり直した経験から言うと、最初の数時間の進め方でその後の快適さが大きく変わってくる。無理にストーリーを急がず、周辺をしっかり探索しながら力をつけていくのが、このゲームの醍醐味を味わうコツだ。
この記事では、プロローグを抜けてFainweald(ファインウィールド)に降り立った直後から、効率よく力を蓄えて次のエリアへ進むまでの流れを、実際のプレイ感を交えながら詳しくまとめた。初めての人でも迷わず進められるよう、具体的なルートや注意点を中心に書いている。
モータルシェル2 おすすめシェル徹底ガイド【Mortal Shell II】
ゲームの基本を押さえておく
『モータルシェル2』は、前作の要素を大幅に拡張したスタンドアロンの続編だ。プレイヤーはHarbinger(ハーブリンガー)となり、Undermether(アンダーマザー)の卵(Ova)を回収する使命を帯びて、荒廃した世界を旅する。
最大の特徴は、各地に散らばる戦士の亡骸「シェル」をまとって戦う点にある。シェルごとにステータスや固有アビリティが異なり、プレイスタイルを大きく変えられる。今作ではシェルが8体(プロローグ専用を除く)に増え、武器の種類やサイドアーム、Tarstone(ターストーン)によるカスタマイズも充実した。
戦闘はスタミナゲージがなく、攻撃・回避・パリィを思う存分繰り出せる。代わりにResolve(リゾルブ)を管理しながらサイドアームやシェルアビリティを使う必要がある。死亡時にはGloom(グルーム)を落とすが、一定距離までなら回収可能だ。ビーコンを浄化すれば休息点兼ファストトラベルポイントになるので、見つけたら必ず寄る習慣をつけたい。
序盤の目標は、Marrow Keep(マロウキープ)を拠点にしつつ、Fainwealdのビーコンを浄化し、シェルを入手して装備を強化すること。Ovaを集めてゲートを浄化していくのが大まかな進行ルートになる。

プロローグからマロウキープへ
ゲーム開始直後はプロローグエリアで、基本操作と最初のシェル「Harros」を手に入れる。Harrosはバランスの取れたシェルで、前作を知る人なら馴染みがあるはずだ。戦場を進み、敵を倒しながら先へ進むと、最初の本格的なボス戦が待っている。ここで戦闘の感覚を掴んでおくと後が楽になる。
ボスを倒してマロウキープに到着したら、まずは拠点を一通り巡回しよう。NPCと話して会話を最後まで聞くと、クエストやヒントが得られることが多い。特にShell Keeper(シェルキーパー)と話すと、序盤で入手しやすいシェルの大まかな位置がマップに表示される。ZhirelleのところでGlimpse(グリンプス)を使ってシェルの絆を深められるが、序盤は使うシェルを絞って投資するのがおすすめだ。
武器の強化もここで可能になる。プロローグで手に入れた武器を、持っている素材で少しでも強化してから外に出ると、初期の敵との戦いがかなり楽になる。後で素材は回収できる仕組みがあるので、出し惜しみせず使って構わない。
設定画面では「ゴールドの自動拾い」をオンにしておくと便利だ。湿地帯などではアイテムが見づらい場面があるので、地味に助かる。
ウィドウズ・オーバールックから始める序盤ルート
マロウキープから浄化済みのゲートを通ってFainwealdに降り立つと、最初のビーコン「Widow’s Overlook(ウィドウズ・オーバールック)」がある。ここを浄化して中に入り、Glimpseを回収しておこう。ここが序盤の拠点になる。
ここからの優先順位は明確だ。まずマップ上に表示される2つのシェルを目指す。特にTielをおすすめしたい。Widow’s Overlookから南東の道を進み、浅い墓に埋まっている亡骸とインタラクトすれば入手できる。Tielはステルス寄りのシェルで、完璧回避すると一時的に姿を消し、敵の背後から大きなダメージを与えやすい。序盤のボスやエリート敵に対して非常に扱いやすく、初心者にも優しい。
次にProximaを取りに行く。Widow’s Overlookから北方向、Blackridge Passビーコン方面へ進み、Shattered Beaconというダンジョンに入る。中の奥でProximaの亡骸を見つけられる。Proximaは正面から殴り合うタンク寄りのスタイルで、フックを使った近接戦闘が得意だ。後々、彼女の能力でBiosampleを集めてゴールドを稼げるようになるので、早めに入手しておくと金策が楽になる。
シェルを手に入れたら、すぐに切り替えてみよう。Harbinger単体では明らかに火力と耐久が足りないので、シェルをまとうだけで序盤の難易度が大きく下がる。
効率よく探索を進めるコツ

シェルを2体確保したら、周辺の探索を本格化する。Fainwealdはコンパクトながら秘密が多いエリアだ。以下のポイントを意識するとスムーズに進められる。
- ビーコンの浄化を最優先 見つけたビーコンは必ず中に入り、ダンジョンをクリアして浄化しよう。浄化するとファストトラベル可能になり、GlimpseやOva、素材が手に入る。序盤ではBlackridge Pass、Mushroom Village周辺のビーコンを優先すると良い。
- マップ断片を集める カラスのような鳥(Ruk)が止まっている場所や、高台にマップ断片があることが多い。これを拾うと周囲の霧が晴れ、ダンジョンやポイント・オブ・インタレストが把握しやすくなる。Widow’s Overlook周辺で最初の断片をいくつか確保しておこう。
- 武器の確保 序盤で強い武器としておすすめなのが、Martyr’s Prison(またはMartyr’s Tomb)ダンジョンで手に入るVeteran’s Battle Axeだ。敵を倒さなくても入手できるルートがあるので、無理せず取りに行ける。Axe & Daggerも比較的早く見つかるが、まずは軸となる武器を1本強化する方が安定する。
- Tarstoneの活用 Tarstoneは武器に装着して効果を付与するアイテムだ。序盤で欲しいのはクリティカル関連やリーチ効果のあるもの。Mushroom Village周辺やWidow’s Overlook近くのトライアルで手に入るものを優先して強化する。レベル2まで上げると素材が戻ってくる仕組みがあるので、積極的にレベルを上げて素材を循環させるのがコツだ。
- 回復手段の強化 Mether’s Pulse(マザーの脈動)の使用回数を増やすRevered Glandを早めに入手したい。Merrickから買えるものや、特定のダンジョンで見つかるものがある。回復回数が増えるだけで生存率が格段に上がる。
Mushroom Villageに入る前に、村の門付近で強めの敵を倒してGloomを稼ぐのも有効だ。ビーコンが近いので、安全にレベルを上げられる。
戦闘で意識したいポイント
スタミナがない分、攻撃のリズムを崩さないことが重要になる。敵の動きをよく観察し、回避やパリィのタイミングを掴もう。パリィはタイミングが比較的寛容で、成功するとリポストで大きなダメージを与えられる。
重い攻撃は装甲や盾持ちの敵に有効だ。軽い攻撃で隙を作り、重い攻撃で姿勢を崩す流れが基本になる。サイドアームはResolveを消費するが、遠距離から牽制したり、状態異常を付与したりするのに役立つ。序盤はショットガン系やクロスボウを試してみると良い。
シェルアビリティはResolveを使うので、温存しつつ決定打に使うのが上手い使い方だ。Tielならステルスからの奇襲、Proximaならフックで敵を引き寄せて連続攻撃、といった感じで、シェルの特性を活かした戦い方を覚えると一気に楽になる。
死亡しても焦らず、Gloomを回収しに戻る。敵を倒しながら近づくと、安全に回収できる場合が多い。
序盤で注意したい落とし穴
いくつか、実際にプレイしていて「これは知っておきたかった」と感じた点を挙げておく。
まず、ダンジョンの入り口を見つけたら、すぐに入ってマップに登録しておくこと。外から見ただけではマップに載らないので、後で探し回ることになる。
ゴールドは意外と貴重だ。序盤でMerrickから何でも買ってしまうと、後で武器強化や重要なアイテムで困る。必要なものだけに絞り、ProximaでBiosampleを集めて金策する習慣をつけると良い。
Glimpseはシェルの絆を深めるのに使うが、序盤はメインで使う1〜2体に集中投資した方が効率的だ。全部をまんべんなく上げると、どれも中途半端になる。
難易度調整のアイテム(Gloombound Flameなど)も序盤で見つかる。自分のスキルに合わせて調整して構わない。無理に高難易度で進む必要はない。
Ruins of Mammon方面は、ある程度装備が整うまで深入りしない方が無難だ。Fainwealdをしっかり固めてから南下する方が、スムーズに進められる。
中盤へのつなぎとして
ウィドウズ・オーバールック周辺とマッシュルーム・ヴィレッジ周辺を一通り探索し、シェルを2体、武器を1〜2本強化し、ビーコンをいくつか浄化したら、Ovaをある程度集めてマロウキープに戻ろう。一定数のOvaを納めるとファストトラベルがさらに便利になる。
その後は、Citadel of Penance方面でEredrimを目指したり、One-Legged Wolf Tavernで関連クエストを進めたりすると、シェルの選択肢がさらに広がる。ここまで来れば、序盤の手探り感はかなり薄れ、自分のビルドを育てる楽しさが本格的に出てくるはずだ。
まとめ
『モータルシェル2』の序盤は、焦らず周辺を探索し、シェルと武器を早めに揃えることが何より大切だ。TielやProximaを優先して入手し、ビーコンを浄化しながら力を蓄えていく。スタミナ制限のない戦闘を活かして積極的に攻めつつ、回避とパリィで守りを固める。これだけ意識するだけで、序盤の難所も乗り越えやすくなる。
実際にプレイしてみると、最初は敵の動きに翻弄されるかもしれないが、シェルの特性を掴むにつれて一気に楽しくなる。私自身も、序盤でしっかり基盤を作ったおかげで、その後の探索が非常に快適だった。
焦らず、一歩ずつ世界を広げていこう。あなたの旅が、充実したものになることを願っている。
